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10月9日〜12日 紅葉の山旅その1 | 10/9 平ヶ岳(2,141m) |
はじめに
今年2回目の長期連休・・・と言っても6日間だけですがね。
当初仙人池に映る剱岳を見に行く予定だったけれど、紅葉には遅そうだったので、東北方面へ変更。去年も断念して、今年もまた断念。何時の日か行ける時は来るのだろうか・・・仙人池!
平ヶ岳は本に紹介されているコースだと往復10時間、でも麓の宿に泊まると送迎があって短縮コースで行けることがわかり、これっていいかも〜〜ってことで決定。(注 有料です!)
そのまま尾瀬に足を延ばして燧ケ岳、尾瀬ヶ原と歩くことにして8日はゆっくり目に出発した。
<平ヶ岳 2,141m へ・・・>
8日は移動だけで、来年行かれるシジュウカラさんのための下見。
越後駒ヶ岳の駐車場は舗装されていて(そこまでの道も)トイレも立派なのがあった。
今回登る平ヶ岳の登山口は皇太子さまが登られた(昭和61年)こともあって「皇太子コース」とも呼ばれているらしいのと、その時にずいぶん整備されたらしい。場所は中ノ俣林道の終点。
麓の清四郎小屋に泊まると送るのみで下山は「鷹ノ巣尾根」を下り、最後小屋まで車道を約800m、10分くらい歩く。
銀山平温泉の民宿に泊まった場合はマイクロバスがそのまま待っていて時間までに下らなければいけない。当然登った道のピストン。
夏ならその方が良さそうだけれど、紅葉を楽しみたかったので、清四郎小屋にして9日朝は4時出発。もちろん10時間のコースを歩く人もいるけれど、この日は宿泊者全員が送迎を利用、うちも含めて9人だった。ちなみに山頂近くにテント場があります。
4時の出発だなんて、この秋にしては早いなぁって思っていたけれど、登山口までは悪路に次ぐ悪路で車でも1時間半、5時半に着いて、小屋で作ってもらったおにぎり食べたり、トイレに寄ったりしてたら出発は6時。4時は早過ぎる時間ではなかった。
登山口には銀山平から送ってもらった人たちが先に着いていて、賑やかだったけれど、うちが出発する時は数人しか残っていなかった。
登り始めてすぐのところから紅葉が始まった。
日が差してないのが残念だったけれどけっこうきれい。
この紅葉でも最後の鷹ノ巣尾根に比べたら・・・
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短縮コースだけあって2時間半もかからず、玉子石との分岐に到着。 急な斜面やガレ場などはなくとても歩きやすい道だった。 同じコースを下る場合は後で寄ったりもするみたいだけれど、うちは迷わず玉子石へ・・・ |
まずは地塘が現れて 向こうは中の岳と越後駒ケ岳
玉子石
危ないから乗ってはいけないとの注意書きあり。たまご石とその土台の岩はひと続きの花崗岩で、自然に出来たらしいです。(驚)
玉子石の向こうの地塘が蒼くきれい。
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玉子石から山頂へ続く道 このような大草原を歩いて行く。 |
燧ケ岳が見えるポイント・・・残念ながら山頂はガス
一番の展望場所は下台倉山。そこまでに山頂が見えて欲しい。
そして始まった紅葉
斜面一面真赤
ここまで下っても山頂はガスの中
下って来た道を振り返れば・・・当然ながら真赤
前夜小屋でお話ししたご夫婦が、送ってもらって皇太子コースを登ったのにも関わらず、10時間のコースを歩いた人より遅く帰宅してた。紅葉が素晴らしかったから・・・って話されていたけれど、納得!納得!
ホント、これじゃなかなか前に進めない。
下台倉山へ到着しても燧ケ岳の山頂は見えなかった。見えるまで粘る・・・ペーターの意気込みだったけれど、それまでの紅葉があまりにも素晴らしく、立ち止まってしまうことが多過ぎたため、粘ることは断念。
すでにこのまま下って行っても登山口に着く頃は暗くなってしまいそうな時間だったのと、雲は取れそうになかった。
そこから下は少しやせた尾根になり、下って行く道が良く見えた。
途中少しだけ急斜面と粘土質の滑りやすい場所があっって注意が必要だったけれど、やせ尾根は問題なくクリア。
ほとんど下まで紅葉が続いていて、終わったかな〜〜って思った頃登山口に到着。
4時間以上かかって下山したけれど紅葉の素晴らしさにそんなに長く感じなかった。
最後は前後して歩いていた3人の人たちとうちだけで、その人たちが車に乗ってしまうと車道歩きはうちだけになった。
そして清四郎小屋泊まりもうちだけだった。
なのに・・・
なのに・・・
前日の続きで一番狭い部屋に寝た私たち。それと言うのも荷物の移動が面倒だったので。(小屋の方は移っていいですよ、と言ってくれた)
翌日は30分ほど車で行って「御池」から燧ケ岳を目指す。どんな景色が待っているのか・・・期待大。
清四郎小屋のHP(別画面で開きます) <平ヶ岳へのアプローチ> を参照下さい。
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