パニック!
シード編・第四章+α
「サレナ=ウォーフマン」
【想い】
「感動の再会も果たしたことだし―――殺しあおうか!」
「え?」
一瞬、シード君がなにを言っているのか解らなかった。
それほど自然に―――普通に、友達同士で「どこかメシでも食いに行こうか」とでも誘うような口調だったからだ。しかし、私の他はその場の誰一人として驚かず、シードさん―――シード=アルロードさんは、なにか言いたげな瞳で―――でもなにも言わずに、ただ『ああ・・・』と頷いた。
それを、私の傍らに居るフロアさんは止め様ともしない。
「ちょっと!」
自然な動作で互いにナイフと拳を構える二人に、私は思わず手に持っていた物を投げつけた。
―――ナイフはわずかな孤を描いてシード君の頭をに向かって飛ぶ。慌ててシード君は首を竦めて避けた。
・・・ちょっと、今の危なかったかも。あは。
「なにしやがる! あぶねーだろ!」
「あんたたちが意味もなく危ないコトしようとするからでしょうが!」
「意味はある!」
「殺し合いに意味なんてない! たとえ、あったとしても・・・そんなの私は認めない!」
―――なんで、シード君はわかってくれないんだろう?
ううん、解かっているはずなんだ。シード君だって―――その上で、アルロードさんを殺そうとしている。それは。それは、きっと・・・なによりもアルロードさんのことを考えた上での結論。
わかってる。
シード君が彼ら二人の親友を、どれだけ想っていたかを。後悔、悔やんで苦しんでいたかも。
だからさっき、シード君が彼らよりも私を選んでくれた時、嬉しかったけど・・・だけど悲しかったりもした。
シード君は彼らのことを諦め様としていたから。・・・でも、だけど。
今ならまだやり直せるはず。絶対に!
「どうして!? フロアさんも戻ってきたじゃない! これ以上、憎みあって・・・殺し合う理由なんてないのに・・・!」
「黙れよミスト。これは・・・お前には関係な―――」
『悪いな嬢ちゃん。これは、約束なんだ』
アルロードさんがシード君の言葉を遮って言う.。
わかってる。
“約束” がなにかわからないけど、それが大切なものだと言うこと、だからシード君はナイフをまだ離さないと言うこと。頭ではわかっている。
でも。
感情が、ナットクできない!
『約束なんだ。―――安心しな、もう憎みあって殺し合うわけじゃない』
「・・・ふざけないで。憎みあってるんじゃなければ、それこそ殺し合う必要なんて―――」
ないわよ!
と、言葉の続きは声にならなかった。
いや、私は叫んだつもりだった―――けれど、それが自分自身の耳にすら届いていない。
「声ってね、空気を震わせて響くのよ。だから風に命じて空気を響かせないようにしてあげれば・・・・・」
その声は隣から。
振り向けば、フロアさんが申し訳無さそうに目を伏せていた。
試しになにごとか叫んで見る。
でも、なにも響かない。そんな私の様子に、フロアさんは小さく「ごめんね」と呟いた。
不公平だ。
私の声は自分の耳にすら届かないのに、何故かフロアさんの声は聞こえる。なにか、やるせないものを感じるんだけど。フロアさんはシードさんを見つめ、伏せていた瞳を開ける。
「イーグが私の記憶を覗いた時に、私もイーグの記憶を見てしまったのよ。―――あの赤い約束を・・・」
その約束とやらを私は知らない。
それでも・・・!
どんな約束があろうと、友達同士が殺しあうなんて絶対に―――間違ってる!と、叫んでも、私の声は空気を震わさない。
風の精霊が、私の声を封じているから。
私の声はシード君には届かない!・・・こうなったら、身体張ってでも止めて―――あ。
動こうとした私の身体を風が押さえつけてくる。
それはきつくはなかったけど、それでも私は指一本動かすこと出来ない。
フロアさんの言葉が耳に届く。
「・・・あなたには、そこで見ててもらうわ―――シードが生きていたその証を・・・見守っていて欲しい」
ふざけんなッ!
怒鳴っても声は虚しく、響きすらしない。それでも私は怒鳴らずにいられない。
“生きていた” ? さくっと過去形にするんじゃない!
まだ “生きている” でしょうが! だったら、これからも “生き続ける” ことができるのに! なのに・・・ッ!あんたたちはまだ知らない!
大好きな―――本当に大好きな人が死ぬって言うことを!
助けることができたはずの人を助けられなかった悔しさを!
知らないから―――だからそう簡単に諦められる!―――怒りのせいでだんだんと真っ白になっていく私の脳裏に、ふと誰かの面影が浮かんだ。
一人の女性。
私に良く似た赤毛の―――私の、お母さん。・・・力を・・・貸して・・・ッ!
さっき、シード君に回復の法術をかけることができた。
それなら、もう一度・・・・・今度は、この風を打ち破る力をッ!
「無理よ」
冷たく、フロアさんの声が耳に届いた。
「法術を使おうとしている様だけど・・・いかなる力であろうとも、私の風を止めることはできない―――私と同じ精霊士でない限りは」
無視して私は集中。
でも、法術は使えなかった。
やっぱり・・・さっきのは、一回きりの奇跡だったのかな・・・?違う!
奇跡でもなんでもいい! だけど、もう一度だけでいいから私に奇跡を頂戴!
あきらめない。絶対に、なにか、全員がハッピーになれる方法がある!
それを私を信じてる―――絶対に、なにもかも上手く行くって信じてるから!
だから、ほんの少しでいい、誰でもいいから私に力を頂戴!
「あきらめなさい」
あきらめない!
「その風は、あなたでは破れない・・・」
破って見せる!
私は・・・私は絶対に―――もう、悲しい別れを見るのは嫌だから!
だから、お願い・・・! ほんの少し、この風の束縛から抜け出すくらいでいい。ほんの少しだけ力が欲しい!
「無理よ・・・」
『無理じゃないわ』
フロアさんの言葉にかぶさるようにして、誰か別の―――ううん、聞き覚えのある声が耳に届いた。
『無理じゃないわ。私が居るもの』
「・・・え?」
目の前に私がいた。
まるで、鏡があるみたいに全くそっくりな私。私は私のような笑みを浮かべ、そして言う。
『そこを抜け出すための力が欲しいのなら、私に名前を頂戴。そうしたら私はあなたの力になれる』
名前・・・
そうね。なら―――
『サレナ、ね』
目の前の私―――たった今名づけたばかりの “サレナ” は、私がなにも言わない(言えないんだけど)うちにそう呟いた。
私の不思議そうな顔に、サレナは苦笑して。
『解かるわよ。だって私はあなただもの』
一瞬、その意味が解らなかった。
けれど、すぐに解かった。これは、私自身だと。
シルファの力を借りて、フロアさんの心の中に残した私の残留思念。それがサレナの正体。・・・こんなことが解かったのは、私が名づけてサレナが私の力になったからだと言うことも解かった。
「・・・どうしたの?」
私の雰囲気が違うことに気付いたのか、フロアさんが私を凝視する。
けれど、フロアさんにはサレナの力を感じることはできない。
サレナは私が生み出した概念だから、私以外の誰にも見えない―――私にもフロアさんの心の中以外の場所でシルファの姿を見る事はできない。私は口を開いて、声無き言葉を放つ。
―――サレナ、お願い!
瞬間、ふっと私を縛っていた風の束縛が消えた。
「・・・風が!?」
「風の精霊士が使う風は、なんびとたりとも侵すことはできない―――同じ風の精霊士以外には」
『カッコつけてる場合じゃないわよ』
「わかってる!」
私はシード君とアルロードさんの方を向く。
見れば、アルロードさんの右足が無くなっていて倒れ、シード君はそんなアルロードさんを静かに見据えていた。
「次で、終わりだ」
そんなシード君の呟きを耳にしながら、私は走る。
「シード君、駄目ぇっ!」
私はアルロードさんの前に立ち、シード君の方を振り向いて―――
―――!?
目の前にいるはずのシード君が感じられない!
いや、居るのは見えているはずのに、それを頭が気付いてくれない―――まるで夢の中の自分の様に、理解出来ていない。―――天空八命星!
自己の存在を消失させ、他の存在を消し去る暗殺技。
だけど、本当に存在を消失なんてできるわけがない。
実際には、それは概念であると、私はフロアさんの心の中で、シルファと触れ合って気がついた。精霊とは、人間が概念によって生み出した物理的な現象。
なら逆に、人間の概念によって消失させることも可能。
それが、天空八命星の正体。だけど、今の私ならできる。
精霊と同じように、シード君という概念を生み出すことが―――シード君を見つけ出すことができる!私は短く息を吸うと、覚悟を決めた。そして。
「ばいばい、シード君」
呟いて。
私は右に一歩だけ踏み出した。
崩壊は一瞬だった。
死ぬ実感も、感慨も無く。
私の存在は消失した。
「気がつけば雲の上だった。多分天国」
「正解」
「声がした。振り返ると赤毛の天使が―――って、あれ? なんか声に出してるし私」
「やぁだもう、天使だなんて。天使だけどね」
「と、三十路くらいの天使おばさんは恥らう―――あれれ? 思ったことが勝手に声になる?」
「・・・がーん、しょっくぅ。三十路のおばさんだなんて・・・うるうる―――と、泣き真似して見る」
「本当のこと言われて泣かないよーに―――本当のことだから泣くのか」
「そうね。本当のことを言われると傷つくこともあるものね。―――だからあなたは誤った “推理” をしてるのよね、ミストちゃん」
「それはあなたを見て育ったからよ。お母さん」
「やれやれ・・・お父さんの娘だから、早死にするとは思ってたけど―――まさかこんなに早く再会するなんて!」
「お母さんの方が先に死んだじゃない」
「お父さんは頑固一徹で、思い込んだら試練の道だろうがイバラの道だろうが、最後まで進む人だから―――そして、最後まで辿りつくことの出来る力を持っていたから」
「私は力不足?」
「現に死んじゃったじゃない」
「納得」
「だけど天国って楽ね。喋らなくても会話出来る」
「天国だからね。その代わり、どんな人間も嘘を付くことが出来ない」
「・・・ヤな場所かも」
「ところで質問。ミストちゃんはシード君のどこが好きなのかなぁ?」
「え? え? ちょ、ちょっとまって―――そんなの全部好きに決まって―――じゃない! うわーうわー! 考えるな、なにも言うなー!」
「へえ、全部。じゃあ、特に好きなのは・・・?」
「わーわーわーなにを質問するかなこの人は考えるなうわーそうだ歌を歌おうラララーラララララッラー♪」
「・・・ふふ。どれくらいもつかしら? この場所で心を隠すのは不可能なのよ?」
「うーうーそういうお母さんはお父さんのどこが好きなのよ!?」
「もちろん全部好き♪」
「はああああ・・・・・結局、全部言わされた・・・・・・もうおヨメに行けない。しくしく―――死んでるんだけどさ」
「んふふふ〜。ミストちゃんお顔真っ赤よ? お熱なぁい?」
「・・・死ぬ前から思ってたけど、お母さんって私のこと玩具にしてるよね」
「当たり前よ。自分の娘ほど遊べる玩具はないもの―――そして、自分の娘ほど愛しくて、大事な物はお父さん以外にはないわ」
「お母さん・・・・・―――それならどうして、私も死んじゃったの―――あー。違う、今の、わかってるから!」
「どうしてかしらね?」
「違うの! そんなこと私は考えてない―――お母さんが死んだとき、私も死んじゃいたかった。死ねばよかった。ううん、お母さんの代わりに私が死んでしまえばよかった―――」
「ごめんね」
「違う! 違う! 違うよ! お母さんが謝ることなんてないの! 私は―――」
「ミストちゃん」
「あ・・・お母さんが私を抱きしめた。暖かくて柔らかい。お母さんの匂い―――お母さん―――」
「ごめんね、死んじゃって。本当にごめんね」
「お母さん・・・お母さぁん・・・・これからは、ずっと一緒だよね・・・?」
「いいえ」
「・・・え?」
「あなたには、帰る場所があるわ―――上を見て御覧なさい」
「上を見上げれば、空に大地があった―――ううん、私たちが逆さまになってる?」
「あれが地上。ミストちゃんの思った通り、私たちは逆さまになって大地の上に居る」
「帰る・・・場所・・・・・・でも、私はもう死んじゃったのよ!?」
「だけど、あなたにはあそこまで帰れる “翼” がある」
「言われて初めて気付いた―――私の背中には赤い翼が生えていた。私の髪の毛よりも、なお赤い炎の翼が」
「さあ、お生きなさい。そして、もうしばらくは来ちゃ駄目よ?」
「やだ・・・・・いやだ! 私、お母さんとずっと一緒に―――」
「私とシード君、どっちの方が大切?」
「・・・! ―――そんなの、比べるコトなんてできないよ・・・シード君もお母さんも、私にとってはどっちも大切・・・」
「ならお生きなさい。私はいつでも―――いつまでもあなたを見守っているのだから」
「・・・・・・・・」
「さあ、早く―――」
「・・・・うん」
飛翔して落ちていく私。
テレスの飛行魔法で空を飛ぶ前は、きっと水の中を泳ぐようなものだと思っていた。
けど実際は、水の中を泳ぐような空気や風の抵抗もなく、目を閉じてしまえば空を飛んでいるという事を忘れてしまいそうなほど、なにも感じなかった。
水の中を泳ぐのではなく、水の上を誰かが漕いでくれるボートに乗るような感じ―――見えない手で誰かに運んで貰っているような感覚だった。
・・・まあ、それはテレスが魔法をかけてくれたからなのかもしれないけど。自分自身で魔法を使えば、また違ってくるのかもしれない。私は魔法を使ったことがないからよく解からないけど、テレスが魔法を使っているところを見ると、結構神経を使っているように見える。今、落ちていく私は飛行魔法で飛んだときとはまるで違っていた。
落ちていく。そのために飛翔するという実感がある。
とはいえただ単に落下していくのを感じる、というわけではない。落ちていく―――そのために飛翔している。
それこそ水の中を潜るように。背中の炎の翼は私の意思によって動いてくれた。
私は必死で翼を動かして地上を目指す。
ちょっと気を抜くと、すぐに空へ―――天国へと引っ張り戻されそうになる。天国と地上。その双方に引力があって、今は天国の引力の方が張るかに強いからだ。
でも私は感じていた。
地上に近づくにつれ、天国の引力が弱くなり、地上の引力が強くなっていくことを。いつしか。
私は羽ばたくのを止めて、ただ落ちていた。
すでに天国からの引力は感じない。ただひたすらに落下感。地上が迫る。
だというのに、私は迫り来る地表に恐怖を感じなかった。
地面に激突するその瞬間まで、私は目を見開いていた。
死ぬときと同様に蘇る時も一瞬だった。
塵と化していた身体が、コンマ1秒と経たずに再構成されていく。
私が、私の身体が私となっていく。死ぬときと違って、それを実感できた。
生まれる前のコトなんて覚えちゃいないけど、きっと命が生まれる瞬間って赤ちゃんはこんな感じなんだろうと思った。
自分自身を自覚する。
命が全身を駆け巡り、視界には “この世” の世界が広がっていく。そして、その世界の中に彼は居た。
私が、この世界で一番大切な人。
彼は吃驚した目で私を凝視していた。目の前のことがにわかには信じられないと言うように。
「・・・シード君・・・」
彼の名前を呼ぶ。その自分の言葉にすら、命が宿って居ると実感しながら。
その瞬間、シード君ははじかれたようにびくっと肩を震わし、瞳に涙を溢れさせた。
シード君は涙を拭おうともせずに、そのまま固まっている。
だから、私は二歩歩いて近づくと、人差し指でシード君の涙を拭いとってあげた。
「ミス・・・ト・・・?」
「・・・もう、シード君って意外と泣き虫だよね」
本当に泣き虫なんだから。
私は心の中でもう一度呟く。
前にも一度、私が “遺書” を置いて居なくなった時も泣いていた。
全く、男の子なのにちょっと情ないかも。でもいいよ。私はそんな風に―――私のことで泣いてくれるシード君が好きなんだから。
私は、私の姿を認めてまた泣き続けるシード君の背に手を回して抱きつくと、その耳にそっと囁いた。
「ただいまっ、シード君」
第四章+α 了
登場人物達の自爆な座談会ッ!
ミスト:わーいわーい私が主役〜♪ でもやったら短いのは何故!?(涙)
シード:あれ。使い魔は? 姿が見えないが。
ミスト:使い魔なら急病で寝込んでるけど。
シード:なんだ、インフルエンザか・・・?
ミスト:んーん、昨晩職場の飲み会で呑みすぎて二日酔いだって。
シード:・・・・・・・
ミスト:飲み屋でゲロ吐いて職場の同僚と店の人に思いっきり迷惑かけたらしいよ? しかもその記憶トンでるって。
シード:・・・最低だ。
ミスト:にしても2章のシード君と言い私と言い・・・なんかすっごく簡単に生きかえられるんだね。
セイ:・・・なにせ、 “あの世” がこの世にある世界だからなぁ。
ミスト:・・・へ?
セイ:だから、天国がこの世界の空に浮かんでるんだよ。正確には隣のファレイス大陸の上に。
テレス:そうなんですよ。空人と呼ばれる人達が住まう天界と呼ばれる場所・・・そこが私達の言う “天国” なんです。
ミスト:あ。テレスお久し振りじゃない。
テレス:はいお久し振りです。しくしく。
セイ:だから、肉体さえ無事なら死んだ人間を生きかえらせるのはそんなに難しくない。高レベルの僧侶なら一発で復活させてくれる。
ミスト:じゃ、じゃあお母さんを生きかえらせることも!?
セイ:肉体が無事ならって言ったろ? ついでに病気で死んだ場合も不可能。
ミスト:なんでッ!?
テレス:怪我は魔法で治せますけど、病気は魔法では治せないからなんです・・・
セイ:魂を戻しても、肉体が致死的な損傷を受けていたら生きかえった瞬間に死んじまう。
ミスト:でも・・・病気を治す魔法はないかも知れないけど、病気を治す薬ならいくらでも・・・
セイ:薬って言うのは肉体の持つ病気への抵抗力を増幅させて―――言っちまえば補助的なアイテムに過ぎない。
テレス:死んでしまった身体は肉体の抵抗力もゼロですから、薬は効かないんです・・・
ミスト:でも・・・・・だけど、私は身体が塵になっても生きかえったじゃない! あれは―――
セイ:フェニックスの “蘇生” は厳密に言えば “転生” だからな。肉体がなくても蘇られる。
ミスト:うう〜・・・・
シード:さて、パニック!シード編もあとはエピローグを残すのみだな。
ミスト:そぉね(ちょっと目が虚ろ)。
シード:・・・あのなあ、元気出せよ。母親に会えただけでもよかったろうが。
ミスト:・・・うー。・・・・ん、そうだね。そうだよね。うん!
シード:よしよし。
ミスト:でも早いものねー。もうエピローグかぁ・・・・・色々あったよね。
セイ:つーかむしろ遅かったんだと思うけどな。
シード:色々ありすぎてな。
テレス:ま、まあともかく(汗)。・・・そ、それでは、エピローグ後の最後の座談会でお会いしましょう。
ミスト:とゆーか、テレスはもう座談会しか出番ないみたいだしね。
テレス:うううううう(泣)。
(03/02/22)