■GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり13
ミニチュア版のジョイパッド製作の続きをしたいと思います。
▼基板半田付け▼
基板加工も上手く成功したので基板表面(半田面)にPラックスをスプレーしてから半田付けを開始します。
![]() こんな感じに予備も含めて2枚完成 |
![]() パターンギリギリまでバンドソーを使って基板をカットします。 |
![]() 表面実装タイプの薄型スイッチを利用します。 |
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![]() こんな感じに半田付け |
![]() 試しに方向キーを取付てクリック感を確認 |
![]() AボタンとBボタン用のタクトスイッチも半田付けしました。 |
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![]() 高さ調整する為にケース内に0.8mm厚のFRPを入れてみました。 |
![]() 基板を入れるとこんな感じで、凄いシンプルです。 |
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![]() ケーブルを取出す穴を開けます。 |
![]() 結構重要な樹脂タイプのD-sub9Pinを用意 |
![]() ちょっと太いケーブルですが仕方がないですね。 |
塗装が終わったらD-sub9ピンタイプのケーブルを半田付けします。
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▼ロゴ制作▼
X68000のロゴはクラフトロボに付属しているソフトを使ってコツコツと自作しましたが、
ジョイカードに印刷されている「X1」のロゴは所有していなかったので、スキャンした画像からアウトライン抽出をして線を修正します。
![]() 凸凹しているデータを直線に修正中〜 |
![]() これが修正をしてPDF化したデータです。結構それらしくなりました。 |
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ジョイカードに印刷されていた「JOYCARD」のフォントに似たフォントを所有していなかったので自作してみることに・・・
![]() ラベルプロデューサーを使って 「円弧」と「円」「直線」の組合せだけで 特徴のある文字をコツコツと真似ます。 |
![]() 背景をジョイカードと同じ色にして先ほど作った「X1」と「JOYCARD」を合成して完成させます。 |
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![]() |
←更に、A/Bボタンの文字も特徴のあるフォントだったので |
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▼ジョイパッド(ジョイカード)の表面シートの印刷▼
ラベルプロデューサーで完成させたデータをプリントアウトして穴の部分をカッターを使って自力で切る予定でしたが、
思っている以上にカッターでコツコツ作業しても満足の出来る仕上がりにならなかったので、
カッティングマシーン(クラフトロボ)を利用して綺麗なカットをしてもらうことに・・・
ただ、苦労してサイズと位置決めをしたラベルプロデューサーのデータを、クラフトロボのソフト(ROBO Master)では扱えないので、
ラベルブロデューサーのデータをPDF化して、PDF化したデータをBMP(画像)に変換してからROBO Masterを使ってカットをしてみました。
![]() 印刷した表面を荷造り用の透明テープでコーティング |
![]() その用紙をクラフトロボで綺麗にカットしてもらいます。 |
![]() やっぱり機械でカットすると綺麗に仕上がりますねぇ〜 |
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![]() 久々の登場「ザイロン・シールメーカー」 |
![]() カットした紙を上部から入れて・・・ |
![]() 下側から引っ張ると・・ |
![]() 裏側がシールになって出てきます。 |
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▼ジョイパッドの塗装▼
一番苦手で面倒だと思っている塗装作業をしたいと思います。仕上がると満足度は高いんですけどねぇ〜
![]() 「つや消しブラック」を使います。 |
![]() 両面テープで棒を取付けて塗装開始します。 |
![]() エアーブラシを使って数回塗装を繰返しました。 |
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![]() 基板にD-Sub9ピンケーブルを半田付けして・・・ |
![]() ジョイカードの蓋に両面テープで固定 |
![]() 表面にシールを丁寧に貼り付けをして・・ |
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![]() 裏側のネジ(4個所)でフタをしたら完成です。 |
![]() こんな感じにケーブルとの比率が変なジョイカードの出来上がりです。 |
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▼ジョイパッド(ジョイカード)用の梱包箱の製作▼
自作している時に、時々ここまで作らなくても(拘らなくても)いいんじゃないかなぁ〜と、思うことがあるのですが
それでも、作らないと納得出来ないのでジョイカード用の梱包箱も作ることにします。
ただ、自慢ではありませんが、本物のジョイカード(CZ-8NJ1)を所有していません。当然のことながら箱も持っていません。
コントローラー側はインターネットで検索した写真だけで何とか作れましたが、箱だけは全面写真が見当たりません。
どうしても箱の裏側がどうなっているか知りたかったので、本物をオークションで落札することにしました。
![]() これがオークションで落札したコントローラー(箱付) |
![]() 気になっていた箱の裏は「バーコード」でした。 |
![]() ラベルプロデューサーを使って似たデザインを自作します。 |
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![]() SHARPのロゴ以外は本物からスキャンしないで全て手作りです。 |
![]() つやなし厚紙(ペーパークラフト紙)に自作した展開図を印刷 |
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![]() クラフトロボを使ってカットする部分を指定します。 |
![]() カッティングマシーンで綺麗にカットします。 |
![]() カッターでコツコツ作業するより出来が良いですねぇ〜 |
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![]() 箱にする為に用紙を丁寧に折り曲げます。 |
![]() ステックのりで貼りつけて箱の出来上がりです。 |
![]() ジョイカードをビニール袋に入れてから・・・ |
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![]() 内梱包用のダンボールを作ります。 |
![]() コントローラーをダンボールで包んで・・・ |
![]() こんな感じに梱包箱に入れます。 |
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![]() これでジョイカードと、箱の完成です。 |
![]() 本物と比較(上が自作品)です。 用紙が青っぽい白なので雰囲気が違いますね。 |
![]() 試作品も含めて数個の梱包箱が出来上がり。 ちなみに、型番は「CZ-8NJ1 compact」です。 |
細い9芯ケーブルを探していたものの身近に無かったのでD-Sub9ピンに付属していた太いケーブルをそのまま利用していましたが、
後々考えると、細いLANケーブルを代用して作ったほうが良かった感じもありますが・・・ 気付かなかったことにしておきます。
この続きは「GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり14」で、紹介します。
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