レヴォルトパーティー

第6話     謎の女



 
 
 

だがだがよくわからんがとりあえず何だかへっぽこそうな神から倒そうということになってしまった。俺的には非常に不安である。いや、不満である。
「まずは身近っぽいあんこの神なんてどうかな♪」
「この世界にあんこなんかあるのか・・・? いや、それよりも虫の神にしたらどうだろう?」
「私的には小川の神なんかいいと思うんですけど・・・」
「ほう、すっかり反逆者として名を馳せることになったのだな」
「・・・」
「ああ、もう泣くな!」
なだめようと思った矢先、突然その間に大きな爆発音と共に人影が出てくる。
「イエイ! 皆さん、ごきげんよう!」
「えーん!」
いろいろとパニックになってしまったのだろう、N・Mは泣いてしまった。
「こら! 貴様何者だ! せっかくなだめようとしたのに・・・」
「それは私の問題じゃないんだよ、ワトソン君」
「だー! ワトソンと一発変換ができて感動している作者と貴様! 何訳わからん事を!
「いや、一発変換の方は結構嬉しいかもな」
ぬう、九牙め、作者に同意するとは・・・!
「・・・とりあえず、あんたは誰なのかな♪」
「それは私の問題じゃ何だよ、ワトソン君」
「・・・ごめんねえ〜、私にはそういうギャグは通用しないの☆ 一回逝って♪」
キイナのメイジマッシャーが身ごとに腕を切り落とす。
「オーノー! 私の大切な右腕が!」
「フウン、不運だったね☆」
「寒い・・・」
九牙のコメントだが何のことだかわからない。
「だが、ノープロブレム! こうやって振ると!」
振ると、紙吹雪と共に腕が再生し、手にカードを持っていた。
「オーマイガッ! 皇帝が出てしまったよ。さあ男性諸君、無差別に大ダメージを受けた前」
「?」
とりあえず大ダメージを受けてみた。ふむ、なかなか大きいな。
「オヤ? どうやらそこにいるのは女性なのかな?」
「どこをどう見れば女性に見える?」
「それは私の問題じゃないんだよ、ワトソン君」
九牙もN・M(泣きやんだ)もあきれている。 とりあえずこの女の容姿を見てみると、女にしては高い身長・・・168というところか?・・・で厚底はいている。ん? だとすると158かも・・・まあいい。 それと栗毛で髪は方までたれている。大きい三角帽子(つばは異常に大きいが)とか、なんかベルトポーチを持っている以外大して怪しくないやつだ。まあ、それだけでも十分過ぎるほど怪しいがな。
「とりあえず、この通りすがりの魔術師、リーナ・ファイ、普段はフェイと呼んでくれ」
「いつ呼ぶんだよ」
「これからだ」
俺の突っ込みも軽くあしらわれた。
「何をするんだ?」
九牙が言う。ちなみにN・Mはすでに興味津津だ。
「何かいいことあったのかな♪」
「おお、そこの楽しそうな娘、よく聞いてくれた!」
キイナの一言に過剰反応する女。いや、フェイか。まったくいったい何歳なのやら・・・
「実はこの前宝くじが当たったのが判明したのだ!」
「へ☆」
「しかも500万!
「それがどうしたんです?
「えっ?」
N・Mからの言葉にぴたりと動きの止まるフェイ。まったく、私も同感だ。
「たかが500万がどうしたのだ?」
「いやいや、わかっていないなぁ! これは当たるということ事態に楽しみがあるのだよ!」
と、紙を突き出してきた。何かと思えば一年前の日付けの宝くじではないか。それだどうかしたのだろうか。
「それ、去年のですよ」
N・Mが指摘する。ああ、なるほど、そういうことか(今気づく)
「・・・」
「あれ? 突然暗くなったよ☆」
「いや、人生って疲れるなって・・・」
「突然老人になったぞ? この女」
「いや、しわも白髪もないのに老人になれるのか?」
九牙のボケ。
「この場合は何だか違うような♪」
「そうでなくても違いますよ」
キイナの突っ込みから追い討ちの突っ込み。追い討ちのほうがなんだかダメージが大きい。
「どうしたら良いのだ・・・私は敗北した」
「あ、なんだ私たちと戦いたがっていたのか」
「なんかもう終わっているんですが・・・」
「フェイは仲間になりたそうにこちらを見ています。仲間にしますか?」
「えっ?」
俺のナレーションに驚いたのか、こちらを向くフェイ。
「・・・答は何なんだ?」
おそるおそる言うフェイ。そんなもの、決まっているではないか。
いいえ
「ふむ、では私はとぼとぼと帰っていかねばならないのだな・・・」
「うわっ☆ 哀愁が♪」
キイナが言う。ちなみにN・Mと九牙には何のことだかわからない。
「いいのだよ、どうせ私は宝くじをはずした女・・・」
と、どこからともなくカードを引く。
「ほう、隠者が出たか。ならばどんな声にするか・・・」
「?」
「よし、カエルの声にしよう」
「やめろ」
冷静に否定する俺。でも何をしようとしているのか・・・
「何だ? キ○コツ○ンの方がいいか? それとも○ンシロ○? ○バ=マ○ロー○とかも好みなのだが?」
「どこからどうすればそうなるのだ・・・」
俺に意見にうなずく後の三人。しかし突然いやな性格になるな、こいつ。
「やはり今はやりの女の子の声にするか?」
「あ、それいいかも☆」
今は槍の女の子? なんだそりゃ。
「どんなのになるのかはお楽しみというわけか?」
九牙が言う。どうやらこいつもわかっていないようだ。
「それでは、お言葉にお答えしまして・・・どう?」
いやに色っぽい声になる。なるほど、これで外見もあれなら完璧なのだが・・・
「わあ、声が全然変わった!」
N・Mが拍手する。
「声変わりか?」
「違うよ☆」
九牙のボケに突っ込むキイナ。
「それじゃ、次回もこの時間に・・・」
「「それはやめろ」☆」
「あら、残念」
 
 
 
 
 
 



5人祭り(謎)
ギアロー:貴様、なぜついてきている?
フェイ:とぼとぼ歩いていたら同じ方向になっただけだ。大体マップのはしっこでいいえといっても、確実に同じ方向に行っていると思わないか?
キイナ:そして戦う相手はそのスライムだったり♪
N・M:スライム扱い・・・
ギアロー:あれは愛着沸くな。思わずレベルを99にしたくなる。
九牙:私のわからない話をするな!
フェイ:そうだ! 私はクサイムなのだから!
キイナ:何それ・・・☆
ギアロー:クサイムは仲間にならんぞ?
九牙:知っているのか・・・
フェイ:○バード=セ○スチャンの彼女は美人なのかも怪しいし。
ギアロー:それは誰も知らないと思うぞ・・・?
N・M:知ってるんですか・・・
キイナ:間にあっくなはなしは勝手にさせておいて、さっさと次に行こう♪
九牙:そうだな・・・
 



 
 

ラグナロク:何だか微妙なものができてしまいました(おい)。次回疾風海 権兵衛(はやてうみ ごんべえ)です。それでは。


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