海南、貴州、安徽省旅行記-1




海南省 貴州省 安徽省

はじめに

 晩秋に中国華南地方の海口、三亜、貴陽、黄果樹瀑布、華中地方の合肥、黄山、宏村、周荘、そして上海の9地域を訪れたときの独り旅日記である。






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1日目)自宅→成田

2日目)成田→上海→海口 

両替表示 海口国商海航商務酒店

 上海での乗継便の関係で、成田を午前出発となったので、やむを得ず成田空港近くの「成田ビューホテル」に前泊することにした。このホテルでもやはり中国人観光客が多い。

 成田空港内の銀行の外貨両替表示は、予想通りの急激な「円安」になっている。2年前に比較するとなんと50%も値上がりしている。これからの2週間の旅は、節約するしかないと 改めて気を引き締める。  

 成田、上海間のフライトは3時間25分、上海、海口間のそれは3時間15分。あまり変わらない。海南島の北部は亜熱帯、南部は熱帯に属し「東洋のハワイ」と呼ばれる。 西はトンキン湾をはさんでベトナム。ハノイより南に位置する。海南島以外の南シナ海の西砂諸島、南沙諸島などは近隣諸国と領土問題で激しく対立している。  

 「海口美蘭国際空港」に降りると、夜なのに気温20℃を超える。やはり暑い、南国だ。バスで30分、20元(400円)、市内中心部へ。 上海浦東国際空港でフライト前に電話予約した「海口国商海航商務酒店」へチェックイン。







3日目)海口⇔三亜 

張継「楓橋夜泊」 海口東駅

 「海口国商海航商務酒店」のエレベータホールに、「張継」の有名な漢詩「楓橋夜泊」が掲げられていた。私の好きな漢詩だ。思わずうれしくなった。  高速鉄道の新駅「海口東駅」へ行き、「三亜」行きに乗る。ノンストップのため1時間半だ。料金は83,5元(1,700円)で、切符には 私のパスポート番号が印字されている。   





三亜駅 高速鉄道車内表示

 帰りの高速鉄道車内の表示は、午後5時を過ぎても外気温は24℃だ。時速はもちろん200キロ以上だ。

 



三亜湾 亜龍湾海水浴場1

 「亜龍湾」行きのバス停が分りずらく気温25℃の暑い中、やっと見つけて乗車。60分、7元(140円)。 南国のリゾート地に来たという感じを実感する。日本では晩秋なのに。  

 



亜龍湾海水浴場2 肯徳基(ケンタッキー)での晩飯

 「亜龍湾海水浴場」は大変きれいな所だ。浜辺にプラスチックなどの浮遊物やゴミなどが全くなく、  海水も透通っている。もともときれいなのか、毎日掃除をしているのかわからない。  時間があれば水着持参で海水浴をしてもよかった。







4日目)海口→貴陽 

私のホームページ 貴陽市内

 「海口美蘭国際空港」のロビーで無料インターネットサービスがあったので、早速私のホームページを 開いた。漢字は文字化けするが、アルファベットと画像は見られる。表示が高速だ。

 海南島北部の「海口美蘭国際空港」から1時間40分のフライトで、華南にある貴州省の「貴陽龍洞堡空港」に到着。 海口より気温が10℃位低い感じで大変寒く感じる。周囲の人々は真冬並みの服装。 これにはびっくり。タクシーで「逸都酒店」に行き、チェックイン。ホテルの部屋から老朽化したビル群が見える。










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