金継ぎ

平成26年7月27日 金継ぎ
金継ぎの依頼が多い。

平成23年6月26日 金継ぎ
冬の間にたまっていた金継ぎ依頼品を処理しました。
去年は素手で塗って漆にかぶれましたので、今年は使い捨てビニール手袋をしました。
漆はなかなか乾燥しません。

平成22年8月25日 仕上げ磨き
仕上げ磨き・・・・・乾燥後メノウで金の部分を磨きます。
乾燥を確認してから磨きます。鯛の牙も同じ硬さで、きれいに磨けます。
メノウで磨く理由は、適当な硬さがあるので、金の表面がつぶれ、僅かに残っていた金の隙間が埋まる。
さらに金の表面全体が締まり強度が増し、同時に光沢も増します。

これで完成です。

平成22年8月18日 金固め
金固め・・・・・漆を金粉の上に塗ります。
漆を金粉の上に塗り、すぐテッシュペーパーで押さえるようにしてふき取ります。
そして乾燥する。

平成22年8月12日 金粉蒔き
金粉蒔き・・・・・弁柄漆をうすく均一に塗り、金粉を蒔きます。
弁柄漆をうすく均一に塗り、塗り終えたら漆面の乾き具合を見る。(20分くらい)
金粉を真綿につけてそおっと乗せるように金粉をつけます。黒土には銀粉を付けます。
そして、箱に入れ、そのまま四日ほど乾燥させます。
乾燥後、濡れた綿棒で余分の金粉を取り除きます。

平成22年8月3日 塗りと研ぎ
塗りと研ぎ・・・・・弁柄漆をうすく均一に塗り、研ぎます。
厚塗りになると表面は乾いても中心は膿んだままの、所謂「縮み」の現象が起き、表面が歪み、修正に時間がかかります。

平成22年7月31日 錆漆付けと研ぎ
錆漆付けと研ぎ・・・・・美しい仕上がりのために錆漆付けをします。
砥粉を水で練り、漆を加えて練り、竹へらで薄く塗る。
砥石で平らに研ぎます。

平成22年7月26日 刻苧付け
刻苧(こくそ)付け・・・・・部分補修用の,刻苧漆で欠損部を詰めます。
まず、漆にかぶれるといけませんので、ビニール手袋をつけます。ご飯粒と漆、刻苧綿、木粉を良く練り、掛けている部分に詰めます。

平成22年7月24日 金継ぎ
金継ぎの工程を説明します。
1.準備・・・・・破損した器物をよく洗い、乾燥する。
2,漆固め・・・・・割れている部分に漆を塗る。箱に入れ乾燥する。
3,接合(麦漆)・・・・・麦漆で割れた器を接着する。
4,刻苧(こくそ)付け・・・・・部分補修用の,刻苧漆で欠損部を詰めます。
5,錆漆付けと研ぎ・・・・・美しい仕上がりのために錆漆付けをします。
6,塗りと研ぎ・・・・・弁柄漆をうすく均一に塗り、研ぎます。
7,金粉蒔き・・・・・弁柄漆をうすく均一に塗り、金粉を蒔きます。
8.金粉固め・・・・・漆を金粉の上に塗ります。
9.仕上げ磨き・・・・・乾燥後メノウで金の部分を磨きます。