■GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり21

カラーイメージユニット(CZ-6VT1)風のウーファーシステムの製作の続きをしたいと思います。

▼ケース製作開始▼

ちなみに、チャンネルデバイダーの3個のツマミが「カラーイメージユニット(CZ-6VT1)」のデザインに似ていたと言う理由だけで、
カラーイメージユニット風なウーファーケースを作りたいと思っています。


これがCZ-6VT1です。(カタログから抜粋)

先ずは設計図を書いて寸法を決めます。

更に必要な枚数や寸法を書きだします。


KENWOOD TC-65Wを再利用します。
今回作ろうとしているケースですが
イメージユニットと同じように
上部だけ鉄板にしたかったので
ジャンク品のチューナーユニットの
ケースを使ってみたいと思います。

他のパーツは、またジャンク
ダンボール箱に戻します。


今回欲しいのは上蓋だけです。(加工前)


ハンドニブラーを使って鉄板をカットします。

数ミリ単位で鉄板がカットされていきます。

地道な作業で不要な部分が無くなりました。

ケース全体は、毎回のことですがFRP板を使って作ります。


2mm厚のFRPを必要なサイズにカットしました。

マスキングテープで固定してサイズ確認中〜

上蓋と合体させて寸法が合っているが確認。


ドリルで端子用の穴を開けます

こんな感じに前後のパネル穴あけが出来上がり

更に裏側に貼りつける板を作って穴を開けます。


こんな感じに接着剤で2枚を合体させます。

試しに端子類を取付けて高さを確認中〜

底板に枠を接着します。


更に基板とスピーカーを取付ける仕切りを接着します。

前面パネルにも枠を接着します。

裏側から見るとこんな感じです。


作ったパーツを合体させて微調整をします。

スピーカー用の穴をドリルで開けます。

更に棒ヤスリで穴を大きくします。

▼チャンネルデバイダーのちょこっと改造▼

チャンネルデバイダーの基板にデジタルアンプ用の可変抵抗を追加したいので、電解コンデンサーを移動させます。


47uF 16Vの電解コンデンサーが邪魔だったりします。

コンデンサーを取外して移動させます。

電動ハンダ吸取器で可変抵抗を取り外します。


ツマミ先端をバンドソーで短くします。

可変抵抗器の固定部品を作ります。

こんな感じに固定部品が完成


新たに可変抵抗が1個追加出来ました。

ケース側を削って基板がピッタリ入るようにします

こんな感じに一部分を1mm程度削りました。

▼ツマミ自作▼

チャンネルデバイダー内蔵スピーカーケース製作で一番重要な可変抵抗用の「ツマミ」を作りたいと思います。


10年以上前から持っていたVRの先端を使います。

先端の樹脂部分をバンドソーでカットします。

1mmのエンドミルで溝を作ります。


ユニレート板を小さくカットして合体させます。

アルミ板とスペーサーとツマミを更に合体させます。

こんな感じのパーツが完成


可変抵抗にツマミを取付けます。

前面パネルを仮取付して微調整をします。

更にダミーツマミも2個作りました。


ダミーツマミはケース裏側から接着

表から見るとこんな感じになってます。

再度、組み立てて6個になったツマミ位置を確認中

▼スピーカー用の穴製作▼

ケース側にチャンネルデバイダーが内蔵出来たので、ウーファー用のスピーカーを内蔵させる工作をします。


上蓋となる金属ケースに2個穴あけします。

丸ヤスリを使って丁寧に丸く仕上げます。

ジャンクスピーカーのアミアミ素材を用意して・・


丁度良いサイズに万能ハサミでカットします。

更に穴のサイズに合わせて丸くします。

円の周辺を多少斜めに削ってから・・


接着剤でアミアミ素材を接着させます。

ケース側にスピーカー用の仕切り板を更に追加しました。
アンプやチャンネルデバイダーの
空間とスピーカーの箱の部分は
分離した構造にはしてありますが、
この形状で良い音が出るのか
不明だったりします。

塗装した後に、微調整をします。

▼電源スイッチとLED用基板▼

カラーイメージスキャナーに似た感じで電源スイッチ&LEDを作りたいと思います。


カラエポ基板を利用して作ります。

LEDとスイッチ用の穴あけをします。

カッターを使ってパターンカットをします。


タクトスイッチの先端だけ利用します。

オルタネイトタイプの押しボタンスイッチと組合せます

接着剤を使ってこんな感じの形状にします。


2色LEDの先端を棒ヤスリで細くします。

先端が2.2mm程度に細くなりました。

スイッチとLEDを基板にハンダ付け


基板を取付ける為のスペーサーを接着

アンプとチャンネルデバイダー用にリレーを追加
押しボタンスイッチを押すことで
電源がONになってLEDが緑色に点灯します。
電源をOFFにすると赤色に点灯するように
回路を作りました。

チャンネルデバイダーだけなら
リレーを使うことも無かったのですが、
今回利用するアンプが
推奨12〜15V/2Aだったので
念のためリレーを使って
電源をON/OFFすることにしました。

この作業の続きは「GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり22」で紹介します。

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