平成11年6月定例議会より

-佐藤よし江の一般質問と市からの答弁の要約-

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質問1:学校給食の安全性について3点
  1. 極めて微量でも人体に作用する、環境ホルモンの溶出が疑われる、ポリカーボネート製の給食用食器の、早期の全面切り替えを希望する。市として、その計画があるのか伺いたい。
  2. 学校給食用食器の洗浄を、環境への影響が大きいといわれている、合成洗剤から、せっけんに切り替えていただきたい。茅野市では、全面的にせっけんに切り替えるという、方針が出されている。
  3. ポストハーベストされ、農薬づけになっている、輸入小麦の外側を使う学校給食用の小麦粉は、安全性が疑われる。児童生徒の健康、安全を第一に配慮して、輸入小麦粉を国産小麦粉にしていただきたい。
答弁1:
  1. (教育次長)
     給食用食器については、厚生省の報告を待って対応していきたい。現在使用している食器の耐用年数が、買い替えの時期にきているので、更新の際には科学的根拠に基づき、児童や調理員の立場も考慮して検討したい。
    (市長)
     プラスチックは、人類の発明の中でも非常に素晴らしいもので、プラスチックがないと私たちの生活は成り立たない。ところが環境問題が出てきた。科学的根拠に基づいて、今後の対応を図っていきたい。
  2. (教育次長)
     食器のせっけん洗浄への切り替えは、作業性や調理員の安全性、洗浄機の機能の面、メンテナンスの面から困難。茅野市もせっけん洗浄は、手洗いの物のみと聞いている。諏訪市でも、手洗いの部分については検討していきたい。
  3. (教育次長)
     国産品に比べ、輸入小麦粉は価格が安く、国からの補助もある。基準によって安全面のチェックも受けているので、ご理解いただきたい。

再質問:給食用食器について
 厚生省の最終結果が出るまで動けない、という認識のようだが、結果が出るまではずっと使われることになるので、児童生徒の健康、安全を第一に考え、先の行動をお願いしたい。
再答弁:
(教育次長)
 食器の切り替えの時期が近づいているので、安全性の確保を第一に、一緒に考えていきたい。

質問2:投票所の改善について
 私のところに寄せられる市民の声の中に、お年寄りや足の不自由な方などにとって、不便な投票所があるとの声がある。これも投票率が低いことの一因になっているのではないか。少しでも使いやすいように改善していただきたい。
答弁2:
(行政委員会局長)
 諏訪市の24投票所のうち、2階以上の投票所が8ヶ所ある。少しでも改修できるよう、投票しやすい環境づくりによりいっそう努めていきたい。

質問3:循環バスの運行コースについて
 高齢者や、交通弱者を主たる対象とする福祉バスの観点から、路線に関しては、市民の希望や利用度を調査し、単なる民間の赤字路線の補てんにならないよう、市民が利用しやすいバスに近づけていただきたい。
答弁3:
(企画部長)
 コース設定に際しては、老人クラブ連合会を中心に、みなさんの要望にかなうように検討し、決定している。当面はこれで走らせていただきたい。


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