2004、ヤーコン保存の結果発表!

籾殻に入れ部屋で保存見事に失敗
室内に置いたプランターに籾殻を入れ、その中で保存しました。
乾燥しないように、週一回水を掛けながら冬を越させてみたのですが、結果はご覧のように失敗でした。
籾殻も、上の方はカラカラで下はべちょべちょ。
温度管理が出来てないせいでしょうか?
室内とはいえ、真冬になると0度くらいまで下がるのでちょっと無理かもしれません。
プランターに土を入れて部屋で保存見事に失敗
プランターに土を入れて、上と同じく室内で保存したものです。
ご覧のように全くダメですね。
保存どころか、腐っていました。
湿気の管理も出来ていないようです。
籾殻と土に入れ物置で保存見事に失敗
これはプランターに土と籾殻を混ぜたものを入れて、その中に種株を入れて外の物置で保存したものです。
結果はご覧のように、腐っていました。
温度も湿度も、まったくダメみたいですね。
畑に穴を掘り籾殻と土で埋めて保存大成功!
畑の隅に40センチくらいの穴を掘り、土と籾殻を被せ、その上に枯葉と藁を山ほど被せ、雪解け水が染み込まないようにブルーシートで被って保存したものです。
結果は大成功でした。
種株もコロコロと太って芽が出始めています。
掘らずにそのまま畑に置いたもの大成功!
収穫をせず、畑に置いたまま枯葉を山のように被せ、その上をブルーシートで被って冬を越させたものです。
2月に掘り起こして芋は収穫したのですが、種株はそのまま埋め戻して春まで寝かせました。
結果は大大成功。
これが一番出来がよかったですね。
右下に取り残した小さな芋が見えますが、腐りもせず、食べたら美味しかったです。この分なら、芋自体も春まで保存可能かもしれません。
来年はやってみようと思います。
種芋はこんな感じで、コロコロと丸くなり、芽が出ています。
数もこの倍は有り、嬉いったらありゃしません。
芽が出ているので、これを直接畑に植えて、20本育てる事にしました。
完熟堆肥の山の中で保存普通に成功
2年モノの完熟堆肥の山の中で保存したものです。
これも成功でした。
全くくたびれた様子もなく、ほぼ埋めたままの状態で出て来ました。
ただ、上の二つに比べると、元気に育っているという様子はありません。
保存は出来たけれど、そのまま、という事です。
これは予備として、ポットに植えて発芽させました。
で、わざわざ一畝用意して14本作っています。


結 論

ウチみたいな寒冷地では、掘り上げて室内とか物置で保存するのは難しいですね。
温度管理や湿度の管理が出来そうにありません。
変に小細工をせず、普通に畑に置いて保存したほうがいいです。
ただ、充分に土や枯葉を被せ、雪解け水が染み込まないようにシートで被ってやる必要はあるかも知れません。
今年はたくさん作るので、穴を掘って保存する他に、枯葉とシートで普通に越冬させて5月頃まで順次に掘り上げながら、芋の保存がどの程度可能なのか実験してみようと思っています。
ついでに、枯葉もシートも使わず、そのままでほったらかしにして、果たして保存が可能かどうかもぜひ試してみたいですね。
2004.05

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