メイン機Aptivaクラッシュ!

2004年9月。
6年ほど使ったメイン機の、IBM Aptivaがある日突然ぶっ壊れました。
PCのクラッシュというのは、話には聞いていましたが、実際に自分に起きてみると大変なことですね。
まさに、それは、突然やってきた!
最初はモニターが壊れました。
突然画面が真っ白になり、何も映らなくなったんですよ。
翌日、試しに電源を入れてみたところ、色はおかしいけれど何とか映りました。
しょうがないので、液晶のモニターでも買おうかと思っていた矢先、今度はHDDが壊れました。
「スコーン」という嫌な音がして、どうやらHDDが動かなくなったようです。
箱を開けてバラしてみました。
そしたら、ご覧のようにHDDの裏に付いている基盤の、チップの一つが焦げていました。
どうやら埃が付着して、熱を持ったようです。
原因はこれでしょうか?
基盤から伸びている線は、HDDに半田付けされていました。
これは、どうにもなりませんね。
買い換えるしかないでしょう……。切ない……。
そういえば、去年PCリサイクル法というのが出来たそうでして、PCを電気屋で処分してもらうことは出来ないそうです。
処分するときはメーカーに連絡して、郵送して処分してもらうのだそうです。
面倒くさいな〜。
どうせ処分するのなら、と、HDDの中身がどうなっているか見てみることにしました。
実際のディスクって見たことないんですよ。
蓋を強引に剥がしてみると、こんな風になっています。
鏡のように綺麗な円盤が2枚付いてました。
8GBでこんな感じ。
PCを処分するとき気を付けなければいけないのが、データーの消去だそうです。
初期化とかをしても、実はデーターが残ってしまうんだそうで?
この鏡のようなディスクに、残るんだね〜データーが。
完全に消去するソフトとかも有るようですが、そこまではね〜。
あれこれ考えたんだけど、ドライバーの先を使ってガシガシと傷を付けてみました。
傷が付いていればデーターも呼び出せないんじゃないか?
で、どうするか考えたのですが、新品は高性能でいいことはいいけど値段が高い。
シンプル一番の私としては、安上がりで使用上も問題のない賢い買い替えをしなければいけません。
あちこち見て回り、中古ショップでこれを見つけました。
エプソンダイレクトの省スペースPCエンデバーです。
CPUは800と控えめですが、壊れたAptivaは470くらいなので、私の使い方ならまったく問題ないでしょう。
HDDも10GB有ります。
そして、何より値段が3万1千円という安さ!!!
OSはWindowsMeでリカバリーCD付き。買うしかないでしょう!
モニターの方は、ソーテックの中古で17インチが6.400円なり。
液晶でなければ安いのね。
左の箱が壊れたAptivaです。右が今度のエプソン。
小さいですね。百科事典くらいの大きさです。
一つ困ったのは、周辺機器を繋いでいるスカジーを増設するスロットがないんですよ。
これは買うときには気付かなかったので、大慌て。
結局、アダプタを買ってきてUSB1.0に繋いだのですが、遅い遅い。
泣きたくなります。
まあ、値段が値段だからいい事にしましょう。
というか、いまどきスカジー使ってるヤツは私くらいなもの?
何とか情報を引き出したかったのですが、あれこれやってみて、結局、HDDからのデーターの救出は出来ませんでした。
外付けのHDDに保存しておいた物は良かったのですが、バックアップをしていないデーターは消えてなくなりました。
涙ちょちょ切れますね……。
クラッシュはいつ起こるか分からないので、普段からのまめなバックアップが大切ですよね〜。
でもまあ、今回はいい買い物が出来たと思います。
4万円ほどで、今まで以上の環境が取り戻せたのですから、いいじゃないですか。
これで5年も使えたら大儲けですよね。
OSをAptivaに入れていたWindowsXPに変更し、インターネットに接続し、各種ソフトも入れました。
苦労したけど何とか元通りです。
それから、壊れたPCの処分は本体とモニター合わせて7.350円も掛かりました。
山に不法投棄する不届き物の気持ちも分かりますか〜?
高すぎると思わないか皆の衆……。


戻る 次へ