雪玉の中でえんえんと転がり、もはやどうしようもない状況に陥っているN・M。
とりあえず、魔法で息をすることは可能なのだが、これでは外に出るのが困難だ。
誰かに見つけてもらえば何とかなると思うのだが・・・
とりあえず、リボンのおかげで凍結することはないがいろいろとまずい。
だが、時が立つにつれて回り方も遅くなっていく。
平面についたとN・Mは思っているが、雪球が大きくなって中心の回る回数が少なくなっていることもある。
そして更に時間がたつと、今度は何かを下の方で踏みつぶしているような感覚があった。
(こ、このまま死んじゃうのかな〜・・・)
かなり悲観的になっているところ、突如目の前に光が見えた。