5Wayスピーカーを駆動する 5台のパワーアンプと3台のチャンネルデバイダー .Sub Woofer : JBL2245H(プロ用) 46cm 2台 .Low Woofer : JBL2235H(プロ用) 38cm 片チャンネル2台 .Mid Woofer : JBL2206Hプロ用)30cm .Mid : JBL2450J コンプレッションドライバー(プロ用) JBL2385A(プロ用)バイラジアルホーン .High : JBL2405(プロ用)ホーンツイーター |
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5Wayで使うにはモノラルモード4Wayでも不足する事と アナログ式ではクロスオーバー周波数の選択に制限がある事から モノラルモードで2台、ステレオモードで1台を使うという様な 変則的な使用方法としました。 クロスオーバー周波数は Sub Woofer : 〜50Hz Low Woofer : 〜200Hz(25Hz以下カット) Mid Woofer : 200Hz〜440Hz Mid : 440Hz〜10KHz High : 10KHz〜 .BEHRINGER(ベリンガー) CX3400 アナログ式チャンネルデバイダー 3台 Stereo:2/3Way Mono:4Way .BEHRINGER(ベリンガー) A500 アナログ式パワーアンプ 5台 8Ω:125W 4Ω:185W |
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オーディオ機器では馴染みの無い機材を使用します。 手元で操作したいのでパワーアンプ類とは離して用います。 パラメトリックイコライザーはグラフィックイコライザーの機能に帯域幅(Q)を 変化させる機能を持ったイコライザーで多様な音質調整が可能です。 画像では125Hzの帯域のゲインと帯域幅を調整している所です。 ラインスプリッターとは入力6chをステレオL/Rにミックスする様な ミキサー機能の反対の機能を持った機材です。 入力信号のL/Rを3台のチャンネルデバイダーに分配しなければならない事、 音量調節を1個のノブで操作する事が必要だからです。 .BEHRINGER(ベリンガー) FBQ1000 パラメトリックイコライザー 周波数帯:24フィルター(12×2) .BEHRINGER(ベリンガー) MX882 ラインスプリッター L、Rの入力信号を1〜6chのモノラル信号出力 |
プロ用機材の信号伝達は全てバランス型です。 |
ご覧の様にスピーカーの駆動方法が一新されました。 機材は全てプロ用(音楽用)機材で統一しています。 理由は機能豊富な機材を選択出来る事と価格が安い事です。 何故機材を一新したかと言うと、 従来のパソコン上で動く「SSC」フルデジタルチャンネルデバイダーの 音質に満足出来なかったからです。 不満の理由がSSC/オーディオインターフェース/セッティングの 何処なのかは不明です。 SSCの機能は全く素晴らしく、やりたい機能は全て揃っています。 しかし音楽を聴く時にパソコンを立ち上げて、一旦パソコン上に保管した楽曲データを 選択して聞くと言うスタイルが煩わしくもあります。 オーディオインターフェースが上手く認識されずに再起動したりすれば 最早音楽を聴く気が失せてしまいます。 来客が持ち寄ったCDを聞きたい時に一旦、リッピングしなければならない、 最近始めたMUSIC BIRDなどのリアルタイムで流れる音楽ソースには対応できない。 完璧にセッティング(自分ではそう思う)した特性はこの大規模なシステム なのにリスニングポイントではほぼフラットになる機能には驚くが、 出て来る音は綺麗な優等生的で去勢された雄牛の様でもあります。 Jazz Machine には凶暴な暴れ牛の様な雄叫びを求めます。 では一新されたプロ機材ではどうか? チャンネルデバイダーのクロス周波数設定は制約が多く、 減衰カーブも24dB/Octと情けない。 各ユニットのレベル調整もF特測定用の機材を持ち込んで 聴感と合わせてセッティングするので充分に楽しんでしまう事になりそう。 でも聞こうと思ったら数10秒で音が出て来ます。 シェリーマンのドラムは吹っ飛んで来て腹に響きます。 レイブラウンのベースはまだまだでコントラバスみたいに聞こえるけれど存在感一杯です。 SSCの調整一発とは行かないので時間はかかりそうですが、 どの様に追い込めるか楽しみです。 もう既に機材を変更しようかと思い始めているけれど その時にはまた報告させていただきます。 |