指や糸の名称など

 連載当初には毎回掲載していた、指や糸の名称に関する説明ページです。

〇 指の向きや糸の呼び名

 基本的に、自分の身体を基準に考えます。両手は掌を向かい合わせて指を天井の方向に向けます。

Fig.01:向きや方向

Fig.02:糸の呼び名(その1)

Fig.02:糸の呼び名(その2)

2024.06.23


〇 指の輪をひねる動作

 指の輪を半回転ひねる、1回転ひねる操作の説明です。

 「半回転ひねる」操作は、逆の手で輪をつまんで外し、パタンとひっくり返して掛け直す操作です。輪の「面」をイメージすると良いです。半回転なので、手前の糸が向こうへ、向こうの糸が手前へ来ます。回転方向が逆だと、交差の糸の上下が変わります。

 「1回転ひねる」操作は、指から輪を外しません。指にかかる2本の糸の周りをその指で1回転する感じです。

2024.06.23


〇 手を基準とした向きや方向の呼び名

 あやとり図形として対称性の高い操作をしたい場合、身体を基準とした座標系ではなく、手を基準とした座標系で記述するほうがシンプルに表現できて好ましい場合があります。ここでは手を基準とした「外側」「内側」という用語を定義します。

Fig.21:内側と外側

Fig.22:外向きと内向き、向こうと手前

 5本の指のうち、「外側の指」「内側の指」と記述すると便利な場合があります。

Fig.22:外側の指(親指・小指)と内側の指(人差し指・中指・薬指)

 親指と小指をひねる際、4通りの組合せを一言で記述できると便利です。

Fig.22:外側の指をひねる方向の組合せの表現

2024.06.23


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2024.06.23 公開
2024.06.23 更新
長谷川 浩(あそびをせんとや)


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