平成12年9月定例議会より

−佐藤よし江の一般質問と市からの答弁の要約−

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質問1:学校給食の民間委託の検討方法について
 学校給食の民間委託について、6月末から検討されているが、保護者の意見を聞くという点で、不充分ではないか。PTAのあいだでは、説明が不充分なために、不安がひろがっている。
 食材費を負担している保護者には、給食業務全体について、協議する権利があると言える。市民の意見を聞くのは、検討会の中だけでなく、保護者への説明会や、公聴会のような場を設けるべきではないか。
答弁1:
(教育次長)
 検討委員会では、活発な意見が出されており、その中には、保護者の代表のかたの意見も含まれている。今後、委員会の審議と並行して、さらに多くの人の意見を聞くとともに、一定の方向が決定したら、市報などにより、周知をしていきたいと考えている。

再質問:
 委員会の中に、保護者の代表のかたが、参加されているのは承知しているが、保護者の方々に、審議の内容がしっかりと伝わっていないために、不安がひろがっているのである。保護者全体に、説明をするような機会を設ける意志がおありかどうか、重ねてお尋ねしたい。
再答弁:
(教育長)
 校長会でも、要望があれば、出かけていくと話しているが、今のところ要望は1件もない。いつでも出かける準備はしているので、たくさんの人を集めるようお願いしたい。

質問2:例規類集のデータベース化と、庁内LANの構築について
 市の例規類集は、広く市民に知ってもらう必要があり、積極的に公開すべき。しかし今は、市民が簡単に利用できるようにはなっていない。
 例規類集をデータベース化し、インターネットで利用できるようにすれば、市民の活用も進む。また、庁内のLANを整備し、紙の例規類集を廃止すれば、経費の削減になり、紙の使用量の削減にもなる。早急に推進すべき。
答弁2:
(市長)
 庁内LANについては、若手職員による、OA化検討委員会で検討を進めており、具体的な予算や、導入時期などの検討に移っていきたいと考えている。
 例規類集のデータベース化についても、OA化の一つの方策として、研究しながら進めていきたいと考えているが、それには議員の皆様にも、諏訪市のホームページにアクセスできるように、お一人お一人がコンピュータを保有するなど、おつき合いいただく必要がある。

質問3:公共事業の見直しに関する、諏訪市の対応について
 特定環境保全公共下水道事業の対象になっていた、民間会社の開発計画は、どんな内容で、撤退が決定しているのか伺いたい。また、この下水道事業の対象地域は他にないのか、一体的に行なうことで、国庫補助事業になる、公共下水道等の対象地域はないのか、伺いたい。
 また、国の政策を受けて、それに対応するだけでなく、市独自の判断で、公共事業の見直しをすべきと考えるが、具体的な方針があるのか。
答弁3:
(水道局長)
 民間の開発計画については、具体的には申し上げられないが、多分それは中止ということで、復活することはないと思っている。新たな開発計画が出てくれば、その時点で、改めて事業の認可をとればいいと考えている。
 池のくるみや、霧ヶ峰の開拓地は、この事業計画の対象区域外となっており、ほかに対象となるような地区は、今のところはない。
(企画部長)
 特環事業のように、見直す必要のある事業がないか調査したが、今のところ、該当するような事業はなかった。今後出てくれば、全庁的な組織の中で検討していきたいと思っている。

再質問:
 諏訪市には、特環事業以外に、見直す必要のあるような事業が、他にはないため、今の時点では、市独自で見直しをする考えはないということか。
再答弁:
(企画部長)
 議員お見込みのとおりであり、現在のところはない。もしあれば、全庁的な組織を立ち上げて、評価していきたいと思っている。


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