第25回:三手のあやとり(その1) 「7つのダイヤモンド」を題材に
(2026年4月号:通巻774号)連載3年目(おそらく最終年度)は、三手のあやとりの話から始めました。本連載「あやとりの楽しみ」では、対称性の高い幾何学的なパターンを作ることを目指しています。なので三手になっても、対称性を重視しています。
三手のあやとり
対称性重視なので、「一人の両手(右手と左手)+二人目の片手」ではなく、3人が同じ側の手を提供して取る前提で考察しています。本文中ではあまり考察できていませんが、「全員が左手を提供する」ことにして、いろいろな説明をしています。なぜ右手ではなくて左手なのかというと、自分自身の手をモデルにして写真を撮るとき、世の中のカメラ製品はシャッターを切るのは右手でないととてもやりにくいのです。もちろんリモートスイッチを用意したり、PCと連携してPCから制御したり、いろいろな手段はあります。また、撮影後に画像を左右反転するという方法もあります。 でも、ふと思いついたことを左手でやってみてそれを右手で写真を撮る、というのがやりやすかったのと、写真を左右反転すると、自分が欲しいイメージと違っていたりしたため、左手をモデルにすることにしました。取ったあやとり作品を調整したり、何か手で記録を取ったり写真を撮ったりするのに、多くの人の利き手である右手が使えるほうが好ましいのではないか、という思いもあります。
三手の「人差し指の構え」
まず、三手の人差し指の構えとは何だろう? というところから考察を始めました。
三手の「人差し指の構え」の候補1
三手の「人差し指の構え」の候補2
三手の「人差し指の構え」の候補3 この後に、三手の「7つのダイヤモンド」を紹介しますが、上の3つの「人差し指の構え」の候補のうち、どれから始めたら良いでしょうか?
7つのダイヤモンド
普通の「7つのダイヤモンド」と、左手2本で取った点対称の「7つのダイヤモンド」です。
普通の(両手で取った)「7つのダイヤモンド」 左手2本で取った回転対称(点対称)の「7つのダイヤモンド」 交差の上下が違うだけですが、違いがわかるでしょうか?
二手と三手の7つのダイヤモンド
三手で取ると、三回回転対称のあやとり作品を作ることができます。
左手2本で取った回転対称(点対称)の「7つのダイヤモンド」 左手2本で取った回転対称(点対称)の「7つのダイヤモンド」(絡み) 左手3本で取った3回回転対称の「7つのダイヤモンド」 左手2本で取った3回回転対称の「7つのダイヤモンド」(絡み) 2026.03.14
2026.03.14 公開
2026.03.14 更新
長谷川 浩(あそびをせんとや)
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