お茶についてのFAQ


お茶について、よくある質問と、その回答を掲載しました。

Q.お茶の値段の違いとは?
A.一般的に、お茶の摘み取る時期、原料・製茶後の茶葉の品質によっての味の差から値段が決まります。
高級茶は、お茶が最も美味しい一番茶(4月末〜5月上旬)の時期に良質の新芽を摘み取ったもので、お茶の旨味成分が多く含まれています。また製茶された茶葉は、濃緑色で艶があります。
一方、値段が下がるにつれて摘む時期も二番茶や三番茶となり、原料の葉も硬くなります。またお茶の味は、苦渋味も多くなり、茶葉は荒く、色沢も浅くなります。

Q.上級茶はなぜお湯の温度を冷ますのですか?
A.上級茶には、お茶の旨味成分(テアニン)が多く含まれていますが、この成分は約60℃から抽出され易くなります。しかし、約80℃以上のお湯ではお茶の渋味成分(カテキン)が多く抽出され、渋味が旨味を隠してしまいます。そこで上級茶は、旨味・渋味・香りが程よく抽出される約70度で入れていただく事をお勧めしています。
逆に下級茶は、旨味成分が比較的少ない為、高温でさわやかな渋味・香りを抽出します。
[ お茶の入れ方はこちら ]

Q.最近「お茶を食べる」と聞きますが?
A.お茶にはさまざまな有効成分が含まれていますが、普通に急須でお茶を抽出すると6割程の有効成分が茶殻に残ります。その中には水に溶けにくい成分である、カロチン・ビタミンE・タンパク質・不溶性食物繊維が含まれており、「お茶を食べる」ことによって、それらの有効成分を100%摂取することができます。有効成分を摂取する目的でしたら、「お茶を食べる」こともお勧めです。
お茶は、粉茶・粉末緑茶やすり鉢ですったものをいろいろな料理の食材に混ぜたり、かけたりして使います。
例:お茶おこわ・天ぷら(衣に混ぜたり、粉末緑茶+塩で、つけ塩)・ヨーグルト・サラダ(ドレッシングに混ぜる)など
[ 粉茶 ] [ 粉末緑茶 ]

Q.お茶の保存にはどんな事に注意すれば良いですか?
A.お茶は、湿度・酸化・温度によって劣化しますので、茶缶などに入れて密封し、冷暗所で保存します。
冷蔵庫で保存する場合は、茶缶にビニールなどをかけて密封し、移り香に注意します。また、お茶を使用する際は外気温との差による吸湿を防ぐ為、常温に戻してから使用します。

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