火葬戦記 〜跳梁跋扈!?〜

 

第二十話

 

1945年11月16日 満州帝国 ハルビン郊外

「行くか」
荒涼とした大地を、悠然と流れる大河。
それを一瞥して、五十嵐はハッチを閉じた。
定数3人の車輌に、4人+多数の携帯ミサイルのすし詰め。
それを外から知ることは出来ない。
街から少し離れた場所で、九九式自走十二糎無反動砲は、“シュノルヒェル”を誇らしげに掲げて、川へ進み始めた。
シュノルヒェル、ドイツ語で“鼻”を意味するそれは、つまり潜水艦のシュノーケル。
この渡渉装備は、先日の午後になって、パラシュート輸送されてきた。
これさえなければ、僅か一両で渡河作戦などしなくても済んだのに…彼等も恨んだものだ。
「大丈夫ですかね」
鉄板越しに、ザバザバという水の音を聞くに付け、不安にかられて荒木がそう漏らす。
「信じる者は、救われる。運を天に任せろ」
不自然な姿勢で、五十嵐は答えた。
沈黙の中を、エンジン音と振動、水の音だけが、飽くことなく鳴り続ける。
「流れが強い…」
島村がこぼした。
緊張のひととき、嫌な時間だ。
やがて、一号車は河を渡りきり、濡れた車体を陽光に煌めかせながら、陸上に姿を現した。
防楯を兼ねたハッチが開く。
「ふ〜っ、心臓に悪いぜ…。さあ、本番だ。曹長も、覚悟は良いですか?」
新田曹長は、手だけを振って答えた。
どんよりとした空気。
士気は低い。
『敵を視認! 距離およそ8000m、数…極めて多数! 小隊長!』
唐突に、無線が鳴った。
平文だ。
声もうわずり、言ってみれば、悲鳴のようだ。
「生きて戻る、生きて戻る…。そのためには、我々が勝つしかないんだな…。もう、後は無いんだな…。さあ、やろうか」
ぽつり、と曹長は言った。
「了解…」
皆、表情は青い。
脂汗さえ浮かべている。
しかしながら、あくまで生に執着する眼だけは、一様に、異様に、鋭い、鬼気迫るものを見せていた。
たった一輌の装軌車輌が、大満州の荒野を進む。



「撃てぇえええええええッ!!」
キチガイじみた咆吼が、轟き渡った。
丘陵に巧みに身を隠した自走無反動砲が、一斉に火を噴く。
寒々しくも清々しい冬空の下、大地を埋め尽くす敵。
突如として沸き起こる爆発。
着弾と時を同じくして、稜線に散った兵達が、一斉に29号軽対戦車誘導弾を発射した。
白い尾が伸びた後には、紅蓮の炎と、腹に応える轟音が残る。
展開した軽機関銃が、歩兵を薙ぎ倒す。
部隊規模にしては、随分大きい火力である。
なりふり構わず敗走中のソ連軍には、あまりに唐突な出来事だった。
たちまち、混乱が広がる。
「よし、退け! 第二要撃線まで下がるのだぁあああっ!?」
明後日の方向を向いて、小隊長は再び吼えた。
一斉に、豆タンクが異常に高速な後進モードで動き始める。
展開した兵も装甲車に飛び乗り、これまた異常に速い後進で逃げる。
後進しながら、一輌の無反動砲が火を噴く。
「カチューシャが来るぞぉ! 10秒以上止まるな、機動戦だぁああッ!!」
自らもミサイルを発射しながら、小隊長はそう指示した。
果敢に突撃する敵戦車が、地雷原に嵌り込んで吹き飛ぶ。
後方から、JSU−152の物と思われる大きな火焔と、砲声が鳴り始める。
500000対100。
正気でない戦いの火蓋は、切って落とされたのだ。



「この辺の筈ですよ」
「わーってる」
喉に付けたマイクで島村の言葉に応えながら、五十嵐は車載重機を構えつつ、周囲を見張っていた。
隣には、小銃を持った荒木が、同じく警戒している。
豆タンクは騒音を抑え、ゆっくりと街を進む。
既に住民は、どこかへ避難したか、集められているのだろう。
生命の鼓動感じられぬ街。
「ゴーストタウンだな…」
五十嵐がそう口走ったとき、乾いた銃声が、青天の霹靂の如く駆け抜けた。
彼は、何か生温い物が顔に付くのを、確かに感じた。
胸を抑えて、うずくまる荒木が居た。
視界の端で、何かが煌めく。
続けて、もう一発が、防楯に弾き返されて、高い音を立てる。
「くそ…、狙撃兵か!」
叫びながら、彼は光った方角へ、重機を向け、引き金を引いた。
重く激しい連続音が脳を支配し、六式重機関銃が硝煙の香りを撒き散らしながら、大量の14ミリ弾を吐き出す。
数え切れない閃光が瞬き、窓ガラスが砕け散り、コンクリ片が舞う。
「やったか」
銃撃は止まった。
しかし、それも一瞬、他の窓から無数の銃口が覗き、あまつさえ通りからも、兵隊多数が現れる。
奇襲は失敗だ。
「島村、バックだ! 逃げろ! 荒木、傷は?」
「了解」
急後進を始めた反動で、防楯に頭をぶつけそうになりながら、五十嵐は再び荒木を見た。
「大丈夫…っす」
目だけ振り向いて、彼は答えたが、胸を抑えた手から滲み出す血の量は、放っておいて良い状況ではない。
「曹長、荒木を車内に…曹長!」
「あ、ああ…」
蒼白を通り越しそうな顔色の曹長が、荒木を車内に引き込みはじめる。
「車長、敵戦車!」
島村が、マイクを通じて悲痛な声を上げる。
「なに! くそ、くそっ! 撃て! 逃げろ!」
彼も、確かに見た。
写真で何度も拝んだ、T34だ。
無我夢中で、背負った筒を構える。
慣れた操作すら、煩わしい。
それも、震える手が上手く動かない。
この俺が、怖いのか…!
彼自身、その事実に驚く。
結局、誰より先に、12糎無反動砲が火を吐いた。
  HEAT-MP
多目的榴弾が、T34を炎で染め上げる。
そして彼は見た、湧き出るように現れる敵兵の群を。
「くそぉおおおおおおッ!!」
もう、何も考えられない。
馬鹿みたいに叫びながら、彼は重機関銃を乱射していた。

「母ちゃん…俺、腹減ったよ、何か寒いよ…」
「バカヤロウ…。何言ってんだ、何を…」
『8号車がやられました! 敵の射撃は次第に精度を上げています!』
『バカモノォッ! 喚く暇があったら、撃て!』
そんな声を聞く。
路地裏に巧みに身を隠した豆タンク一号車は、窮地に追いやられていた。
いや、カミソリ作戦に参加した、すべての人間がだ。
目の前の通りを、ソ連戦車が赤い星を誇示しながら、走りすぎる。
全員の外套を重ね着して、それでも寒さで震え、うわごとを口走る荒木。
それを泣きながら励ます五十嵐。
深刻な顔で、操縦席に俯く島村。
そして新田。
内地に残してきた、妻と二人の子。
造りかけのボート。
友と交わした約束。
全部無駄だったのだろうか。
いや、と彼は首を振る。
そんな事があって良いはずがない。
「何をしているのだ…?」
ここは、今は、自分の死に場所ではない。
皆が、彼に目を向ける。
「ここで待って、どうするつもりだ。我々は生きる! そのためには、戦って、戦って、戦い抜いて、食い破るしかないのだッ!! 我々は、このような、穴蔵のような場所で、名誉と無縁の死などは、如何なる場合にも受け容れないッ!!」
彼は猛然と立ち上がり、天井に頭をぶつけ、小銃を2挺いっぺんに手に取り、さらにミサイル発射筒を掻き集める。
「曹長…?」
「馬鹿者、なんだ、その顔は! 突撃する、援護せよ! 命令だ!」
彼は五十嵐の胸ぐらを掴んでそう吼えると、ハッチを猛然と開け放ち、ハルビンの地を踏みしめた。
「わぁあああああああ!!」
そして、目を血走らせ、猛然と駆けだしたのだ。
「車長…?」
「あ、ああ。ハゲ新田を追え! 援護だ! …やるじゃねえか、あのハゲもよぉ!」
あの男でさえも、窮地に立たせれば底力を見せるのだ。
負けてはいられない。
そう、彼の放った言葉は、紛れもない真実だ。
勝つ以外に、道はないのだ。
曹長を追って、豆タンクもまた、急発進する。
「ぬぁあああああ!!」
通りに出た新田は、3輌の敵戦車を認めた。
たちまち2発のミサイルが発射され、戦車を火達磨の鉄屑へと変える。
「死ね、死ね、死ねぇえええ!?」
ただちに彼は二挺機関小銃を乱射し、狼狽する敵兵を薙ぎ倒し、驚くべき俊敏さで、残る1輌に突進した。
迎撃する機銃弾が、巧みなステップで命中しない。
急停車し、兵士を下ろそうとするトラックを、島村の照準した多目的榴弾が、粉々に叩き割る。
五十嵐は重機関銃を乱射し、新田に照準させない。
「げっ、何やってんだ」
その新田の動きに、驚く五十嵐。
弾の切れた小銃を打ち捨て、新田は、天狗の如き動きで、敵戦車に飛び掛かった。
鉄拳が、たちまち機銃を撃っていたソ連兵を打ち倒す。
伸びた兵士を車外につまみ出し、彼はT34/85戦車に雪崩れ込んだ。
肉弾の威力が、一瞬にして戦車の支配権を奪い取る。
「はぁ、はぁ…。見ろ、気合いの足りない奴等め! うりゃあぁあああああ!!」
異常な表情で操縦席に座った彼は、たちまち通りに並ぶソ連兵に、戦車を突っ込ませた。
赤い星の書かれた戦車に突進され、泡を食って逃げ出す兵士達。
「スゲェ、一人で戦車乗っ取りやがった…」
唖然とする五十嵐。
「車長、一気に司令部を狙いましょう」
「ああ、ハゲも心配だが、アレなら大丈夫だろ。…荒木、大丈夫か?」
「…はい」
この時、荒木は意識を取り戻していた。
「来た、新たな敵戦車3輌、通りの南から…、やべぇ、東からもだ!」
「南、いや、東を撃ちます!」
豆タンクが急旋回する。
急激な動きに、対戦車誘導弾を構えたまま、振り回される五十嵐。
「!」
その時、敵戦車の砲が、閃光を放った。
反射的に目を閉じ、彼は体を縮めた。
しかし射弾は、幸運にも、新田に破壊された戦車に命中し、破片を散らすに留まる。
12糎が、火を噴く。
多目的榴弾が所期の目的を達成し、東から突き進む敵戦車を破壊する。
さらに、建物の壁を壊して突然別のT34が現れ、後続に体当たりを見舞う。
新田が乗っ取ったT34に違いない。
鉄牛はたちまち絡み合い、泥沼の取っ組み合いにもつれ込んだ。
五十嵐が、ミサイルを発射する。
スマートな誘導システムは、正確に敵の天蓋を直撃した。
「くそ、新たに後方10輌以上! なんでこんなに持ってやがるんだッ!」
敵の85ミリ砲が火を噴き、背後の建物が轟音を立てる。
外れたのは幸運だ、だが長くは保つまい。
やっぱり、ここまでなのか?
拳を急旋回する愛車の天蓋に叩き付け、彼は天を呪った。
空が涙に滲む。
…が、彼は聞いた。
天を引き裂く、金属的な轟音を。
『こちらは実験空軍の柳井大将だ。まとめて片付けてやるぞ! W新庄、援護しろ!』
『了解』
『了解、任せろ』
その無線が入ると同時に、彼は見た。
先鋭なスタイルの機体が3機、素晴らしい速度で突っ込んでくるのを。
そして、何かを切り離す様を。
その、無数の小さな何かは、尻に火を曳いて、機体よりさらに速く、閃光の如き速度で空を裂く。
光と煙の帯が、無数に降り注ぐ。
僅か2秒、その時間間隔の間に、12輌の敵戦車は、天蓋を貫かれて沈黙したのだ。
さらに、連装された27ミリ機関砲の弾幕が、仕上げとばかりに光と煙の帯を並べていく。
ただの一航過の後に、動く敵は無い。
「こちら五十嵐軍曹。柳井閣下、本気で感謝します。感動ですよ」
『りょーかいりょーかい。健闘を祈る。W新庄、戦場はこっちだけじゃないぞ、向こうを頼んだ』
『了解しました』
『アレが来るぞ。時間に気を付けろ』
『わかってます』
新田もハッチから身を乗り出し、その戦闘機に手を振っていた。
隊長機と思われる機体が鋭く雲を曳きながら編隊を離れ、2機はカミソリ本隊の方へと飛んでいく。
「やっぱ…。戦闘は火力だよな」
「そう、ですね」
バリバリと空気を震わすジェット轟音。
反復して機銃掃射を繰り返す柳井機を見ながら、二人はそう言い交わした。
…その5分後、ハルビンは彼等の支配下に入ったのだった。



「小隊長、御覧の通りです!」
「うつけッ!!」
奪い取った架橋車を使って、部隊主力は河を渡っていた。
そして、同じく奪い取った元司令部。
誇らしげに戦果を報告する五十嵐だが、怒鳴りつけられてしまった。
「露助はそこまで来ておる。そんな事を自慢する暇があったらな…」
低い声で、彼は続けた。
「突撃ですか?」
「大たわけッ!! 全力を以て…、逃走せよぉおおおおおッ!?」
地面を指して、小隊長は吼えた。
場の全員が立ちくらみを覚えたが、しかし命あっての物種…。
ほんの0.3秒後には、皆文字通り、全力で逃亡を開始したのである。
そう、間抜けなことに、架橋車で橋を架けたまま。



しかしながら、そのミスが致命的なものになることは、なかった。
時を同じくして、ウラジオストク沖には、巨大な白い鋼鉄塊が浮かんでいた。
それらが誇らしげに備えた、細長い物は、まるで、今どこで戦いが行われているのか、知っているかのようだった。
唐突だった。
青白い閃光が連続して瞬き、美しくも冷厳な輝きを放つ光球が、その細長い筒から解き放たれたのは。
青い光球は、意思あるかの如くに向きを変え、吸い寄せられるように、戦場へ降る。
光の雨、光の嵐。
その力に抱かれ、遂にソ連精鋭122個師団は、降伏を選んだのである。
しかしながら、この威力も、まだ序章に過ぎなかったのだ…。







12月29日深夜 熊本市

「いや〜、やっぱり、勝利の美酒に限るなあ」
下通りアーケード街の、とある飲み屋に、柳井の姿はあった。
「隊長、あんまり飲むと、明日がやばいっすよ」
ビールを流し込む柳井に、宮崎は心配そうな声を掛けた。
「な〜んが、やばいもんかい。男がこぎゃんこつで、へこたるっか。ほぅ、お前も飲め!」
「え、いや…、はい、頂きます」
何だかんだで、注がれてしまう宮崎だった。
飲み干す。
これがまた、慣れた飲みっぷりだったりするが。
「ねえ、あなた。戦争が終わっても、軍に残りますか?」
「そうだな…。まずは、死んだあいつらの墓参りに行きたい。それからの事は、その時考えれば良いさ」
「そうですね…」
新庄夫妻が落ち着いた雰囲気で飲んでいたりもするし…。
「勝った気になるなよ? 十秒でぶっ潰してみせる」
「馬鹿息子如きが、片腹痛いわ」
「良い度胸だ、このヤロー。昔っから、その態度気に入らなかったんだ。今日こそ勝負だ!」
「…笑わせるな?」
草薙親子が、険悪な雰囲気で睨み合っていたりもする。
トイレから気色の悪い音がする。
恐らく、佐藤が吐いているのだろう。
「失礼します!」
そこへ、若い男が入ってきた。
「何者だぁっ!」
柳井がすかさず質した。
「はっ、自分は五十嵐軍曹であります! 先だっての戦いの件で、是非会って御礼申し上げたく思い、参上しました!」
「五十嵐ぃ〜? ああ! ハルビンのか! 良い心掛けだ。まあ座れ、今日は無礼講だぞ!」
一度敬礼して、五十嵐も輪に入ってくる。
戦歴、女歴、テレビ、付いていけない技術の進歩、博打…話題が尽きることはない。
その中で、柳井は新庄夫妻と、五十嵐に告げていた。
明日、一緒に来て欲しい場所がある、と。
そうして、夜は果てしなく続く…。



翌日、帝国首都東京・大本営

帝都は、何かを暗示するかのように、暗雲に覆われていた。
建設中の巨大なビルでさえも、その上の蒼空を望むことはない。
地下に建設された大本営に、彼は居た。
「期限は切れた。回答はあったでおじゃるか」
期限…これは、ソ連一国に対する、無条件降伏勧告である。
「いえ、何も…。侵攻させますか?」
「その必要は無い。下がって良いでおじゃる」
「はっ」
首相は、極めて危険な笑みを浮かべて、専用回線の立体テレビ電話を繋いだ。
まるで、何もかも予定通り、計算通りだ、と言わんばかりに。
いや、実際に予定通りなのだ。
小癪なソ連は大被害を被って撃退され、アメリカも手出しを出来る国力は無い。
それを見せ付けることにも成功した。
最早、全世界を屈服させる彼の野望は、完成したに等しい。
そして彼は考えていた。
これを盤石なものとするには、さらに一歩、仕上げが必要である、と。
そうして初めて、思うがままに料理出来るのだ、と。
「準備は出来ているでおじゃるな?」
「はい、いつでも。しかしアレは…」
東条首相は、再び笑みを浮かべ、もったいぶって、言った。
「…やれ」
「…わかりました」

日本列島の中央付近に、僅かに輝いた光はやがて消え去り、そして白い物が、天を目指して駆け上る。
一回、二回と荷物を捨て、それは最終的に金色のコアだけとなり、漆黒の宇宙まで達した。
無事な帰還を保証されない、期待もされない、宇宙への旅。
“目”は星空を眺め、その旅を機械的に遂行していく。
炎を纏い、再び地上へ…。
すべてのプロセスが積み上げられ、最後に光が瞬いた。
雲が、空が、オレンジ色に、まばゆく輝く。
それは、宇宙から見れば、美しくさえあった。
その超自然的な閃光、しかしその実体は、熱と閃光、轟音、破壊と中性子の地獄であった。
一五号重地対地誘導弾 星炎
光波核融合爆弾
その日、モスクワの歴史は、唐突に閉じられた。
優れた文化遺産も、数十万の人々と、その暮らしも、目に見えない微生物でさえも、存在したこと、その証拠さえ、光の中に葬られたのだ。
圧倒的多数の命。
悪魔の火は、しかしそれも又、人の手が創り出した物。



―――1945年12月31日 ソヴィエト社会主義共和国連邦、無条件降伏











つづく