寧夏、内蒙古自治区、青島旅行記-1




寧夏回族自治区 内蒙古自治区

はじめに

 初秋に中国華北地方の銀川、パオトウ、フフハト、青島、承徳、そして北京の6地域を訪れたときの独り旅日記である。






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1日目)自宅→羽田→北京→銀川

自宅を午前出発、羽田発午後便で夕方北京へ。北京首都国際空港で入国審査に1時間の行列。まず両替と今日、明日泊まる銀川のホテルを電話予約。 国内便の安全検査でまた1時間並ぶ。しかも巨大空港なので搭乗ゲートまで800mも歩く。もううんざり。

北京を夜発の国内便で、銀川には午後11時半到着。空港バスで市内へ行き、0時半ホテル着。日本時間では午前1時半なので、今日は本当に長〜い一日。 初日は自宅から中国地方都市まで一気に行くので、いつもながら強行スケジュール。


2日目)銀川 寧夏博物館 

 銀川の「西港航空酒店」で朝食、豪華だ。近くの中国銀行で両替。思っていたよりレートがよく、気分がいい。外はあいにく雨で寒いので、「西夏王陵」や 「賀蘭山岩画」の郊外観光は取りやめ。銀川駅に行き、明日のパオトウ行き切符を購入。

寧夏博物館1 寧夏博物館2

 「寧夏博物館」では、西夏文化、石刻史書、回族文化などを展示していた。少数民族のひとつである回族は、中国全土に1千万人もいる。 もちろん「寧夏回族自治区」に住んでいる人が1番多い。中国には55の少数民族がおり、全人口の8%を占める。壮族、回族、ウイグル族の順に多い。



寧夏博物館3 寧夏博物館4

 同館ではまた、「シルクロード」の特別展を開催していた。雨と寒さ、腰痛もあり、早めにホテルに帰り、読書と休養。今日も寒いのでシャワーを浴びず。  



3日目)銀川→パオトウ 

銀川駅 黄河(遠方)

 
蒙古高原 快速電車車内

銀川発7時の列車に乗るため、暗いうちにホテルをチェックアウト。車窓からは、黄河、蒙古高原、トウモロコシ畑、楊樹などが見える。 黄河は河口では断流だというが、ここではまるで海のようだ。いつまでも飽きない。音楽プレーヤーを聴きながら、読書。 午後1時過ぎパオトウ駅に到着。511km、6時間17分、料金は63元(1,300円)だ。

  パオトウ駅で、明後日のフフハト行き切符を購入。タクシーで「如家酒店」へ行く。会員価格にしてくれて165元(3,300円)。思わずうれしくなる。



4日目)パオトウ  パオトウ博物館 

パオトウ博物館1 パオトウ包頭博物館2

郊外の観光地である「チンギス・ハン陵」や「五当召」は交通が不便であり、日帰りは困難のため取りやめる。 「パオトウ博物館」では、内蒙古古代岩画、チベット仏教、燕家遺跡などを展示してあった。



抗日戦争展1 抗日戦争展2

「パオトウ博物館」ではまた、「抗日戦争勝利70周年記念」特別展が開催されていた。旧満州とともに、蒙古でも激しい戦争が繰り広げられた様子が分かる。  複雑な心境だ。










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