「図書館の学校」11月号 miti 2002/10/31 20:54:02 ├旅人かへらず さ〜ら 2002/10/31 21:53:19 └よく読んで見たら さ〜ら 2002/10/31 23:13:40
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「図書館の学校」11月号 |
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miti 2002/10/31 20:54:02 | |
こんばんは、mitiです。 「図書館の学校」11月号が出ましたので貼っておきます。 よろしければ、見て下さい! ちなみに今回のテ−マは、西脇順三郎の「旅人かへらず」です。 http://www9.ocn.ne.jp/~cider19/toshokannogakkou200211.htm |
├旅人かへらず さ〜ら 2002/10/31 21:53:19 ツリーへ
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さ〜ら 2002/10/31 21:53:19 | |
旅人かへらず は、いっぱいあるなあ、ってゆーか、長い詩だなあ。 「一」から「一六八」まで。 画伯の作品に一番近いのは、「一」かなあ? 旅人かへらず 西脇順三郎 一 旅人は待てよ このかすかな泉に 舌を濡らす前に 考へよ人生の旅人 汝もまた岩間からしみ出た 水霊にすぎない この考へる水も永劫には流れない 永劫の或時にひからびる ああかけすが鳴いてやかましい 時々この水の中から 花をかざした幻影の人が出る 永遠の生命を求めるは夢 流れ去る生命のせせらぎに 思ひを捨て遂に 永劫の断崖より落ちて 消え失せんと望むはうつつ さう言ふはこの幻影の河童 村や町へ水から出て遊びに来る 浮雲の影に水草ののびる頃 全部読みたい方は、↓へ。 http://www.jfast1.net/~w-hill/shi/sukinashi/tabibito-m.html |
└よく読んで見たら さ〜ら 2002/10/31 23:13:40 ツリーへ
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さ〜ら 2002/10/31 23:13:40 | |
よく読んで見たら 「一」はやっぱ、序章にすぎないな。 旅は長いからな、 全部合わせないと「旅人かへらず」にならん。 「一」だけじゃ、ちっともおもろない。 季節がら、というのもあったりしてか? 次あたりがいい。 一〇七 なでしこの花の模様のついた のれんの下から見える 庭の石 庭下駄のくつがへる 何人もゐない 何事かある 一五九 山のくぼみに溜たまる木の実に 眼をくもらす人には 無常は昔の無常ならず 一六〇 草の色 茎のまがり 岩のくづれ かけた茶碗 心の割れ目に つもる土のまどろみ 秋の日の悲しき http://www9.ocn.ne.jp/~cider19/toshokannogakkou200211.htm |