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【 薪ストーブ お役立ち情報 】
I 美味しい焼き芋の作り方いろいろ
実はこのテーマは薪ストーブML会員のみなさんからご意見を募った結果の集大成です。
地域によって焼き方が違うのでとても面白い結果が得られました。その幾つかを転載させて頂きますのでよろしくお願いします。
まずは・・・
@ ○○/VCアクレイムさん
「薪の量はどれくらいですか?ストーブの中に芋が入ってる時薪はくべないのですか」の問いに対して。
その辺はアバウトというか気にしていません。巡航運転中なので適当に熾きがあって、
チョコチョコってお芋のスペース分薪をずらしたりして・・・。
焚き具合によって薪も入れつつ、時々出して、爪楊枝でつっついて、フムフムって感じです。
A ○○/アクレイムさん
アッシュピット(灰受け皿)の中で3・4時間かけて蒸し焼き
アクレイムは灰受け皿浅めなためお芋が入らないですね、
小さいお芋で是非試してみたいです。
でも、炉中と同じくらいの温度になってしまうかな〜(^^;)
B ○○@○○さん
新聞を濡らして、アルミホイルですね。
C 秋田の○○さん
濡らした新聞紙プラス乾いた新聞紙でアルミホイルすね。
D ○○@横浜さん
VCアンコールにそのまんま炉室へ・・・
E ○○さんのおじいさん
この技が面白いです、石焼き芋です。
「石焼芋用の土鍋」「なかには玉砂利が入っています」で焼きあがりは、
石焼き芋です。
F 秋田の○○さん
ダッチオーブンの中に石を詰めてお芋を入れる・・・。
以上、簡単なご紹介ですが芋をそのまま薪ストーブの炉の中に入れる、新聞紙を濡らしてアルミホイルに包んで炉の中に入れる、ただアルミホイルに包んで炉の中に入れる、極めつけは「中に玉砂利が入っている石焼芋用の土鍋」をストーブの上で焼く。更にはダッチオーブンの中に石を詰めてお芋を埋め込んで焼く。
以上が、焼き芋の焼き方いろいろですが、問題点はダッチオーブンを使った焼き方です。
それを薪ストーブの炉の中に入れるのか、トップの上に置いて焼くのか疑問が残りました。
「もし、ダッチオーブンごとストーブの中に入れたとして、ふたを開けて玉砂利をかき分け、お芋を掘り出すのは出来そうですが、焼けたダッチオーブンそのものを取り出すのは大変な作業になってしまいます。」
との指摘もあり、非常に悩んだのでした。
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そこで、「石焼芋用の土鍋」は入手出来なかったので、それ以外の上記の方法をすべて試してみることにしまた。
その結果は・・・・
1. 生の芋を炉の中に直接投入方式
これは難しいです。熾き加減と炉内スペースの問題で表面のみ黒こげになることがありました。
2. アルミホイルに包んで炉の中に投入方式
これは一番オーソドックスな焼き方かもしれません。
投入時間焼く50分で美味しい焼き芋の出来上がりです。
3. 新聞紙を濡らしてアルミホイルに包んで炉の中に投入方式
2の場合とほとんど違いが分からなかったです。ホクホク感が少し違うのか、
これはお芋で違うので実験結果的には判別できませんが、
やはり50分ほどで美味しく焼き上がります。
4. ダッチオーブンに小石を入れその中に生のままお芋を埋め込み、
薪ストーブのトップに載せて焼く方式。
これは時間が掛かります。お芋の入れる本数でも違いますが90分以上かかり、
小石後が焦げて中は蒸れたような感じです。蒸し焼き芋という感じです。
5. 4の方式を薪ストーブの中に入れて焼く方式。
これは危険でした。
小石を入れている上にダッチオーブンそのものが重いため、
焼けたダッチオーブンを炉内から引き出すのが大変で、
何より焼き加減を見ることが出来ないので大変に難しいです。
我が家の場合は炉から出すのが早すぎて失敗、結局トップに載せて焼き直し。
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以上5点の方法の評価はただの「焼き芋」を作るのであれば、2の方法が一番無難です。
革手袋で握って見るだけで焼き加減も分かりますので一番重宝で簡単に焼き芋を作ることが出来ます。
ただし、どうしても「石焼き芋」を作りたい一心に駆られてしまったため、試行錯誤を繰り返し小石を詰め込んだダッチオーブンをトップに乗せて焼く方法で試したのですが、どうも蒸し焼き風になってしまいます。蓋を閉めているため水分が蒸発せずに蒸れた状態になってしまうわけですが、蓋を開けて焼くと出来上がるまでに長時間必要です。
そんな時に、なんとストーンダッチオーブンなるものの存在を聞き、友人に頼んで買ってきてもらいました。小石を敷かなくても石鍋風なためそのまま芋をストーンダッチオーブンの中に入れて、トップで焼くこと90分、遠赤外線効果もあってとても美味しい石焼き芋の出来上がりでした。
難点は焼く時間です。4本も入れると焼き上がるのに2時間も掛かってしまいます。これではお手軽に石焼き芋を作るというわけにはいきません。
で結局、いろいろ試してみたものの、一番シンプルでお手軽な2の方式が早くて便利という点でいずれの焼き方よりも勝り、今ではストーンダッチオーブンも普通のダッチオーブンも隅に追いやられております。
いろいろ試して分かったことはシンプル・イズ・ザ・ベストということを学びました。
では次に【 J ストーブクッキングは楽しさおいしさ最高 】をお伝えします。
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