■レーザー加工機 改造 〜道のり10 |
▼前後パネル製作▼
レーザー加工機のケース側を改造したことで、前後に材料貫通用の大きな穴が開いています。
このままでは、加工中の煙が作業部屋に充満して大変なことになるので、前後に蓋をしたいと思います。
![]() ジャンクで購入した鍵ユニットを利用します。 |
![]() 黒色のアルミサンドイッチパネルを利用します。 |
![]() 鍵を固定したいのでドリルで穴を開けます。 |
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![]() リーマーで更に大きい穴にします。 |
![]() 鍵ユニットを押し込んで取付します。 |
![]() 裏側はこんな感じです。 |
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取り外しが簡単に出来るように、引っ掛け用のパーツを作ります。
![]() 2種類のFRP板を用意してから・・・ |
![]() 接着剤で2個を合体させます。 |
![]() バンドソーを使って小さくカットします。 |
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![]() こんな感じに何個か作りました。 |
![]() ドリルとタップを使ってネジ穴を作ります。 |
![]() アルミサンドパネルに、L型パーツをネジ止め |
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![]() 表から見るとこんな感じです。 |
![]() 付属品と同等の取っ手を入手して・・・ |
![]() アルミサンドパネルにネジ止め固定します。 |
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![]() アルミフレームの溝部分にピッタリ入ってます。 |
![]() 鍵を回すと蓋が固定出来るようになっています。 |
鍵ユニットは前面パネルだけで 3個利用しています。 鍵仕様にするメリットはありませんが、 |
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![]() 材料が長い時は蓋を取外して利用します。 |
![]() 通常は蓋を閉じて利用します。 |
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前面パネルと同様に背面パネルも似たような構造で蓋を作ります。
![]() 鍵ユニットを固定します。 |
![]() L型金具を取付けてゴムシートを貼ります。 |
![]() こんな感じに背面部分にも蓋が出来上がりました。 |
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▼キャスター付き加工機スタンドの製作▼
レーザー加工機を、床に置いたまま使用するのも不便ですが、重くて移動出来ないのは更に不便です。
貫通させたい長い材料のことも考えて移動出来るようなスタンドを自作したいと思います。
![]() ホームセンターで幅820mmにカットしてもらいました。 |
← 1820x910x12mmサイズの 構造用合板を2枚購入しました。 真直ぐにカットするのは大変なので、 |
![]() ちょっと大きめのキャスターを4個購入 |
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![]() 400x1200サイズの板に溝を入れます。 |
![]() Xになるように合体させて接着剤とネジで固定します。 |
![]() キャスターも四隅にネジ止めで固定します。 |
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![]() カットして余っていた板を左右に取付けしてネジ止めします。 |
![]() 前面と背面は三角形のスペースがあります。 |
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![]() 重いレーザー加工機を1人で台に載せます。 |
![]() 予定通りにピッタリと加工機が置けました。 |
キャスターを取付けたことで、 とても重いレーザー加工機が、 簡単に移動出来るようになりました。 前側のキャスター2個には |
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前後パネルのカットした部分が白っぽくなっていて見た目が悪いので、ちょこっと塗装します。
![]() カットした面が白っぽいです。 |
![]() 角芯のペイントマーカーで塗装 |
![]() 簡単に黒くすることが出来ました。 |
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▼レーザー管冷却ユニット自作の続き▼
リザープタンクと、ヒータコアを合体させる方法が思い浮かばす後回しになっていましたが、
使えそうなアルミレールが入手出来たので、続きの作業をしたいと思います。
![]() これがジャンクで入手したアルミレール |
![]() アクリル板に凹み加工をします。 |
![]() 段差のあるアクリル板が2枚出来上がり。 |
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![]() リザーブタンクにアクリル板を接着します。 |
![]() アルミフレームの寸法に合わせて更に平行に接着します。 |
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![]() 試しに、アルミフレームを通してみます。 |
![]() 問題が無かったのでヒーターコア側にネジ止めします。 |
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![]() 倒れないように足を樹脂で作りました。 |
![]() アルミ枠にネジと接着剤で固定。 |
![]() こんな感じにリザーブタンクを固定します。 |
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![]() 冷却水が循環するようにします。 |
![]() シリコンホースをタイラップで止めます。 |
![]() ポンプ出力側にもシリコンホースを取付け |
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![]() こんな感じに冷却水が循環する配管が完成 |
![]() ファン側はシリコンホースを固定する金具を利用しています。 |
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▼冷却水(不凍液)▼
以前はプラスチックケースに水道水を入れて熱帯魚用の水中ポンプで水を循環させていました。が、
冬は作業場が氷点下になるので、凍結しないように水を毎回捨てていました。
とても面倒だったので、今回はホームセンターで「不凍液」を購入してみました。
![]() エチレングリコール系の不凍液(4リットル) |
![]() Y字型の継手を使って不凍液の補充や、 エアーの逃げ道を作ります。 |
![]() NC洗浄ビンを不凍液補充用に利用します。 |
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![]() Y字型継手から適当な量を補充してみます。 |
![]() 青色の不凍液が循環してきました。 |
![]() ポンプとの高低差があってギリギリ循環しているようです。 |
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![]() 不凍液の入れ過ぎと高低差で、不凍液がダダ漏れです。 |
![]() この高さではダメのようなので・・・ |
![]() ちょこっと箱を追加して位置を高くしてみました。 |
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15cmくらいポンプの位置を高くしただけで、不凍液の漏れやポンプの吸上げが改善しました。
![]() レーザー管内部にも綺麗に循環しています。 |
![]() レーザー出力先端側も問題ないようです。 |
何回かポンプの電源をON/OFFを繰返しても、問題無いようなので、今後、不凍液の量を気にしながら使用したいと思います。
後日、続きの作業をします。この続きは「レーザー加工機 購入 〜道のり11」で紹介します。
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