湖南、江西、福建省旅行記-5







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9日目)九江→南昌→武夷山 

九江駅 五一公園1

九江から高速鉄道で約1時間、南昌へ戻る。乗継ぎに時間があるため 南昌市内の先日訪れた「五一公園」へ行く。そこでのんびり休養。




五一公園2 武夷山行き列車内

 再び南昌駅に戻ったが、列車は45分遅れ。 西安発福州行き「長途列車」のためか。

 武夷山まで5時間の長旅なので、隣の席の「劉小姐」と話す。 四川省出身の公務員、26歳。「村上春樹」や「東野圭吾」を愛読しているという。 やはり中国の若者には人気がある。 かつては、海賊版が横行していたようだが、今はどうか。

 「現在、中日関係はよくないが、知っているか」と聞いたら、 「もちろん知っている」と答えた。「あなたは中国を旅行しているが、 心配しなくていい。私たち大部分の中国人は、大変友好的である」と。









10日目)武夷山風景区  武夷山→福州 

 
九曲渓埠頭 筏下り1

 「武夷山風景区」南入口までタクシーで行く。 門票140元、観光バス70元、計210元(約3,600円)。 世界遺産の観光地はどこも高い。

 観光バスで「九曲渓」1号竹筏埠頭へ。さらに 乗船票100元(約1,700円)で購入。  




筏下り2 筏下り3

 竹筏は直径約20センチ、長さ約8mの竹を8本並べ蔦のつるで縛り、その上に 竹製の椅子6脚を固定し、船頭が前後に付く。

 乗客は定員6人で。救命衣を着用。水深は1m程度、深い所で3m位。  もちろん外国人は私一人。  




  
九曲渓1 九曲渓2


九曲渓3 九曲渓4


 9箇所の大きな曲りのある渓谷のために「九曲渓」。 川沿いの景勝地を眺めながらのんびり。雰囲気は「桂林」を 小さくした感じ。
 約2時間かけて9,5キロを下り、「武夷宮」で下船。

「武夷山風景区」は沢山名所があるが、時間が半日しか取れず残念。  




武夷山駅 福州行き列車

 午後武夷山唯一の始発列車で、「福州」へ移動した。

 今回の旅で一番苦慮したのは、武夷山から上海への移動である。
 最初は夜行直通列車が3本あるので、それを利用するつもりであったが、 乗降の時間帯が極めて悪い。真夜中発とか、真夜中着。「長途列車」なので、 切符の入手も困難。

 夜行の長距離バスもあるが安全性と疲労を考えるとためらう。
 日本出発の前日に、遠回りしても確実な方法として、武夷山から  福州経由、そこに1泊して上海行きに計画を変更した。











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