平成11年12月定例議会より−佐藤よし江の一般質問と市からの答弁の要約− |
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質問1: | 市民参加による、開かれた市政について |
新市長になって、ファックス、Eメール、葉書など、市民の声を聞く窓口が開かれたが、形態を変えた陳情、要望にとどまっているのでは。 市の基本姿勢や、財政状況を具体的に公開し、それに対する市民の提案や、意見を引き出すのが、真の市民参加型の、市政の姿と考える。市からの積極的な情報発信を提案すると共に、具体的な施策があるならお聞かせ願いたい。 |
答弁1: |
(市長) 行政会計を、いかに分かりやすく知らせるか、という問題もあるが、広報やインターネットを通じて、紹介していくことが大切と考えている。 立石公園のプロジェクトを初めとして、市民協議会など、これからも多くの市民の意見を取り入れることを計画している。 |
質問2: | 学校給食について |
行政改革大綱の中に、「学校給食業務の民間委託推進」の方針があるが、学校給食は教育の一環である、との本来の趣旨からすれば、単に、コストが安くなるという考えで、民間委託するべきではないと考える。 昨年導入された、強化磁器食器に対する反応は、現場では賛否両論と聞くが、教育的指導があっても良いのではないか。 学校給食による教育的効果を考えると、地場の食材が最適と考える。地場の食材を購入できるルートを考えてほしい。 |
答弁2: |
(市長) (教育の場では、)これが絶対という方法はないと考える。時代の流れの中で、いろいろな方法を検討するのも大切であると思う。 (企画部長) 文部省が示した、学校給食業務の合理化に関する、3つの方針の中から、諏訪市としては、自校方式での民間委託の方向で、給食部会で検討されている。この方式なら、ある程度、市による管理が可能と考えている。 (教育次長) すべてを強化磁器にするのは、施設、設備の関係で難しいが、ポリカーボネート食器は、体への影響の心配もあり、別の素材への切り替えを検討している。 すべての食材を、地場産で賄うのは、自校方式では、安定的な確保という点で難しいが、安全で良質な、地場の野菜を、できるだけ使っていきたいと考えている。 |
再質問: | 学校給食の民間委託について |
昨年の給食食器の件では、PTAや、市民の要望などを、充分に取り入れていただいたが、民間委託になると、このようなPTAや、市民の声が、届かなくなるという危惧があるが、この点について伺いたい。 |
再答弁: |
(企画部長) 行政改革大綱の中でも、(保護者を含む)民間の意見を、充分に取り入れて進めていくことに決まっている。 |
質問3: | 教育改定後の対策について |
2002年の教育改定で、子供たちを学校から、家庭や地域に帰そうという動きがあるが、家庭や地域に、受け皿ができているのか。市としても、何らかの方策を考えてほしい。 高齢者を、福祉の対象としてだけ見るのではなく、長く生きてきた知恵を生かして、教育現場や地域社会の受け皿づくりに活用することを提案する。 |
答弁3: |
(教育長) 子供の受け皿の最大最良のものは、家庭である。今後も、このことを言い続けていきたい。 社会や地域の受け皿については、横の連絡が大切なので、地域の方々が検討し合って、地域社会に教育力を付けていただきたい。年輩者の知恵の活用についても、まず、地域で学校等と協議していただきたい。そこで何かトラブルがあれば、市としても相談には乗る。 |
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