キノコ取りその2  2001.10.7
ジコボウ4キロ、やったね!
諏訪地方で一番人気のある、ジコボウというキノコです。(イクチという呼び名が一般的でしょうか?)
ナメコの3倍くらいぬめっとした食感が、たまりませんね。
キノコ汁に最高だし、茹でこぼして大根卸し醤油で食べてもいけます。
この時期山を歩けば、そこそこ取れます。
ご覧のような群生にぶち当たると快感……。
こんなのを5箇所も見つければ、かなりの収穫になるので、いい気分で帰れます。
湿ったキノコなので、ずしりと重いんですよね〜。
これが今日取れた一番でかいジコボウです。
タバコがロングサイズなので、傘の大きさは10センチを越えてますね。
本当は、こんなに大きくならない方がいいんです。
大きくなりすぎると痛みやすいし、何となく大味で食感が落ちるんだよな〜。
それに、腐り始めるし虫に食われてるし。
これまたジコボウの群生です。
このくらいのモノが最高ですね。一人なのに思わず「やたーっ」とか言いたくなります。
松林とか、カラ松林の地面に生えているので、下を向いてひたすら歩くわけです。
見たとおり、綺麗な色なので注意深く探せばすぐに分かります。
胴も太いので、抜き取るときの感触がまたいいんですよ。
ズボ、っという感じかな。
これが今日一番の群生でした。
ちょっと開きすぎでしょうか。虫に食われていますね。しかし、美しい。
取るのがもったいないような眺めですが、取ります。
収穫を増やす一番の方法は、群生を見つける事なのですが、これが難しい。
勘と、運しだい、ってえことかな。
1本見つけたら、周りをよく探します。するともう2〜3本取れることも有りますね。
でも、ひょっとしたら、もっと凄い群生を見落としているかもしれません。
単独でのキノコ狩りはやはり限界があります。
斜面をすべて網羅する、というわけにもいきませんからね〜。
これはナラタケですね。
木の切り株とかにゾロゾロと生えます。
去年も取ったこの場所では、このくらいのカブが5つくらいありました。
でも、私としてはあまり有り難みもないです。
スーパーで売ってるエノキタケみたいに、淡白で、山の味がしないんですよ。
で、ざっと取って次に向かいました。
晩秋のキノコの代表選手、クリタケが1株だけ出てました。
それも、ご覧のように開ききっています。
本来クリタケは、紅葉も真っ盛りになった頃に取れるキノコです。
これは特別早熟なのかな?
ぬるぬるはなく、しこしことした食感がわるくないですね。
人気のあるキノコです。
クリタケは、後日もっといい姿をお見せできると思います。
折り返し地点の白樺林です。天気がいまいち。
朝6時に山に入り、ここまで徒歩で2時間半もかかりました。
これ以上登ると帰りがキツいので、いつもここで引き返す事にしています。
晩秋になると、ムラサキシメジとかチャナメが出るのですが、まだ早いようですね。

この側を林道が走っていて、車で登ってくる人もいるのですが、邪道じゃー!
自分の脚で登って来んかい!!
それがキノコ狩りというもんじゃ!!!
疲れるけどね……。
本日の収穫です。
ジコボウとシロイグチ20本(画像の左にはみ出てしまいました)、クリタケ1株です。
重さを量ってみたら4キロ有りました。
山の中を5時間歩いて疲れたのですが、まあまあ取れたのでよしとしましょうか。
とてもウチだけでは食い切れないので、例によって母親のところに半分別けてやりました。
カミさんが言うには、今年はなかなか出回らないようで、買えば1万以上するんじゃない?
との事でした。
やったね。
あまり有り難味のないナラタケです。
スーパーの袋に半分くらい。
重さは1・5キロでした。
ビクは4キロのジコボウで一杯の上、この手荷物は下るときにけっこう辛い物がありますね。
でもまあ、せっかく取って来たんだから食いましょうか。
シャキシャキしてるのでどうやって食べてもいいんだけど、すき焼きとか、ウドンに入れてもいいかな。
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