マスタ−クロス ANOTHOR 第二章 『探し者?』
AKARI
賑やかな商店街、私はその中を歩いていた。
私がいる町から随分と離れた街……そこに、私はある目的で来ていた。
その目的とは……
「あの……魔龍 銀と言う名前の人を知りませんか?」
私は、この近くの人に聞いてみる。
しかし、私が聞いたその人は首を振りながら言った。
「ごめんなさいね。知らないわ」
私は、その答えを聞くと想わずため息を吐いてしまった。
それは……ただ、一つの理由から始まった人探し……でも、ヒントも何もない途方もない人探し……
MARYU
「へぇ〜、最近俺を探している奴がいるのか?」
今しがたからのフィセアからの情報を聞き、俺は思わず声に出してしまった。
ここは俺の家、今ここにはシンジとトキオも集まり話し合いがあったすぐ後である。
フィセアは頷き……
「はい、その方は魔龍様の事を……得に住所などを人に聞いて歩いているんだそうです」
「ふ〜ん」
俺は、彼女に頷き返しコ−ヒ−を一口、口に含む。
別に気にするような事でもないが、俺を探しているという物好きには興味があった。
「で、どんな奴なんだ?」
やはり、俺は好奇心に駆られて聞いてしまった。
「はい、短い赤い髪で……」
ぴく
一瞬俺の動きが止まり冷や汗を流しそうになる。
俺はまさかと言う思いに刈られる。
「黄色いリボンを頭に巻いていて……」
ぴくぴく
その衝動はフィセアの言葉を聞くたびにく大きくなっていく。
まさか……
「星安学校の生徒で……」
ぴくぴくぴく
最悪の核心が近くなっていく。
ま、まさか……
「セ−ラ−服の女の子です」
その言葉を聞いて俺は、はっきりと確信を持ってしまった。
「あかりかよ……」
一瞬頭を抱えてしまいたい衝動に駆られる。
しかし、何でまた俺なんかを……
「はぁ……?あかり…さん、て?」
「俺が少し前に助けた女の子……今も潜入捜査している星安の生徒だよ」
フィセアの言葉に答えながら溜息を吐く。
全く、厄介事ばかり増えていくなマジで……
「ちょっとばかしでかけてくる」
AKARI
一人草原に佇み、私はボ−と空を眺めていた。
今日一日ほとんどの時間を過ごして探していたけど結局見つからなかった。
つまり、この辺にすら住んでいないと言うことになる。
「やっぱり見つけるのは無理なのかなぁ……」
一つだけ溜息を吐くと私ははっきりと俯いてしまった。
私が彼を探し始めていた理由は一つだけだった。
――お礼……一言でも良いから言いたかったな……
膝と胸の合間に顔をうずくめそう思っていた時。
突如後ろから静かな声が聞こえる。
「お前なぁ……なにやってるんだよ」
「えっ!?」
驚いて後ろを振り向く、そこには私が探していた見知った人物がいた。
MARYU
「あっ!魔龍さん!」
「あっ!魔龍さん!……じゃないぜ……全く、本当になにしてんだよお前は」
呆れた口調で俺はそう言った。
事実呆れているのである。
だが、彼女は言葉を聞いたとたん、一瞬もじもじし……
「その……助けてもらったんで……えと……お礼を……」
彼女の声がどんどん小さくなって行く。
(お礼ねぇ……別に、普段からやっている事なのに)
はっきりと苦笑しながら、俺は言った。
「まぁ、そう言うことならあえて何もいわないけどな……もう、無理をするんじゃねないぞ、わかったな?」
まるで、子供に言うことを聞かせる大人のような感じで言った。
「うん」
彼女は頷き立ち上がろうとしたのだが、それはできなかった。
とさっ
本当に軽い音を立てて彼女はへたり込んでしまった。
「どうした?」
「足を捻挫しちゃったみたい……」
あかりはそう言いながらもかなり痛そうである。
たく……一体どんな距離を歩いて来たんだ?
「仕方ないな……ケアル」
「あっ……」
ぽわぁぁぁぁぁぁ……
あかりの足に優しい光が落ちて行く。
その光が彼女に当たるごとに静かに彼女の傷を癒していく。
そして、しばらくするとその光は収まった。
「どうだ?これで痛くないだろう?」
「あ、ほんとうだ」
彼女は立ち上がり足を見て見て少しだけ小走りする振りをしてみせる。
そりゃそうだ、あの程度の捻挫なら今の魔法でも十分に治る、て言うか十分すぎる。
でも、まぁそれでも……
「ありが……」
彼女がそう言いかけたときだ。
俺は不意打ちの如く彼女を抱きかかえる。
「よいしょ、と」
「えっ?!」
俺は彼女を抱きかかえ、そのまま背負う。
「ま、魔龍さん!?」
驚いた表情で俺にそう言うが、俺は平然と切り替えした。
「いくら、治ったとは言え病み上がりだ。きちんと治してからな」
「――で、でも……え、と……はい。」
珍しく正直に頷き、そのままピトッと自分の顔を俺の背中につけてス−ス−寝息を立て始め……
て、おいこらまて。
「あのなぁ……」
そう言いながらも、俺は彼女を起こさないように歩いていた。(はぁ……やっぱり甘いな……俺。)
「気付かれねぇ用にしなきゃな」
俺はそう言いながらこそこそと空いている寝室へと向かう。
自分の家なのに……
しかし……
「魔龍様〜帰られたんですかぁ〜」
……どうやら、運命は俺をいじめたいらしい。(当然か)
丁度それは、フィセアが戻ってきた時だった。
ポンッ!
頭にいい考えが浮かんできた、勿論即座に実行に移す。
「あっ!?魔龍様!て、誰ですか?その娘?」
彼女が予測どうりに聞いてくる。
俺は、半ば予想した通りなので冷静に言う。
「ああ……フィセア、お前がさっき言っていた俺を追っかけてた娘……神岸あかりだよ……すまないが、寝室を一つ開けておいてくれないか?相当疲れているらしいから寝かしておいてくれ。」
「あ……はい」
彼女は俺の答えに少し、不満そうにしながらも従った。
「んじゃ、俺は、自分の部屋で休んでるから」
「その娘……は、どうするんですか?まさか……」
彼女は顔を少し赤くする。
それで、彼女が言いたいことが分かった。
「んなわけねぇだろ、ソファに寝かせとくよ……さっきも言っただろう」
「じゃあ……」
「後で起こして、自分で歩いていってもらえ、俺にはまだやることがある」
そう言って、問答無用で俺は歩いていってしまう。
……いざこざを避けるためだ。
「はぁ……」
帰る途中、彼女のため息が聞こえたような気がしたが……気にしない気にしない、と。
そして、俺の部屋。
本棚に机、ベッドにパソコン、ついでに携帯やテレビに各種電気系統のもの……
まぁそれ以外にも色々とあるが詳しいことは省く。
俺の部屋はその仕事柄、防音室になっている、おかげで人に話しを聞かれる事はまずない。
自室に戻って俺がまずやった事はカズマに電話をかけることだった。
「カズマ」
『魔龍か?なんのようだ』
電話をかけ早速彼が出る。
俺は、単刀直入に言う。
「実はよ……少しばかり調べて欲しいんだ」
その言葉に、カズマはあからさまに驚いた声を出す。
『セリシアを使えばいいだろう』
ごもっとも、だが……
「そうはいかねぇ……あいつは別件で用事があるし……それに今回調べて欲しいことは、インフィニティのことだ」
その言葉にカズマからの驚きの声が聞こえてくる。
俺は、静かに言葉を選びながら口にする。
『なぜ、奴のことを?』
「動けねぇはずの、奴の手駒が動きやがった……シテンがな」
あからさまに嫌悪感を込めて俺は言った。
『なに?シテンが、だと』
やはり驚きの声を返す、当然だ逆の立場でも俺も同じリアクションをしていただろう。
そして、立て続けに質問を繰り返す。
『直接きたのか?』
「いや……間接的に、だ。だが、奴は新たな下僕を生み出していた、それがどういうことかわかるだろう?」
俺はぼりぼりと頭を掻き溜息を吐く。
向こうでも、少し落ち着くためにはぁ……と溜息を吐くのが聞こえた。
『そこまで回復したのか?シテンは』
「ああ……どうやら、この調子だと相当力を取り戻したようだ、最も封印時の俺でも倒せたがな、あっ、後、シンジやトキオもいたしな」
そう言いお互い苦笑する。
結局あいつ等を巻き込んでしまったのだ。
『分かった、できるだけ情報を集めてみよう』
「……ありがとな、そして、すまないな」
しかし、彼のため息の声が俺には電話越しに聞こえた。
…………
『気にするな、それに……これは本当の意味でプレイヤ−同士の過去とのけりをつけるチャンスだからな』
「そう言う考え方もあるな」
そう言い、俺は電話をきった。
……それじゃあ、カズマも無関係とはいえないか。
俺は、一通りの奴には電話をし終えた。
カズマはいうこともなく、シンジ、トキオ、ミリ−ナ、イリ−ナ、ニュ−、セリシア。
とりあえず、対策は万全なわけだが、はっきりって戦力が心もとない。
「さて……もう一仕事すっかな」
俺はそう言うと、魔力を込め始める。
そこに写ったのは、竜の形をした破壊され尽くした門だった。
昔は立派だったのだ。
しかし、今は軋み酷く打ち壊されたようになっていた。
……やっぱりか。
「やっぱり……遂に復活しやがったか……暗黒神『INFINITY』(無限)……運命の称号をもちし存在!」
俺は、自ら達の力によって封印したものを探した。
AKARI
「……きてください」
だれ?奇麗な声の人……
すごく奇麗な金色の糸のような神が見えた。
私はそう思いながら、少し目を開けた。
「おきてください」
あれ……ここどこ?
私はそう思い、すう……と、数時間前のことを思い出す。
え……と、確か……魔龍さんにおぶわれて……その後……
わかんないや……
目を完全に開けると、自分の視界には奇麗な女の人……と言うには早いような気がするけど、ともかく奇麗な人が立っていた。
金色の髪の毛の、不思議な感じの人だ。
どれに、すごく優しそうな目をしてる。
私は、スッと起き上がり。
「あの……ここ、どこですか?」
と、問いかけてみる。
「ここですか?ここは、魔龍様のお家ですよ」
魔龍…様……?
どう言うことなんだろう、と聞こうとしたがやめることにした。
無理な詮索は良くないもん。
「とりあえずこっちにきてください」
彼女(名前を知らないし……)は、そう言うと、勝手に歩いていってしまう。
「あっ、はい」
私は慌てて着いていった。
FISEA
最近魔龍さまがの様子が変なような気がします……
そう思い出したのは、星安学校の帰りからだった。
ず〜と、ぴりぴりした雰囲気を纏って、何か思いつめているような気がします……
怖い……て、そう感じることもしばしばあります。
「あの……どうしたんですか?」
後ろを歩く、あかりさんが私の顔を心配そうに見る。
「はい、ただ……少しばかり心配事があったので……」
「……そうですか」
これ以上、深追いは無意味と悟ったみたいです。
魔龍様によく言われるんですけど……私って結構強情な所があるみたいです。
同じ、ですけど。
「あ、そうです。この部屋を自由に使ってくださいね」
「ありがとうございます」
「いえ……」
私は、お休みなさいと言うと、あかりさんもお休みなさい……と、答えてくれました
MARYU
俺は星安学校に侵入していた。
侵入……と、言っても転校しているのだから、余り関係ない。
まず、3−Cに向かう。
そこには何もなく誰もいない。
次は、大雑把に三年の教室を見てみる……
「まだ、人間が残っていたんですね……ふふふ……」
「………………」
俺は、その声に無言で振り返る。
赤い髪、赤い瞳……そして、なかなか整った顔立ち……
紛れもなく見かけは、あかりだ。
「馬鹿だな……俺がだまされるとでも思ったか?あかりの偽者さんよ?」
「やはり無理か……流石にシテン様が言うだけのことはあるわ」
ガラッと口調を替えて言う。
しかし、俺は別の事で露骨に顔色を変えてしまう。
「てめぇら……やっぱシテンの手の者か!?」
「気付くわよねぇ……そうよ、私はシテン様の配下……ブラン・フォ−ディ……よろしくね」
――なかなかふざけたことを言ってくれる。
「ああ……すぐに逢えなくなるけどな?」
「言ってくれるわね……」
お互い油断なく構える。
――自分で、プレイヤ−の配下を名乗るだけある……
隙がない……!
「風!」
奴の放った風が一陣のかまいたちとなり、俺に向かってくる。
俺は、呼吸を整え……
黒神の剣と光王の剣を呼び出す。
「刃よ!」
俺の一言で、刃が生まれる。
俺は、両方の剣を携え、片方に風を生む。
「光王……風神呀!」
風は、奴の放った風を切り裂きそのまま壁に当たる。
押し返したのにである。
今のがフェイントなら……
本家は……
「あんたが、シテン様が一目置く理由が分からないよ!」
後ろから声……
グォッ!
風が通り過ぎて行く。
俺の頭の上を。
「なっ……!?」
奴から驚きの声が漏れる。
俺は剣を坂手に即座に持ち……
「空っ!!!」
グガァァァァァァァァァァァ!
思いっきり突き上げる。
ダガァァァアァァァァァァァ!
壁に思いっきり激突してしまうフォ−ド。
「か…はっ……!?」
そして、昏倒する。
「別に剣先でさしたわけじゃねぇからな、痛みは残るだろうが我慢しろよ?」
俺はそう言うと、即座にこの場を立ち去ろうとした、が。
「に、逃がさ……ない…よ」
「……止めておけ、実力の差は歴然だぜ?てめぇじゃ弱過ぎんだよ」
「だ…け…ど、にが、せ、ない」
俺は、今度は振り返った。
光をあまねく白き力よ
その孤高なる力によりて
邪なる者を封じ込める戒めとなれ
「ホ−ルド!」
俺の唱えた呪文により、フォ−ディの体を白き光が束縛する。
「じゃあな」
「ま…て……」
がくっ……
彼女は倒れた。
俺は許さない、欺いていたことに。
それは、フォ−ディを欺いたことにである。
奴は……シテンはフォ−ディを俺との戦いの消耗品にしようとしていたのだ。
ずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるず…………
起きたらフォ−ディに怒られそうだな……
以前みたいに……
ああっ!引きずらないでっていったのにぃ!
わぁ!ごめんって!
ううっ!ゆるさないぃ〜〜〜!
これは幼い日の思い出……と、言っても、こっちはとっくに大人だが……
だが……俺の周りが遂に操られ始めたか……
相手側も本気で動く気になったらしい。
闇をあまねく太陽の光と――
全てを優しく包み込む夜の闇……
優しく全てを包む光と……
全てを否定する漆黒の闇……
俺は色々な存在〈モノ〉を見てきた……
だが……今回はどれも違う。
闇でも光でも、ましてや虚無でもない……
全ての存在を否定する者だから……
心を……持たない悪魔だから……
いや……心はある。
全てを破壊し尽くす、虚無を望む、虚無の心を……
俺は……止めなければいけない。
奴の所業を!
AKARI
「魔龍さん……一体どこにいったんだろう?」
私は、フィセアさんに私は家まで送ってもらい、今、自分の部屋で休んでいた。
そして、私が寝ている間にどこかに言ってしまった魔龍さんのことを考えてみる。
ひゅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…………
夜風が、まるで疲れきっていた体を癒すようだ。
涼しい……
ぞくっ……
突然、その感覚が来た……
想わず辺りを見回してみる。
ばぁさ!
一瞬、私は何か黒い物に包まれたような気がした。
そして……私の意識は消えた……
MARYU
「よおっ!浩之、元気か?」
俺は元気よく藤田浩之に挨拶をする。
「…………………」
だが、返って来たのは辛そうな、引きつった笑顔。
…………?
「どうしたんだ?」
「あかりが……行方不明なんだ」
「―――――――!?」
その言葉を聞いた瞬間、俺は浩之に怒鳴り返した。
「どう言うことだ!?いなくなったってのは!?」
「わからねぇ……だが、突然いなくなったそうだ」
その言葉を聞いた瞬間、確信した。
「……浩之、今日は学校サボるぞ」
「なに?」
浩之が聞き返す。
だが、俺はここまでかかわってしまった以上、彼にも第三者を決め込ませるわけには行かない。
これは……彼女達の問題でもあるのだから。
「どういう……?」
「理由は後で話す、いいから来い」
心の光。
今の俺にはその力の協力が必要だった。
こいつなら……あかりを救ってやれるような気がした。
だから、俺はこいつに協力させる気になった。
俺は……あかりのことを友達としか思ってないし、あかりもそうだからだ……
そして……あかりはこいつのことを……
「この学校の裏で……そんな大それたことが起きていたのか……」
「おそらく、あかりはそいつらに連れ去られた、狙いはおそらく……」
まず自分を指で指す。
「俺……」
「じゃあ、まて!あいつはお前のせいで連れて行かれたって言うのか!?」
浩之が俺の胸倉をつかみぐらぐら揺らす。
「……………」
パンッ!
俺は無言で、その腕を弾くと、冷静なままもう一言言った。
「そして……お前だ」
「……………」
一瞬絶句してしまう……
そりゃそうだな……
「な……ぜ…だ?」
言葉も途切れ途切れ言う。
それほどまでに辛い事実だったのだろう。
それは当たり前のこと……自分の大切な人が自分のせいでいなくなったのだ。
それは、ある意味、死ぬより辛いかもしれない……
「それはな……お前の中の……」
そして……彼は全てを知った。
俺は、彼に説明した。
本来なら……もっと早くこうするべきだったのかもしれない。
全ては……俺のミス。
登場人物たちによる座談会!
魔龍:どもっ魔龍です!
あかり:え、と……え、と……
浩之:おうっ!あかり、緊張してんな、もっと楽に行けよ。
あかり:う、うん……
フォ−ディ:あら、私って結構いきなり悪役で出てるのねぇ?ねぇ、魔龍
魔龍:(ぞくっ)は、はいっ!
あかり&浩之:(ぞ−)(さ−)
あかり:えと……今回の見返りを始めますね。
魔龍:こっちは無視かいっ!
フォ−ディ:さぁて、行きましょうか?
魔龍:うわああああああああ……(ずるずるずるずる……)
浩之:ご愁傷様……
あかり:(冷や汗)と、ともかく、今回は、魔龍さんがなんかいろいろ動いてましたね。
浩之:おうっ!それに俺も出てきたしな。
あかり:うん、浩之ちゃんもでてきたね。
浩之:それと、今回は、結構重要なポイントがあるらしいぞ。
カズマ:おう、おくれてすまないな。
浩之:おっ!カズマ。
あかり:カズマさん!?
カズマ:?……魔龍は?
あかり:連れていかれました(滝汗)
浩之:おうっ(滝汗)
カズマ:……あいつもシンジと似たようなもんだな……
浩之:そう言えば、これからが大変になるらしいな?
あかり:うん(かぁぁぁと赤くなる)う〜どうしてこんな役を私がやるのかなぁ……
浩之:さぁ?
カズマ:くっつけたいんだろ……ど−せ、黄金コンビを。
あかり:えっ?(かぁぁぁぁぁぁぁ……)
浩之:????幕