本州に住む私にとって、やはり海をへだてる北海道、四国、九州は まさに未知の大地を訪れるという独特の感情があった。 |
初の四国入りは瀬戸大橋。夜中に夜行列車で渡ったのだが、夜の闇の中でも「ああ、海を渡っているんだな」という実感がすごくわいてきたことを覚えている。その後、何度か瀬戸大橋を渡っているが、最初の時の感動が今でも残っていて、瀬戸大橋にはぐっと旅心が引きつけられている。 (写真の遠くに見えるのが瀬戸大橋。列車内より) |
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北海道へは、かつて社員旅行で行ったことがあり、その時は飛行機だった。ひとり旅で初めて北海道に渡った手段は青函トンネルであった。長大なトンネルの闇が北海道へのいざないを実感させてくれた。ただ、トンネルで周りが見えないため、視覚的な感激はまったくないし、トンネルを抜けてもさほど風景は変わらなかったことも印象に残っている。 (写真は青森駅。青函連絡船との連絡通路が見える) |