森の散策路(しし街道)を登り始めて間もなく、バシバシバシバシと大きな音が響いた。思わず身構える目の前を七、八頭のニホンジカの群れが力強く跳躍し、斜面を苦もなく上ってゆく。
白い尾が雑木の芽吹きを泳ぐように瞬く間に遠ざかった。
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惜桜小屋絵日記
2009年4月23日(木)
もう新緑といってよいカラマツの樹冠を仰ぎ見れば雲ひとつない天空高く太陽は輝き日差しはすでに熱いくらい