名物

侘び錆びの源流には順位付けがあり。
茶人が言う一楽(京焼)二萩(萩焼)三唐津(唐津焼)
とはまさしくその域に達した「名物」です。今もこれからも変わらない「格付け」で、なかなか入手できない中国製に変わる国内製に与えた称号でもある訳です。



本来の「名物」とは、中国製陶磁器、ペルシャ生地、中国製の金襴、銀欄、緞子(どんす)。お茶を習い数年経ってくると「そろそろ名物を使いなさい」と師に諭されます。



私の元へやって来たこの豪華な大徳碗皿も初おろしされる時がやって参りました。何だかちょっとドキドキしてきました、、、。
金襴緞子の帯締めながら花嫁御陵は〜♪
童謡で有名なこの歌を口ずさみ、休日午後の珈琲を戴くとしましょう。



(大徳碗皿で珈琲を飲んだ感想)
(^^;)き、き、緊張してしまいテーブルマナー講習みたいでしたー。