BANDAI 1/48 R3 SPT NEWLAYZNER

基本工作はグラドスレイズナーに準ずる・・・・っえ・・・・もう一個作るの?・・・
キットのデキが「・・・」なだけに、タイヘンそう・・・・涙
いつも頭、片腕、片脚で挫折する人が、×2とか×4って出来るんでしょうかw
しかーし!ここで一緒に作らないと絶対作らない自信があるのでまとめて作る事にした。両方完成しない可能性大w

とにかくキットはヤル気なさ杉で、ハナから変更点を再現するつもりは無かったみたい。
「お茶を濁す」とはこの事で、再現されたのは脛上と肩スラスター、バックパック上部パーツ位。
あとはヤル気なさそうな変更でも、やってあればイイ方で・・・
細かい所はもちろん、主な所も無視されている。マスプロ商品として信じられないデキ。
だいたい『NEWレイズナー』じゃなく『V-MAX強化型レイズナー』が正解だよね。べつにイイけど。
・・・さて・・・どうするか・・・・
まあ、ノーマルの方が好きだし、ノーマル作るついでに折角だから作る程度で完成を目指す予定。←脱落可w

設定画は実際に変更されているのか、画稿起こしの際省略されただけなのか
不明な所が多く悩むところ。(ガワラ・・・同じ画描けないのかよ・・・)
特にバックパック可動スラスター基部の球体から小型のバーニアが無くなりツルツルになっているのは画の省略なのか撤去なのか?
イメージとしてはグラドス製レイズナーの”劣化版”。そこに基本設計の見直しによる短略&強化。
プロポーションはノーマルよりもスラッとした作画イメージに、強化された所は太く大きく。な感じで。←個人的イメージ
バンダイのR3ノーマルレイズナーのリファイン画も悪くない所があるので生かす方向で。
カッコイイ>設定>手を抜ける方向の順で、あまり設定にこだわらずに製作予定。
さてどうなりますか・・・・


頭部
顔、後頭部などを基本ノーマルと同じ工作。
チョンマゲを長く形状修正。
あと問題が顔。設定だとキャノピー下面とマスクの間に”ハナ”があるんだよね。
これを再現するべきか、顔は旧レイズナーと同一の物と解釈するか・・・
この”ハナ”あんまりカッコ良く思わなかったけど、同じ顔も面白くないので一応再現。
ついでにノーマルより細い顔にしてみました。(正確にはノーマルで細く作ったが、カッコ良すぎでイメージに合わないので加工してトレード)
あと中の人(エイジくん)を少したくましく。ホントは1999版のジージャン(?)エイジを乗せたかったけど、
キットの立ちポーズを流用しようにも、御丁寧に腕組みしてやがって使用不可・・・・余計な事を。
まあ実際は、耐Gスーツ的な物着てないと死ぬしな・・・・宇宙へも行かにゃぁだし。
って事で面白くないけど諦めた。

胴体

胸はノーマルと同じ工作だけど、角度とか細かい所を違ったアレンジで。
乳首バーニアはキットの物を外周を削って使っていたが、どうもラッパが広がり過ぎ(乳輪デカ!)でカッコ悪いのでアフターパーツを使用。
中央の白いダクトをさりげなく大きく。それにあわせて基部の青いパーツも延長。
胴体の白い所(腹)は太くタクマシク。
ノーマルと同一の物としようかと思いましたが、胸のパイプ(フック?)が無くなったのは、
胴体を太くする必要があったからと解釈すると面白いから。
両脇に1mm版を接着し成型たけど、なんかメタボっててカッコ悪い・・・
太くするのを止めようかと思ったけど、胸パイプが無くなる理由が欲しいので上部(台形の広い方)を延長し
胸への接触部分を広くした。中央凹は伸ばさずダクト部の延長とピッタシ。
脇腹後ろのパイプ(蛇腹?)を丸から角面に。
胴体肩付け根と腰、背中の可動はノーマルと同じ工作・・・・マンドクセエ・・・・。
前フンドシ形状は悪くないので差別化の意味でキットのまま(手抜き)の予定だったけど、
真ん中ブロック形状が妙(無理矢理な面構成)なのでソコだけ変更し別パーツっぽく。
ノーマル機で作った、そのブロックとアーマーの可動は省略。
サイドアーマーは前部(と、後部の一部)をノーマルと同じ工作をし、幅増しは無し。
設定だと平面的に変更されているがキットの尖がったアレンジもカッコいいし、
強化型のスラッとした作画イメージにあっていると思ったので設定は無視しました。取り付け位置もそのまま。
マガジンホルダーはノーマルと同一と解釈。(設定画では三角など微妙に違う)
後部アーマーの取り付け(可動軸)位置を下げアーマーを上方に。(ノーマル機と違う上げ方)

腕部

基本形状はノーマルと時同じ工作。肩可動スラスター基部はノーマルより鋭角に。
アーマー(冷却機)はノーマルでさえ小さいのに大型化された事を無視しダクトのみの追加というバンダイのヤル気なさ全開w
ノーマルとの違いで乳首バーニアの次に目に付くと思うが・・・
何処も使えないので諦めてプラ板で。冷却機内蔵の為の空洞としてノーマルの部品を使用(笑)
冷却機はバンダイの計算ミスによって腕のノーマル用の冷却機が余っているので加工して使用。
開放ハッチの形状は設定に無いので適当に。


ナックルショットは少しだけモールド変更。取り付け基部もノーマルよりも強化型っぽいモールドに。


脚部
腿中央の長六角形モールドはノーマルで埋めたのでこちらは残した。膝、冷却ハッチの隙間、足首装甲、足首はノーマルと同じ工作。
脛は大型化したイメージからノーマルの様な幅つめはしていない。
左足首後の燃料注入口のシャッターはノーマルに持って行かれたので両足複製品を使用。
燃料注入口はノーマルと同じく差し替え再現
爪先はバンダイ形状を良しとして設定っぽくしなかった。


バックパック
上部ユニットのバーニア基部をいろいろ薄く。
下部はニューレイズナーは形が違うので幅増しついでに加工しても良かったが、カッコ良くないし(地球製っぽいけどw)収拾つかなくなりそうなので見なかった事に。
側面と下側に付くバーニアは入れ替えた後ニューレイズナーは大型としたいのでキット付属にリングを付けてから薄く加工。
側面可動アーム基部球体の周りに付く小型バーニアは最後まで迷ったが、ニューレイズナーには書き忘れではなく無いものとし、つるつるに(もう一回作るのがイヤってのは内緒だ)
スラスターアーム側面両側にビーム(補強板?)が完全に無視されているのでプラ板で。塗装を考えて別パーツに。←マスキングの方が千倍ラクw。
スラスターアームは先端をひと回り大きく。四角いスラスターはキットが使えそうにないのでプラ板で。


レーザードライフル
基本ノーマルと同じ工作。
センサーの大型アレンジとバレルの長さはキットのままとし、センサーの強化とロングバレル化を演出。

っで、塗装前。・・・・なんだ・・・このゴミの様なパーツ数は・・・・
塗装
イメージとして
ノーマルレイズナーを明度低め スカイブルー系 くすんだ白
ニューレイズナーの方を彩度高め(多少) インディーブルー系 キレイな白(ガンダムっぽく)
ノーマルレイズナーを使い古しクタビレた状態にはしない。通常汚し+α程度にする。

キャノピーフレーム内側はコックピット内部色。開口部も内部色で表面だけブルー
肩、マガジンホルダー、インテークダクト周り、指は頬と同じ薄いグレー。
実は白い所は意外と少ないのに気づく←バンダイに騙された。

各所使用色は下記参照
比較の為に一緒に記載しました。

NEWレイズナーの青は悩んでキャラクターブルーに。キャラクターブルーって「ナニその名前w」なんで、
ガンダムっぽくって事でこの色ベースに混色しようと思ったが、ナマの色が意外にイメージにピッタリでそのまま採用。
ビン出しナマがイイね。後で足りなくならないし。今回ノーマルの青は危なかった・・・あとリタッチ分しか残って無いw(ある意味ムダ無く作った?w)
NEWレイズナーのバーニアの中のは設定画で赤くないんだけど廃止されたのか?(一部除く)
たまたま見た設定画が赤くなかっただけなのか?実は映像で調べると赤くなってるカットもあるんだけどね。
地球に赤い特殊素材(コーティング?)技術が無かった事として廃止。
ついでに、設定で唯一外側を赤く塗ってあるバックパック下部バーニアも、あのボコボコしたバーニアノズルに赤が似合わないと思ったからメタル色に
代わり(?)にバックパック上部の小さいバーニアの内側をワンポイントで赤に変更(←気分的。結局設定無視ジャンw)
それとエイジ君のヘルメットは光沢に。
後で気づいたんだが、いろんな作例見ても何故か艶消しなんだよね。スケール考慮しても、せめてバイザーと上部の光る所は光沢にするべきだと思う。
あとABSパーツの墨入れ気を使うね。雑誌とかでABSパーツ部分は墨入れしないなんてのもあるけど、やらないと締まらないんだよなぁ。
でもここで割れたら死にたくなるよなぁ・・・






使用色
ブルー       ノーマル コバルトブルー+ホワイト
           NEW  キャラクターブルー
グレー       ノーマル グレーFS36375+ホワイト+ブルー+レッド+パープル(?+グレーFS36320?前に何かに使った色を元に混色)
           NEW  ↑+白
ライトグレー           ライトグレーF36495      
ホワイト      ノーマル  グレーFS36622
           NEW    ホワイト+ブラック少々(?)
ダークブルー   ノーマル  ブルーFS15050
           NEW   ブルーFS15044
フレームグレー ノーマル  センチネルウオームグレー レシピ不明のお気に入り色
           NEW   ニュートラルグレー
レッド           モンザレッド(ベースピンクライト使用)
装甲裏 フィールドグレー
額         ノーマル 軍艦色2
          NEW フィールドグレー
コックピット内部    グリーンFS34227
ノズル他メタル部   焼鉄色
カーフミサイル     ホワイトFS17875
レーザードライフル  ブルーブラック ミッドナイトブルー+ホワイト 
              グレー74 スーパーホワイトW 各フレーム色
エイジ君        スパーホワイトW スカイブルー シャインレッド ニュートラルグレー エアクラフトグレー




デカール
ノーマルレイズナーは、ちゃんと文字がグラドス文字でスゲー!!やるじゃん!バンダイ!
って思ったのだが・・・・
まるっきりの直訳・・・・オイオイ、グラドスってスペルも文法も英語な訳ネーだろ・・・・
気づかなければだけど、気づくとスッゲー違和感。だってグラドス文字で"WARNING""CAUTION""DANGER"だぜw
自衛隊機に"KEIKOKU""CHUUI""KIKEN"って書かネーよなぁ・・・そもそもグラドスで危険な事をDANGERとワ言わねーだろ・・・
百歩ゆずって、名詞や形式ナンバーくらいは偶然同じ表記になったとか、表記からの直訳呼びしてる事は有るかもしれないから、
SPT-LZ-00XとかUW-00Dくらいは使ってもいいのかなぁ・・・"LAYZNER"は使えねえなw
あと線とか矢印とか○とか有れば使えたんだけど、そういう気の利いた物は入っちゃイネェ。
読めない位小さいデカールを探して貼ろうと思ったけど無いんだよね・・・・
ってワケで、きっとグラドスの軍事兵器には注意書きを書く事はしない・・・・事にしよう・・・・
ニューレイズナーの方は地球製なので遠慮なく貼ったw。地球製兵器ってよりはガンダムっぽくw
付属のデカール&シールの文字の大きさは10m(全高)の1/48として間違ってない(むしろ小さい位)んだけど
なんかデカくてウルサイ(←1/100ガンプラの影響)ので貼る位置かえたり他から持ってきたり間引いたりしてる。
まあ、いつも実用は少しだけ考えて、あとは"ココに赤ワンポイント"みたいな感じで貼るからね。
注意事項を親指位の小さい文字で書かネーョとかのツッコミな無しで。巨大感出てるって事で。←出していいのか?

あと笑えるのがコックピット後に"V-MAX SYSTEM AI-FORON 〜"って貼る様になっているんだよねw
ニューレイズナーはともかく(貼らないけどw)、そんな所デカデカに書いてあったら、いくらエイジがバカでも不思議に思うだろww
ル・カイン様でも知らない軍事機密V-MAX。描かれなかったけど最終的にはグラドス本星のコンピューターと直結させて(グラドス本星コンピューターの分身がフォロン?)物語の大団円となる最重要機密FORONをデカデカ目立つ所の書かねーだろwwwww


総括
始めは簡単に済まそうと(MGだから済ませられるだろうと)始めた大好きな機体レイズナー。
特にニューレイズナーはあまり好きではなかったため、比較の為のほぼノーマル製作にしようと始めたが、
作っているうちに「これカッコ良くね?」と思いはじめ途中から本気モードに。
あまりに設定とキットが違いすぎたのが幸となったヒニクな結果w。
両機体とも悔いの無い物が出来上がった。(締め切り無いんだから当たり前か)
強いてあげればNEWレイズナーのエイジ君をジージャン(?)姿の普段着に出来なかった事くらいかな
まあ、この後ザカールが出れば刻印2000ver.って事でこれが正解になるしなw(夢のR3ザカール・・・書いてて虚しい)
でも第二部=ジージャンなんだけど、正確にはNEWレイズナーに乗ってからの"刻印2000での戦闘シーンは"戦闘服(宇宙服)の方が多いんだよね。
1/48ザカール&死鬼隊ホスイ・・・・

あとは制作上の反省点として、前にも書いたが後ハメ加工は程々に。
マスキング塗装の方が千倍ラクだよね。ってか昔はマスキングが常識だったのにね。(←その反動かもな)
そのマスキングも結局最後は筆でフリーハンドの柔らかさが好きで、面相筆もってゴニョゴニョやるんだよなぁ(面相筆の時間って楽しいからなw)
それと、これだけ加工部が多いからサフ吹くと出てくるんだよね、穴とか、平に削ったハズの瞬着盛った所とかね。
原因は、今回経時変化でヒケなどを出来るだけ防ぐために、パテは使わない事にした為。だから本来表面処理で大活躍の「タミヤパテ」を一切使っていない。
表面は基本的にプラ(&ABS)と瞬着とアルテコの粉で出来てる。サフも塗料の食い付き以上の役目は与えなかった。
まあ、過去の作品見ても特にヒケたり割れたりしている物は無いんだけどね。
次回からは表面処理にタミヤパテ使う事にするけどw
あとさ・・・工作終わってサフ吹き中に足側面のモールドがヌキの関係で上面のラインが無い事に気づいて加工するのはまだしも、
塗装終わってデカール貼っている時、NEWレイズナーの肩冷却機の赤いフィン所の側面見て
「ココに白いラインカッコ良くネ?」なんて思って見てて気づいた。
・・・・アレ?ココにスジ彫り無かったけ?・・・彫って無いじゃん・・・・って気づくのはよそうな・・・・
白ライン入れて誤魔化そうとも考えたけど、諦めて彫ったよ・・・・
って書いたら、その後ほぼ全て終わり2機並べて眺めてたら「なんかNEWレイズナーのサイドスカートの位置低くネ?」っと思う・・・
いまさら加工なんてイヤなんでな「っま、いっかw」っで一晩眺めて・・・結局次の日カリカリと加工・・・なんだかなぁ・・・

最後に
「軍人の頭は鉄かジュラルミンで出来ているのよ」byシモーヌ
バンダイのあまりにもヤル気の感じられないこのキット
同時期の同社他のキットと比べてレベルが違い過ぎる。
あまり売れない物を価格を抑えて(じゅうぶん高いけどぉ)商品化しなければならないのは分かるし、
そんな企画が通った事はスゴイし素晴らしいと思う。
極端な話、同価格で一色成型のモナカ接着キットだって良かったんだよね。
そういったコストダウンとは違った所に見られるヤル気無さは問題。
レイズナーを全く知らない(当然コダワリなんか無い)人、プラモデルの設計をした事の無い人が
”やっつけ仕事”で作ったとしか思えない。
最低限レイズナーの持ってる”記号”は拾って、設計や可動も常識的にやって欲しかった。
そんな事はバンダイなら”普通に仕事すれば”出来る事だよね。
何故こんなキット内容に今回なってしまったのか、バンダイに訊きたいけど・・・・答えちゃくれないだろうなw

昔からレイズナーはプラキットに恵まれないね・・・・
放映にも恵まれなかったけど・・・・


SPT-LZ-00X レイズナー製作へ


E-SPT-LZ-00X-B V-MAX強化型レイズナー