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キビタキ/♂(ヒタキ科) 夏鳥 スズメ大
黄色、黒、白、橙の配色が美しい。春から夏にかけてチンチロリー、ピッコロロ、ピッコロロと澄んださえずりを一日中聞かせてくれる。印象としてはこの森一番の歌い手だが、日本三名鳥には入っていない。警戒心がそれほどないのか、デッキから見る機会も多い。飛びながら虫をとり、身を翻す軽やかな身のこなしは見ていてあきない。
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ヤマドリ/♂(キジ科) 留鳥 ニワトリ大
真っ赤に縁取られた目元(トサカ)もキリリ、幾節もの長い尾羽を、ピンと伸ばした堂々とした姿は、森の貴公子といった風格がある。ドドドッと翼を打ち鳴らす音を聞くまでもなく、ガサッゴソッと鹿かなと思えるほど大きい、落ち葉を踏む音でその存在がわかる―。いや、分かったというべきか。その後この貴公子の運命は? (里山らいふ参照/近日UP)
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クロツグミ/♂(ヒタキ科) 夏鳥 ムクドリよりやや小さい
キョロ、キョロ、チョミ、チョミ、チーチョロチー、チーチョロチーと複雑なフレーズを繰り返し、森全体に響けとばかり、高らかに美声を張り上げる。これがさえずり始めると、ほかの鳥は遠慮して、しばしさえずるのをやめてしまうほどの声量がある。森でも指折りの声楽家である。
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オオルリ/♂(ヒタキ科) 夏鳥 スズメより少し大きい
枝先にとまりピーツーツィツィピッツビルルと澄んだ声で歌う。日本の三鳴鳥のひとりに数えられるさえずりの名手。鮮やかなルリ色をした姿も美しい。惜桜小屋の棚に置いたカゴで子育てしたときには、なるべく目を合わさないように気を使い、つゆのさなか無事に巣立っていった。
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メジロ(メジロ科) 漂鳥 スズメより小さい
オスもメスも共に全身が黄緑色(うぐいす色)。眼のまわりが白いのでこの名がついた。さえずりはミソサザイに似て美しいというけれど、いまだ顔と名前、いやサエズリが一致しない。デッキ近くのサクラやミズキ、カラマツによく訪れるが、小さくて目立たない。雨水を貯めた小屋の小さな池で水浴びする姿がときおり見られる。
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ヤブサメ(ヒタキ科) 夏鳥 スズメよりかなり小さい
ミソサザイと共に日本では最も小さい。シーシー、シーシーと虫のようなか細い声をはじめて聞いた時は、にわかに鳥の鳴き声とは分からなかったほど。やぶを好みなかなか姿を見せない。写真はまだ親離れしていないヒナ。すぐそばのヤブを家族そろって移動していった。鳴き声は小屋のまわりで普通に聞くことができる。
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ヒヨドリ(ヒヨドリ科) 留鳥 ムクドリよりやや大きい
数羽がピィーヨ、ピィーヨとかん高く鳴きながら、庭木の実や取り残しの果実をあさる姿は里地でもおなじみ。色は地味だけれどスマート。森一番の"やかまし屋"だ。小屋の雨池にはしょっちゅう水浴に訪れる。
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シジュウカラ(シジュウカラ科) 留鳥 スズメ大 |
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イカル(アトリ科) ムクドリ大
太くて黄色いくちばしが特徴。木の梢でキーコーキーとよくとおる声で鳴いている。若芽や木の実を好んで食べる。
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コガラ(シジュウカラ科) スズメより少し小さい
頭に黒いベレー帽をかぶったような姿で、ナベカムリの異名もある。雌と雄は同じ色。ヒーツーキー、ヒーツーキーとひときわ高い美声でさえずる。時にはコガラやシジュウカラの群れと連れ立って、小屋の周囲に現れる。。
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ヤマガラ(シジュウカラ科) スズメ大
やはり雌雄同色。ズズビーンズズビーンと少しにごった声でさえずる。どんぐりが好きで、実を両足で挟み、くちばしで割って食べる。コガラやヒガラのように木の実を貯蔵する習性ももっているというけれど、まだ見たことはない。
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キジ/♂(キジ科) 留鳥 ニワトリ大
森に続く山畑がお気に入り。繁殖期にはドドドッと羽をふるわせてケーンケーンとよく通る声でなく。梅雨時には可愛らしいヒナを従えた群れによく出くわす。森の中の小屋の周辺で姿を見ることはない。
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ミソサザイ(ミソサザイ科) 留鳥 国内で最小 |
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エナガ(エナガ科) 留鳥 |