ソウル旅行記



はじめに

 春休みを利用して、発展めざましい「ソウル」を自由旅行したときの、感動や失敗談などをご紹介します。



1)やっぱり、空き室なし!
 初めて行く韓国に、ホテル予約せずに、入国した。もちろん「ハングル語」もわからない。

 広いインチョン(仁川)空港を出たが、夜8時を過ぎており小雨まじりで大変寒い。バス停でしばらく待ち、適当なバスに乗った。そしたら、「金浦空港」経由ソウル市内行きであった。 結果的に遠回り。

 「明洞」にある「メトロ」ホテルをやっと探したが、空き室なしでがっかり。近くの「ibisアンバサダー明洞ホテル」を紹介してもらった。  一転して豪華なホテルであるが、円高ウォン安(当時のレートは10万ウォン=6,300円)なのでまあいいか。OK。


ソウル・ibisホテル



2)日本軍により破壊された「景福宮」
地下鉄を乗り継いで、まず「景福宮」へ行った。1910年日韓併合の際に、日本軍により多くの建造物が破壊され、現存するのはわずか10数棟だという。心が痛む。

 
勤政門 景福宮






3)警備が厳しい「青瓦台」
 「青瓦台」は大統領府である。入口の道路には警備用のバスが2台駐車しており、警備兵が直立不動で監視をしていた。至る所に警官が立っており、「北漢山」を背にしているので、山中にも警官がいるのではないか。

 


青瓦台


4)「景徳宮」では、中国語で。
 ガイドツアーは、中国語、日本語でもやっており、あえて中国語のツアーに参加してみた。香港人の学生カップルと、天津へ留学経験を持つ名古屋の30代の男性と私の4人が参加した。  ガイドさんは、私に「中国語わかりますか?」と聞いたので、「一点点」(少し)と答えた。とても早口で殆ど聞き取れなかったが、名古屋の男性が要点を説明してくれた。

 朝鮮王朝時代の宮殿は、ユネスコの世界遺産にも登録されているという。広大な敷地には立派な庭園や池があり、3月といえども真冬のような寒さで梅もつぼみであった。


景徳宮 庭園



5)活気のある南大門と東大門
 南大門は焼失後であり、見られなかった。南大門市場は朝から混雑。

 東大門は、大きな交差点の脇にあり、説明文には英語、中国語、日本語の表記もある。東大門広場は、ずっと広く、問屋街もあり、荷台に荷物が沢山積めるように改造したバイクが並んでいた。

 
東大門



6)明洞(ミョンドン)でマッサージ
 ホテル近くでマッサージをしたが、強く押すので大変痛かった。終わってみると気持ちがよく、後日自宅で血圧を測ったら、正常に下がっていたので、安心した。  

ロッテ百貨店のブランド品専門店では、入口に大勢並んでおり、入場制限をしていた。不況知らずか。

 明洞(ミョンドン)の屋台で、厚い皮のフランクフルトを食べて、「下痢」をした。やっとの想いで帰国し翌日病院へ。会社を休み2日後に回復。  油断をして最悪の結末になってしまった。




躍進する韓国!

KEISEN