登山2

2025年山の写真が見つかりましたので、追加しました。
 

表銀座 単独行 昭和49.7.27.〜30
中房温泉から合戦小屋。ここからは楽な道。燕岳、燕山荘泊。
喜作新道、水俣乗越の右が天井沢左が槍沢。大天井岳から槍ヶ岳。槍ヶ岳山荘に泊まる
槍ヶ岳山頂、朝四時ヘッドライトで登り夜明けを待つが朝日出ず。槍沢から上高地
燕岳 燕岳
喜作新道を行く 水俣乗越 槍ヶ岳山頂
槍沢

尾瀬 昭和49.10.4〜10.7
.10.4  下諏訪19:32  上野   10.5  上野23:20  沼田2:00  大清水4:10  三平峠6:20
     長蔵小屋7:00  燧ヶ岳10:30  三条の滝  温泉小屋14:00
10.6  温泉小屋 6:20   下田代6:45  竜宮7:25  山の鼻8:40  至仏山12:00  鳩待峠14:00  谷川温泉18:20
10.7  水上 8:14 土合9:00   谷川岳12:30  土合14:40  高崎16:25  上野18:20  下諏訪22:00

尾瀬沼 紅葉 上田代から燧ヶ岳
至仏山山頂から燧ヶ岳と尾瀬ヶ原 中田代からの至仏山 尾瀬ヶ原

谷川岳 昭和49.10.7
水上 8:14   土合9:00   谷川岳12:30   土合14:40   高崎16:25   上野18:20   下諏訪22:00

アルプス一万尺
お花畑でひるねをすれば かわいいあの娘の夢を見る
岩魚釣る子に山路を聞けば 雲の彼方を竿で指す
命ささげて恋する者に 何故に冷たい岩の肌
槍や穂高はかくれて見えぬ 見えぬあたりが槍穂高
まめで逢いましょ又来年も 山で桜が咲く頃に
山頂より万太郎山。オジカ沢ノ頭 谷川岳の紅葉 トマの耳からオキの耳

飯縄山 昭和50.5.1-5.2 
一日目 下諏訪6:00→長野10:00→ 一の鳥居→飯縄山山頂1:30 → 一の鳥居3:30 →戸隠村 横倉旅館
二日目 戸隠 4:00→黒姫 6:00 →10:00 黒姫山の登山道で迷い下山。
一合目ごとに、地蔵菩薩、普賢菩薩、虚空蔵菩薩など野仏がある。
飯縄山 飯縄山 飯縄山 飯縄山

思いでの山旅 昭和50年7月 黒部源流「雲ノ平」は1週間の単独行
1日目 7/26(土) 下諏訪2108→長野(23:11)→ 富山(4:00)→有峰口(6:08)→折立(7:00)
夜九時天龍5号で長野へ、越前51号で富山へ、富山地方鉄道で有峰口へ、バスで折立へ。

2日目 7/27(日) 折立(8:00)→太郎小屋(12:00)→薬師岳(2:30)→太郎小屋(4:30) 泊り
愛知大生が雷に打たれて亡くなったとき、私は南アルプスの仙丈岳にいました。谷間でキャンプしていた夜間カミナリが谷にこだましていました。
太郎平の宿に荷物を置いて薬師岳に登る。薬師岳は1週間の山旅であらゆる角度から見たが、どこから見ても実に堂々としていた。頂上からは立山・剣・後立山・裏銀座の山々、すぐ近くには雲の平があり、赤牛岳・水晶岳・三俣蓮華などの黒部源流の山々が見える。

3日目 7/28(月) 太郎小屋(5:30)→上ノ岳(7:00)→黒部五郎岳9:30)→黒部五郎小屋(11:30)→鷲羽岳(12:30)→三俣蓮華岳(2:00)→三俣山荘(2:30)
黒部五郎のカールは一面の雪。カールの底の雪解け水で、この山旅で初めて顔を洗う。カールの下部は素晴らしいお花畑の楽園。赤牛岳は計画していなかったが登りたかった。

4日目 7/29(火) 三俣山荘(5:30)→鷲羽岳ご来光(6:30)→岩苔乗越(7:30)→水晶岳(8:30)→岩苔乗越(9:30)→水晶池(11:00)→高天原(12:00))→竜晶池・夢の原(1:00)→野天風呂(2:00)→高天原山荘(4:00)
岩苔乗越に荷物を置いて水晶岳に登る。頂上には水晶がごろごろしているが取ることはできない。岩苔乗越から高天原へは人の歩かぬ急坂の悪路でライチョウの親子がのんびり歩いていた。高天原は北アルプスの仙境。小屋から10分河原に降りると素堀の露天風呂、満天の星の下ビールを酌み交わす。

5日目 7/30(水) 高天原山荘(6:00)→コロナ尾根から雲ノ平(8:00)アラスカ庭園・祖母岳・スイス庭園・散策 →雲ノ平小屋(4:00)
コロナ尾根は猛烈な急坂、苗代の原付近から穏やかな登りとなり、小さな流れがコポコポと音を立てて草下を岩の中に消えていく。今日は一日雲の平を見る。黒部源流雲ノ平、北アルプスど真ん中、日本庭園から360度山また山。

7日目 7/31(木) 雲ノ平小屋(5:50)→祖父岳(6:40)→岩苔乗越(7:30)→水晶小屋(8:10)→野口五郎岳(10:30)→烏帽子岳(2:30)→烏帽子小屋(4:00)
雲ノ平小屋の主人に、人目に付かないところで増やしているコマクサを、見せていただく。東沢乗越の悪場を超えてほっとして前の岩を見ると「落ちるな」とあった。  『言はざりし苦しきことを持つ故に心ぞ泌む美しき花』(コマクサ)

8日目 8/1(金) 烏帽子(6:00)→濁(10:00)→蔦温泉(12:00)→大町(1:30)→下諏訪(5:00) 
ブナ立尾根は垂直の梯子を10時間も登るような、もの凄い急坂。下りにして良かった。濁より七倉までロックフィルダムの建設現場を見る。

薬師岳遠望2926 太郎平 愛知大生のケルン・薬師平 薬師岳への登り
薬師岳への登り 薬師岳への登り 薬師岳山頂 上ノ岳付近2661
中ノ俣乗越 黒部五郎岳カール 黒部五郎岳山頂2839 黒部五郎岳山頂
雲の平・水晶岳 黒部五郎岳カール 黒部五郎小屋2839 黒部五郎小屋
三俣山荘 三俣山荘2841 夕日の三俣蓮華岳 雲の平・日本庭園からの水晶岳
三俣山荘から鷲羽岳2924 岩苔乗越 鷲羽岳から槍ヶ岳を見る 水晶岳への登り
水晶岳山頂から野口五郎岳 水晶岳山頂 2977 水晶池 コロナ尾根詩の原から薬師岳
高天原 コロナ尾根からの薬師岳 高天原 雷岩から水晶岳
高天原・苗代の原より薬師岳 雲の平山荘と黒部五郎岳 スイス庭園から水晶岳 祖父岳山頂からスイス庭園と薬師岳
祖父岳山頂2821 日本庭園 アラスカ庭園と祖父岳 日本庭園
雲の平山荘 雲の平 地蔵付近より東沢乗越 水晶小屋から東沢乗越

2924
野口五郎岳山頂から槍ヶ岳 野口五郎岳山頂より野口小屋 烏帽子岳山頂2627 三ツ岳付近のコマクサ
 
安達太良山 昭和50.10.3〜 6
10.3 下諏訪(アルプス7号)19:32 新宿22:34(あずま2号)二本松(バス)4:34奥岳温泉8:40
10.4 奥岳温泉(リフト)8:40薬師岳10:00安達太良山11:00鉄山12:00湖尻温泉3:00(タクシー)→猪苗代(バス)4: 00野口英世記念館(バス)5: 00 五色沼6:00
硫黄の匂い強く、硫黄鉱山付近は湯の花を採っている。青い温泉が出ていて紅葉が美しい。
10.5 五色沼(バス)7: 00八方台9:40中の湯10:10雨のため磐梯山を下山五色沼
10.6 五色沼(バス)8: 00浄土平9:300→一切経山11:00浄土平(バス)12:00福島14:15(はつかり3号)新宿19:00(あずさ9号)→下諏訪22:00

山麓の二人 高村光太郎
二つに裂けて傾く磐梯山の裏山は
険しく八月の頭上の空に目をみはり
裾野とほく靡(なび)いて波うち
芒ぼうぼうと人をうづめる
半ば狂へる妻は草を敷いて坐し
わたくしの手に重くもたれて
泣きやまぬ童女のように慟哭する
―わたしもうじき駄目になる
意識を襲う宿命の鬼にさらはれて

のがれる途無き魂との別離
その不可抗の予感
―わたしもうじき駄目になる
涙にぬれた手に山風が冷たく触れる
わたしは黙って妻の姿に見入る
意識の境から最後にふり返って
わたくしに縋る
この妻をとりもどすすべが今は世に無い
わたくしの心はこの時二つに裂けて脱落し
闃として二人をつつむ此の天地と一つになった
はるかに安達太良山山頂 安達太良山山頂


アタタラ
(アイヌ語で私たちの山)
安達太良山山頂の記念碑 別名 乳首山
胎内岩 沼の平火口 沼の平火口 硫黄臭強い
沼の平 遠くに磐梯山 八方台から磐梯山
樹下の二人 高村光太郎
あれが阿多多羅山
あの光るのが阿武隈川
かうやって言葉少なに座っていると
うっとりとねむるような頭の中に
ただ遠い世の松風ばかりが薄みどりに吹き渡ります
この大きな冬のはじめの野山の中に
あなたと二人静かに燃えて手を組んでいるよろこびを
下を見ているあの白い雲にかくすのは止しましょう
ここはあなたの生まれたふるさと
この不思議な別箇の肉身を生んだ地と
まだ松風が吹いています
もう一度この冬のはじめのもの寂しいパノラマの地理を教えてください
あれが阿多多羅山
あの光るのが阿武隈川
磐梯山 安達太良山
一切経山山頂 一切経山

瑞牆山 昭和50.10.19
甲州は奇岩、怪石の山。
下諏訪増冨温泉→里宮平(9:30)→富士見平小屋(10:00)→瑞牆山(11:20)→里宮平(12:40)→下諏訪
富士見平付近から瑞牆山

南アルプス  昭和51年7月 甲州から南信州への単独行        
本棚の整理をしていたら昭和51年の「南アルプス登山計画」と写真がが出てきた。
7月22日   下諏訪5:54−甲府7:30−広河原10:05−白根お池小屋13:00泊
7月23日   白根お池小屋4:30−八本歯のコル7:00−北岳9:00−間ノ岳13:00−農鳥小屋14:00泊
7月24日   農鳥小屋4:30−農鳥岳6:00−農鳥小屋8:00−熊ノ平小屋9:30泊 (小雨)
7月25日    熊ノ平小屋5:00−雪投沢800−塩見岳9:00−三伏峠14:00泊
7月26日   三伏峠4:30−塩川小屋6:40−伊那大島−下諏訪10:35
食料にカップラーメン、即席カレー、フランスパン、ウィスキー等のほかに、ジュースの素があった。今は売っていないと思うが懐かしい。

白根お池小屋のキャンプ 大樺沢の雪渓、前方が八本歯のコル 北岳パットレスをバックに 八本歯のコル
八本歯のコルから北岳へ 八本歯のコルから見る右から間ノ岳・農鳥岳 キバナシャクナゲ 吊り尾根分岐点
日本第二・北岳 「友よ静かに眠れ憧れの北岳に」
背景は八年前に登った仙丈岳
九州の男と北海道の女性そして信州の私・北岳山頂 間ノ岳は霧
稜線で昼寝・黒い北岳 農鳥岳 農鳥小屋の日の出 農鳥岳直下のテラス
三国沢のガレ場 ヨツバシオガマ・熊ノ平小屋 農鳥岳より塩見岳見る ハクサンシャクナゲ・熊ノ平小屋
北荒川岳から塩見岳 新蛇抜山の大ガレ 北俣岳分岐から塩見岳 北俣岳分岐から富士山
雪投沢源頭のケルンと左に北俣岳分岐、右塩見岳。ここからがキツイ 憧れの塩見岳に登ったぞ。三伏峠への下りの三時間は水無し。谷川の水うまし。 塩見岳から蝙蝠岳 塩見岳山頂
心とは いかなるものを言うならん 墨絵に書きし松風の音 一休