・1字決まり・・・7首 ・2字決まり・・・42首 ・3字決まり・・・37首 ・4字決まり・・・6首
・5字決まり・・・2首 ・6字決まり・・・6首
内訳は以上のとおりです。これらをいかに記憶しているかで、早く多く取ることが出来るのです。
あの「トリャ〜」の秘密、少しはわかりましたか?
『むすめふさほせ』って知ってる?
百人一首の代表的な遊びと言えば、『坊主めくり』か『カルタ取り』。ここでは坊主はほったらかしといて、カルタ取りのことを話します。
よくお正月に着物やはかま姿の人が物凄い勢いで、「トリャ〜」って感じで札を飛ばしている姿を見たことがあるという人多いと思うのだけど、コツさえつかめばあなたもアレ出来ますよ。
当たり前のことですが、百首丸ごと暗記することです。でも、ただ丸暗記しても早く取るということにはつながりません。そこで必要になってくるのが「決まり字」です。
短歌はご存知のとおり五・七・五・七・七という言葉数で構成されています。このうち、最初の「五・七・五」を上の句、残りの「七・七」を下の句と言います。
この中で、上の句の1字目がその歌一首だけしかないというものが7枚あります。これが「むすめふさほせ」といわれるもので、これらの歌は最初の1字を聞いただけですぐ下の句を探すことが出来るので、「1字決まり」の歌(札)と言います。
2字目から違うものを2字決まりの歌と言います。百人一首の中では、6字決まりの歌まであります。
トリャ〜になるために