さんぽ。手作り市A
美山の森のちいさな忘れ物「sola」

そして、注目すべきなのは、そこにさりげにおかれている「木製赤ちゃんのガラガラ」です。
これにはつなぎ目というものがありません。でも、からからと微かな音が鳴る。なぜ??
実物見かけたら、ぜひ振ってみてください。メルヘンチックに表現するのなら森にどんぐりが落ちる音とでも言いましょうか。
押し付けがましくなくて、いい音です。
それから「栗のスプーン」もすごい。見えますか?栗のイガを拾ったことがある人はわかると思うのですが、中に、ときどきぺちゃんこになった中身のない栗の皮があります。
「ああ、中身ないや、ぽいっ(捨てる音)」と、なってしまうのが普通ですがこの店長さんはそのへこみを、スプーンにしてしまいました。
「無い」ことを悪としないで善とする。という感じで素敵です。
たぶん、とても森が好きなんだと思います。今回、その栗スプーンの写真がうまく取れていなかったのでみなさん見に行ってください。
無言で自作童話を手渡す木版画屋さん

このお店の前を通りかかり、足を止めると、おじさんが無言で自作絵本のコピーをくれます。
そして、こっちもつられて無言で受け取ってしまいます。
B4版の紙に、木版画が10枚と、その下に三行ほどの文字が書いてあって、紙芝居のようにストーリーが続きます。
その場で読めるほどシンプルなのに、なんだかほっこりとします。
私がもらったストーリーは・・・森の池の中に大きな水晶が落ちているのをカラスが見つけて、主人公のなな子ちゃんに報告します。
みんな呼んで来てもぐって取ろうと思うのだけどなかなか取れません。
そこで、カメさんを連れて来て、取ってもらいます。みんな大喜び。
だけど、「・・・」水晶は元に戻すことになりました。「こまったひとたちだわい」と、カメさんはやさしい気持ちでつぶやきました。
表情がとても良いので、見に行ってください。
陽気な車掌の店長さん
革製品屋の「Handbag Bus」


男の人のお尻のポケットにぴったりな薄手のお財布を売っています。
右の写真は、お財布の使用前使用後です。
それから、店長さんが持っている車掌さんバッグが欲しいです。
赤いバッグもあったのですが、すでに売り切れでした。
http://www.handbagbus.com/
ハリボテたちのお茶会


それだけなんですけど、なんか楽しいのです。たくさん並べられていました。
ハリボテ教室を開くというのもいいかもです。彼らが公園で、ブランコに乗ったりお茶を飲んだりする絵本も売っていました。
ミニチュアガーデン

ミニチュアは種類がたくさんあるけれどこういう植物モノははじめてみました。
ちいさな雑貨はついつい集めたくなります。
おかあさんはほんやさん
ぼくはえやさん


「なにかとこうかんですぼくのすきなものならなんでもいいです」
という看板がかわいいです。お母さんが、学生と思うくらい若くてびっくりしました。

お母さんの作品は「寿司」「鍋底」という題名でした。
次の7月15日には「鴨川soul(二)」という
エッセイ集が発表されるようです。
手作り市Bへ→