レヴォルトパーティー

13話 3人目の英語野郎









ハローエブリワン!俺のいない間にも元気にしていたかね!?」

・・・なんだか眉毛をぴくぴくさせながら女の子たちに次々と目を向けていくこの男。あ、進行はフェイだ。よそしく。

「ん♪ よそしくって何〜☆」

私語だ」

私は断言する。そこでなにやら一人で浸っている男を一人置いて。

「ふっふっふ・・・このハンサム男であるリアム・ティアニー様を無視するなんて、なかなかの度胸ですな、テオのお姉さま」

リアム?

なにやら聞いたことあるようなないような・・・

とりあえず容姿のほうを見てみよう。

なるほど、確かに男前だ。それは私も認めよう。前髪は目に少々かかる程度で、なかなかきわどい女性の趣味を取っているのだろう。青緑の瞳で、髪はブルーネットだ。黒装束からでもその引き締まった筋肉はよく見栄えする。そしてなにやら機械のついたサングラスを額にかけている。

ここまでヒントがあれば私でもわかる。

「うん、ない!お前とはまったく面識はない!

「な、ないのですか?」

男は少しは期待していたのか、かなり残念そうだったが私の知ったことではない。

「よって即死刑!

「ねねね、義姉さん!忘れちゃったの!?この女狂いを!」

突拍子もないそのセリフにさすがのテオも大慌てだ。

「ん♪ 女の敵だ〜☆」

「おおっと、勘違いしないでくれたまえ、レディ。俺はただ・・・」

リアムはなにやらキイナに言おうとしているが、今の私に興味はない。

「死刑執行〜〜〜〜!!!」

「正義の味方参ぎゃあああああああああああ!!!!

「う、うわ〜☆ 早速惨状が繰り広げられてる♪」

惨状?

確かに、私の超一撃必殺系でこピンが狙ったものはリアムだが、あたったものは違ったようだ。

ん?

あっちのほうで転がっているのは遁世。

なにやらでこを抑えてもだえ苦しんでいる。

ハゲたか?

「・・・そういえば、ちょっと前にどこかに潜んだと思ったら、突然草むらから出てきたんだよ♪」

「と、遁世の正義の味方観って一体・・・」

「それよりもレディ」

お、リアムがキイナに向かっていったぞ?

「これから私とともにどこかロマンチックなところへ行かないかい?」

落ちはわかっているが、見守ってやるか。

「え〜☆やだ〜♪どっか逝って☆

「うを!?」

メイジマッシャーの一撃を受けそうになりながらもよけるリアム。

なんだこいつ?

さっきから攻撃をよけているぞ?

「うう・・・どうせ僕なんか・・・」

そして向こうでは遁世がいじけている。

「あ〜♪遁世君がいじけてる〜☆大丈夫かな☆」

「(むむ)あなたが気になるなら、俺が彼を励ましてこよう」

「あ、いいの♪じゃ、よろしく☆」

むむ?なんかやにあっさりと行動させようとしているな・・・

ああ、あれか。

「君君、大丈夫かい?」

「・・・」

ズギャ

というとてつもない音とともに倒れていくリアム。

なにやらこのギャグな展開とはすぐわないようなきもしなくはない(長い)が、バラを放ってゆっくりと倒れていくリアム。

しかし、その顔は見事なまでギャグの顔だ。

遁背のほうはなにやら「触るな」というたて看板を出すと、体育座りでいじいじと地面に何か書き始める。

「キャハハハ☆」

「ぐ・・・ぐう・・・なんということだ」

「君は所詮そんなもんなのさ」

「なんだと!?」

む?テオとリアムがけんかを始めたぞ?

どういうことかわからないが、とりあえず問答無用でシラーで二人を斬る。

「「ぎゃああああ!?」」

仲良く叫び声をあげたあと、私は言ってやった。

「けんかならほかのところでやりなさい」

「・・・もうしてません(TT)」

「よろしい」

そういって、私はキイナとともに先へ進んだ。

斬られて身動きできない二人と登場に失敗していじけているやつを残して・・・









ギャグ最終話記念座談会





ギアロー:なんだ?この最終話というのは?

フェイ:どうやらギャグ場面はどうも人数が集まらないのでリアムを最後に神との連戦に入るらしい。

テオ:それじゃ、また誰かが応募すればギャグは続くわけ?

N・M:違うみたいです・・・

遁世:どうやらこれを終わらせるために一気に逝くらしいぞ。

キイナ:逝っちゃうんだ(笑)☆

ろう:ええ!? おいらはたいした自爆せずにシリアスに入るんすか!?

九牙:そういうことになるが・・・まあ、シリアスでもギャグはやるみたいだから、そこで自爆しておけ。

権兵衛:なんだそりゃ?とりあえず、俺たちは連戦で苦戦し、死にそうになるっつーわけだな。

プラフィス:結構いやな言い方しますね・・・

リアム:本当だからしょうがないが・・・いったいどんなことに?

ティア:さあ?作者さんはいろいろとくっつけたり話したりして、今までのシリアスパートのごとくこるそうだけど、結構無謀ですね。

ギアロー:責任は作者が取るだろう。さて、全員一回話したところでこの座談会を終わるぞ。

一同:・・・エエー!? どこが記念なんだー!?

フェイ:ついでに次回で私の名が・・・フフフ。





ラグナロク:いやぁ・・・何でこんなに時間かかったんだろう?短いのに(おい)そういうわけで、神との連戦です。さて、自分は準備に入らないと・・・



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