「双林、良くやった! これでフレンズ企業の全てが暴露されることになる。もうフレンズはお終いだろうが、マトリックスの独占スクープによって、今や我が社は他の追随を許さないほどの視聴率をマークした! 言うこと無い!」

 興奮すると、すぐコレだ。私は半端ウンザリしながら、マトリックスのほぼ全ての番組を仕切ってしまうと言う、プロデューサー「恐怖の加々見」の祝辞の言葉を聞き流していた。
 そんな言葉より、いま一番欲しいものは休暇だ。たびたび死地へ放り出されては「特別スクープを取ってこい!」等という滅茶苦茶な依頼をされているが、今回ばかりは生きて帰れる気分全然しなかった。それにあった報酬も頂いたけれど、それより早く身体を休めたい。

「お疲れさん。ゆっくり休んでくれ」
 バンとでかい手で私の肩を叩く。全身筋肉痛と打撲の痛みが、今の一撃で再び悲鳴を上げ始めた。
「…と、言いたいところだが、すぐに双林、カメラを持っていってくれ」

「は?」

 涙目になりながら、私は加々見の言葉を聞き直した。
「今、何と?」

「取材だ。今日行ってもらうのは、お前と共に戦った戦友の一人、『疾風の』イシュトヴァーンの独占取材だ。彼とは既にコンタクトは取ってある。彼が居るのはここだ」
 手渡されたのは一枚のメモ。場所はそう遠くない港だ。

 って、港…?

「ついでに報酬も欲しいと言っていた。それは私は出せないから、君の自費でお願いするとしようか。じゃあ、頑張ってくれたまえ」
 ガッハッハと笑いながら私に背を向ける加々見の姿が、何だか射的の的に見えた。あの後ろ姿に一発銃弾をお見舞いしてやりたくなったが、ここはじっと我慢だ。しかし、いつか殺ってやる…!
 と、言うわけで、今日も休みは取れなかった。

〜LAST ACTION HEROS EXTRA STORY〜
【SCREAM 1 イシュトヴァーンの世界】


 おう! 遅ェぞ双林! 俺だっていろいろと時間がつかえているんだ。いくら戦友の頼みとはいえ、あんまり時間をとらせるのはどうかと思うぜ? 何、どうせ女の子でもひっかけて居るんだろうって? バカだな、俺が本当に愛しているのは、お前だけだぜ、双はや…え? ご託はいいから早く話せって? 何怒っているんだよ、お前。ま、いいや。えと、何だっけ、ああ、俺の過去の話か。いいぜ、特別に教えてやる。
 

 俺はガキん時から暗殺術を叩き込まれた。幼くして両親を失った俺を拾ってくれたのは、優しい瞳の女だった。名前は言えないが、彼女はある暗殺集団を率いるトップだったんだ。そんな雰囲気は、全くない、言葉で言われても絶対に判らないような、そんな女だった。
 本当の母親のように俺に接してくれた。そして、全てを教えてくれた。人間の殺し方、サバイバル技術、あらゆる学問、女の喜ばし方も、だ。

 俺はあの女に、ずっとついていこうと思った。何でそう思ったのかは判らない。でも多分、修羅場の中にあるたったひとつの安らぎを、彼女に求めていたのかも知れないな。今思い出して見れば、まだガキだったからさ、そういう方法でしかアイデンティティとかを守れなかったのかもな。
 必死になって俺は自分の腕を磨いた。この世に存在する、腹黒いブタどもを殺すために、存在してはならないような奴等を廃棄処分にするために、俺は殺しの技術を自分の身体に叩き込んだ。

 俺が一番得意とするのは、知っているだろ? そう、投擲術だ。
 もう、何十年と俺はナイフを使っている。暇さえあれば、ナイフで遊んだぜ。いわば人生の教科書だ。そして自分の手足のひとつだ。ナイフはな。

 投擲術のメリットは、何と言っても無味無臭、無音って所だ。無味無臭は関係ない? まぁ、そうかも知れないが、俺の仲間には「毒」を使用する奴もいたから、関係なくはないんだぜ、暗殺術にはよ。
 そんなことで、大いに役に立つんだが、デメリットとしては、幾つも持てないことだ。スリーブに入れられるだけの数しか持ち歩けないから、全身に隠したとしても10本が限界かな? つまり、10本で相手を殺さなくてはならないわけだ。でもあんまり失敗はないからべつにいいけどよ。

 おっと、話がずれちまった。お前が聞きたいのは俺の過去だよな。
 暗殺集団、と言っても、自由気ままに相手を殺すワケじゃない。俺達が所属していたのは、「個人的に邪魔な奴等」を殺すのではなく、「悪徳商法や汚い手を使う悪人」をターゲットにしていた、いわば裏世界の救世主ってところだぜ。生かしておいても性根の腐った奴等は、更正なんてできやしない。ならばいっそのこと、この世から消えてくれた方がよっぽどましって所だぜ。お前もそう思うよな?

 ある日、俺質にある情報が飛び込んできた。それはこんな内容だった。
 俺達の存在を良く思っていない、別の暗殺集団の一味が、俺達抹殺計画を企んでいる、と言うものだ。その暗殺者達に気をつけろと言うことだ。
 別チームとの仲がいいってワケでもないしな。こう言うことはたまにあるんだ。でもまあ、俺達に喧嘩をふっかけてくるだなんて、良い根性してやがるよな。

「マキシ、どう思う?」 
 俺の友人が、その情報を見てそう呟いてきた。
 あ、俺の本名「マキシ=シン」ってんだ。「イシュトヴァーン」は通り名だよ。でも本名は伏せといてくれ。アレでもいいぜ、放送禁止の「ピーッ!」てやつでも。え? 下品? そ、そうか…。

 友人はクラブって名前だ。これは通り名だから出しても大丈夫だぜ。
 クラブはその情報を良く思っていないようだった。と言うのも、突然舞い降りてきた不確かな情報だという事だ。情報提供者も謎だし、真偽がハッキリとしない。俺もまずは、本当かどうか確かめる必要があると応えた。

「そうだよな。本当かどうか、探らせてみるよ」
 あいつはボスの本当の息子でな。俺の兄弟みたいなものだった。だから、少しの動員なら、偵察に探らせることが出来たのさ。
 ところが、放ったやつが上半身だけになって帰宅した。口の中にメッセージカードのプレゼントまでご丁寧に持ってきていた。
 あまりの惨い殺し方に、俺は怒りと、確信を抱いた。
 本当だった。俺達を殺そうとしている集団は、確かに存在しているのだ。

 クラブが、自分の部下の口から、メッセージカードを取り出す。そこには「次の獲物は誰かな? 楽しみだ」と、クセのある筆記体で書かれたメッセージが残されていたよ。
 クラブは、恐怖に見開いている部下の瞳を、そっと自分の手で閉ざした。
 多分、生きたまま胴を切断されたショックで死んだのだろう。藻掻き苦しんだ後が、部下の表情にしっかりと現れていた。
「…すまなかったな…。おれが、あの情報をしっかりと信じていれば、お前は死なずにすんだのにな…。必ず、おれが敵をとってやる。お前を殺した奴を、かならず地獄にたたき落としてやる!」
 クラブの肩が震えていた。俺は、何も出来ずに、奴の背中を見つめていたよ。
 あいつは、人一倍自分の部下を大切にしていた。そして、友情という言葉が大好きな奴だった。暗殺者として活躍させるのは、もったいないくらい良い奴だった。だから、あいつの気持ちも痛いほど分かったんだ。
 

 その日から、俺達はくまなく調査を進めていた。それが災いして、お互い剣呑な雰囲気が生まれてしまったのさ。どんな方法で俺達を殺しに来るのか判らないからな。相手の確定した目星が見つからない限り、チーム同士でギスギスした感じが出てきて、嫌な感じさ。
 双林、お前だったらどうする? 見えない相手を調査するって事も、報道関係の仕事に就いていれば、何かと経験あるんじゃないか?

 え? 相手の出方を探るから、何時間も何日も待つ? 

 ────そうか。そういう方法もありだな。

 俺は以外と気が短いからさ、待つ、何てことはしなかった。友人の悲しそうな顔を見るのがいやだって気分も手伝って、俺自らが囮になったんだ。
 そう簡単には負ける気はしないよ。もう、その時には「疾風の」イシュトヴァーンって名前でちっとは有名になっていたんだぜ? 腕にもそれなりに自信はあったしな。

 囮になって3日目の夜だ。俺はボスに言われて、裏路地でたむろしている邪魔の一掃をやっていた。ん? 邪魔って何だって? 見たこと無いか? 低級の悪霊さ。路地とかで転がっている乞食とかを目当てに、ふわふわって浮いてくるだろ? アレのことを俺達は「邪魔」って呼んでいる。本当に邪魔なんだけどな。あんなのが路地でふわふわ浮いていると。
 暗殺集団がこんな事をしているの、おかしいか? まぁ、笑ってくれても良いぜ。こういう仕事もたまにはあるんだよ。雑用みたいな事もしないと、食っていけない、とまでは行かないが、暗殺にも金がかかるからな。
 ドブ掃除、用人の護衛、魔物退治、時にはサウザンドナイツと食事に行ったこともあった。何の依頼だったか判らないが、食事に行っただけだ。わはは。

 って、何処まで話したっけ? 

 …ああ、そうそう。ドブ掃除の話だ。

 んにゃ? 違う? 邪魔の話だったって? 悪ィ悪ィ。そーだった。

 邪魔を追っ払って、俺がアジトに帰ろうとしたとき、来たんだよ、暗殺者がな。
 ソイツは、黒いジャケットとシャツ、それにGパンっつー、ラフな格好だった。普通に街の中歩いていたら、全然見分けがつかない。だが、暗殺者が撒き散らす独特の殺気は、同業者の俺には嫌と言うほど感じ取れる。微かに漂う血の臭いと、訃音の知らせを乗せるような鋭い真っ赤な瞳。間違いない。俺達の部下を殺したのは、コイツ等だ。

「…『疾風の』イシュトヴァーンだな…?」
「ああ。ご名答。よく判ったな」
「我が主の命により、貴公の命、頂くことにする。遺言は、ないか?」
「その台詞は聞き飽きた。もっとエレガントな言葉が聞きたいねェ」

 返答はなかった。変わりに、空を切る音が漆黒の裏路地に響く。
 マーダーチェイン。細い糸に、細かい刃が付着している、糸のこ切りの凶悪な奴だ。その先端が、一瞬だが闇夜に光る。

 俺は右へ飛んだ。家の壁に両足をつけ、それを踏み台にして中空へと舞い踊った。
 くん、とチェインが方向を変えた。下から、突き上げるようにチェインの刃が俺の身体を追ってくる。それを、手首から抜き出したナイフで弾く。そして弾いたナイフを右手の中で一回転させて、俺は相手にはなった。

 相手が、そのナイフをサイドステップで避ける。その動作のまま、2本目のチェインを放ってきた。
 俺の身体はまだ空中にいた。体の自由がきかないから、このままじゃビューティフルな俺の身体が、キャベツの千切りみたいにバラバラになっちまう。さて、俺はどうしたかと思う?
 …。応えろよ双林。まあいい。俺も2本目のナイフを取り出して、迫り来るチェインを、横殴りに叩いたんだ。一直線に伸ばされていたチェインは、叩いたところを支点に直角に曲がる。俺の顔数センチを右に折れて、チェインは勢いを失った。それがチャンスなんだよ。

 叩いたと同時に、俺は手の中のナイフをぐりぐりと時計回りに回転させた。すると、チェインはナイフに絡まった状態になる。そのまま、俺は落下しながらぐいいっと引っ張ったワケよ。
 一瞬の出来事に、相手が引っ張られる形になる。俺はその隙に、左手で3本目のナイフを投擲した。
 相手の右手から飛び出したチェインは、地面に落下している。左手からのチェインは、俺が絡め取っている。ホレホレ、早く右手のチェインで防御しないと、ナイフがお前の腹を抉るぜ?

 とか、余裕を見せていたら、あいつ、右手のチェインを引き戻すと同時に、地面に叩き付けたんだ。チェインは地面で一度固い音をあげると、スピードを乗せて、ビリヤードの玉が弾かれるように反射する。不規則な曲がり方で、ナイフを弾くと、チェインが再び俺に迫り来る。まるで、銃の跳弾だ。跳ね返り、跳ね返し、チェインが再び空を切る。

 アレには参った。避けることは出来たんだが、右肩を逆に抉られた。激痛に呻いたと同時に、あいつ、左手のチェインを引き戻しやがった。

 その膂力に完敗した俺は、地面に胸から叩き付けられた。そして、ズルズルと引っ張られる。このままじゃまずいので、慌ててナイフを手放して、俺は身を起こすと同時に相手目掛けてダッシュしたよ。
 ダテじゃないのさ。「疾風」の二文字はよ。

 相手との間合いが、グンと縮まる。相手が俺の突進を防ごうと、俺のナイフを絡め取っているチェインを振るう。
 そのチェインをバックステップで回避する。バギン、という石畳に鋼の刃が叩き付けられる、凄まじい音が裏路地に響きわたる。その轟音を耳で確認すると同時に、再び間合いを詰める。それを再び防ごうと、奴は移動を開始する。だが、遅いんだな、これが。

 続いて4本目のナイフを、スリーブから取り出す。それを、右手で再び投擲する。目標は、相手の足だ。動きを封じれば、問題ない。動かれて縦横無尽にチェインを振られては、たまったもんじゃないからな。
 ビンゴだった。相手のふくらはぎを突き刺した俺のナイフは、見事に相手の動きを止めた。
 苦し紛れのチェインの乱舞。ハッ、見苦しいな。そんな攻撃が通用するような俺じゃないんだ。相手も知っているくせに。

 暗殺者は、相手にとどめを刺すときは、確実に、そして手間の残らないような殺し方をする。一撃で静かに殺さなければ、本当はいけないわけだ。
 俺は、5本目のナイフを投げた。奴の腹部に音もなく吸い込まれ、そして奴は小さく呻いて倒れた。
「残念だったな。遺言は、お前が言う方だったな」

 俺は、奴に近寄って、にたりと笑って────凍り付いた。
 奴は、俺の知っている人間だった。
 部下の死に、自分を責めて、肩を振るわせていた、優しい暗殺者。
 そう、クラブだった。
「お、お前…!」
 喘ぐような声が、俺の喉から絞り出されたよ。同時に、全てを拒絶したくなるような、そんな絶望感と慚愧心が、俺の脳内を駆けめぐった。

「どう言うことだ…! 何で、お前が俺を殺そうとするんだ…?」
 俺の言葉に、あいつは比喩するような笑みを浮かべたよ。
 あいつのそんな笑みは、今まで見たことがなかった。あいつでも、あんな表情する事があるんだなと、思ったぜ。
「バカだな、お前はまだ気がつかないのか…? おれたちを殺そうとしている暗殺集団なんて、初めからいなかったんだよ。目的はただ一つ、お前という存在の抹殺さ」
 驚愕だぜ。狙いは、俺一人だったんだ。
「何でだ! 誰の差し金だ! 誰に脅されたんだ! 言え! 俺は信じない!」

「そこら辺は、お前のご想像に任せるが、お前を殺そうとしている奴は、おれたち内部にはごまんといるってことさ。ああ、ひとつだけ教えてやる。貴様の抹殺をおれたちら依頼してきたのは、おれのお袋だ」
 全ては、仕組まれていたのだ。
 謎の暗殺者集団が、俺達のグループをつけねらっているという事も。そして、クラブの部下がその集団に見せしめとして殺されたという事も。
 狙いは、単独行動をする俺一人だった。
 そして、あろう事か、俺を殺すよう仕向けたのは、俺のボスだったと言うことだ。

「イシュトヴァーン、お前はこれから死ぬより辛い目に遭うぜ? 今、こで、おれに殺されていれば、そんな目に遭うこともなかったのになァ…。ふふ、ヒャハハハハ! さあ、逃げろ! 逃げろよイシュトヴァーン! おれがお前を殺すことが失敗だとチームに知られれば、次の刺客がお前を殺しにくるぜ? どうせおれは失敗者として闇に葬り去られるんだ。悔しいが、仕方のないことだ。だがお前はまだ生きられるチャンスがある。生きて、生きて、生き延びて見ろ! おれたちから、逃げまどって見ろ!」
 

 クラブの言ったことは事実だった。それから俺は、数々の仲間達に襲われた。だが、俺が今ここにいるって言うことは、どういうことだか、言わなくても判るよな。
 俺は、俺が入っていた暗殺者集団の奴等を、一人残らず殺した。もちろん、ボスもだ。殺さなきゃこっちが殺られるからな。

 その話が表舞台に流通しちまってな。おかげで一躍有名人さ。何が起こるかワカランが、終わりよければ全て良し、だぜ。
 ああそうそう、コレも付け足しておく。俺は自分の組織が義賊活動をしていると信じてはいたが、後々判ったのだが、そんなことは一切していないと言う事も判った。実態は、女子供でも平気な顔をして殺しをしていたみたいだ。ボスもそれを平気で命令していたって言うんだから、話は全然違うぜ。

 …何だよ、間抜けな顔して。コレが俺の過去だ。B級映画のストーリーぐらいにはなるんじゃないか? なかなか面白かっただろう。いい番組にしろよな。
 さて、報酬の件だが…。そうだな、5万ゴールドでいいぜ。あれだけの冒険だ、本当はその倍は欲しいところだが、戦友からボッたくるってのも後味悪い。俺は紳士だからな。

 え? 高いって? じゃあ2万だ。そして上乗せしてお前が欲しいな。どうせ今夜開いてるんだろ? よっしゃ、決まりだ!

 うわっ、痛ェ! あいたたたたたたたっ! わ、判った、判ったからカメラで殴るのはやめてくれ! 
 へへ、どうだ。なかなか面白かったか? …そっか。そりゃ良かったぜ。

 あ? 辛い想い出を思い出させてゴメン? お前、なかなか可愛いこと言うな。記者とかテレビ番組の奴等って、もっと血も涙もない奴等だと思っていたよ。ああ、一緒にして悪かった。
 じゃあ、キスぐらいさせろよな。それぐらいは当たり前だろ? お前を助けたいわば白馬の王子様なんだからよ。いただきっ!

 …え、お前まだ…ひでぶっ! 初モ…あべしっ! そうか、ファーストは俺…なにおぱらっ! 

 ぼ、暴力反対〜! ほら、ケータイ鳴ってるぜ? 取らなくて良いのか?

 …ほう、次の取材? ああ、そうか。ま、行ってこいや。俺の話はコレで終わりだからな。また、聞きたくなったら言ってくれよな。じゃ!

  
 
To be continued…


【あとがき】
 ラスアク番外編、まずはイシュトヴァーンの過去です。これから、出てきた人物の過去や秘密を、双林が探っていきます。本編とは何ら関係ないので、この先何人の話が聞けるか判りませんが、一緒に探っていってください。では、次の話でまた、会いましょう!


ろう・ふぁみりあの勝手な戯言〜


おー、番外編番外編〜♪
やはし催促が効いたか、ケケケ・・・
―――はっ!? なんかオイラの中の悪魔が笑いを!?

さて置こう。さて置きましたので、気にしないよ―に。

番外編〜。
最初はラスアク一の伊達男っていうか、二枚目になりきれない三枚目(笑)、イシュトヴァーンさんですっ!
うー、暗さをほとんど感じないのは、彼の性格の所為か御蔭かさて置いてッ!(←ちと混乱気味な自分)
カッコいいです〜。なんかダークな感じでクールですね。

次回は誰の過去が暴かれるのか―――
個人的にはミシェル坊&カーシー老の過去が知りたいなー。

・・・しかし、こーゆー書き方もあるんだなぁ。


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