「自分が何を否定されるのが苦しいのか?」その答えが見つからないまに富士山噴火装置のボタンを自ら選択したハンター達。だがマインドワープによる逃避により、彼らはボタンを押すことは出来なかった。破壊を免れたその巨大な質量は、どこまでも飛行を続ける。北極海を超え、サンクトペテルブルク上空を通過し、上昇を続ける富士山。そしてついに、月の重力ターンの影響で富士山は地球へと降下し始めた。落下予測地点はカリフォルニア州アナハイム近郊。誰の悪戯か神のみぞ知る「地球への富士山落とし」を阻止すべく、新兵器を携えた戦士たちはフロリダ州ケネディ宇宙基地に手弁当で駆けつける。それはまるでハンターが自らへ与えた試練のようでもあった。彼らの義ある無報酬のビジネスとして。
劇祭1,4,5,6とお送りした人気シリーズ「ストリートハンター」、エピソード5にして完結編。果たして、彼らは21世紀へ突き抜けることが出来るのか!見てくれよな。