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諏訪大社前宮: |
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昼までにはまだ少し余裕があるし、今回は古道・西街道へも行ったので もっと古い鎌倉街道を見ようという事で前宮へやってきました。 本宮よりも前に有ったという事で、前宮としたそうですが、今でも上社の神事の幾つかはここで行われるそうです。 鳥居を通り前宮本殿へと向かいます。 |
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前宮本殿。 御室社は、半地下の土室を造り12/22日から3月中旬まで、 大祝、神長官、神官等が蛇型の御左口神と冬ごもりをした所だそうです。 先ほどの蛙狩りの神事も蛇の御左口神にちなんだものでしょうか。
前宮の前を横切る道が鎌倉街道で、鎌倉街道を小町屋墓地まで行ってみます。
小町屋墓地には、元禄16年の年号の入った立派な名号碑と石仏が並んでいました。 諏訪には、高島城築城の際多くの石塔が使われたので、築城の有った文禄以前の石塔は見かけないそうです。 ここ、古道に面した街道でも、あるのは元禄ですから100年ほどたってからのものになります。 下社の大祝が、皇族関連の人につがれたのに対して、上社の大祝は神族によって受け継がれ、 小町屋は上社大祝に直属する家臣達の屋敷地だったそうです。 現在の前宮は、昭和7年に伊勢神宮から下賜された材で建築されてものだそうです。 江戸時代には、御左口神と前宮が中には有ったそうですが、今は前宮だけだそうです。 |
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諏訪照雲頼重の供養塔。 御室社をちょっと右に下った所に諏訪照雲頼重公の供養塔がありました。 なんでも、このあたりで多数の石塔が見つかった中のひとつだそうです。 諏訪氏には頼重公は2人いた様で、一人は武田信玄に敗れ、頼重院に葬られた戦国時代の頼重で、 ここに出てくるのは、さらに古く南北朝時代に、北条時行を奉じて中先代の乱を起こし、 足利尊氏に敗れた南北朝の頼重の方だそうです。 |
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横山先生自然観察教室: |
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シロツメグサとアカツメグサ。葉の出方がちがいます。 今日もあちこちで、花や昆虫達に出会いました。 そこで、さっそく教室の開講です。 大国主社で見つけたミヤマイラクサ。 神宮寺跡で見かけたタケニグサ。 イラクサは触るといらいらするからイラクサだとか、オヒタシが美味いそうです。 タケニグサは、黄色い汁を出して毒性もあるのでウジゴロシとも言われるそうです。 ハルジオン。 ヒメジオンと違い茎が中空。 前宮前で見つけました。 タツナミソウ。 神宮寺の坂で見つけました。 ミゾホーズキ。 |
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ジョウカイボン。 古い種の虫、主に肉食だとか。 ゴマフカミキリ。 法華寺で見つけました。 |
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ちょっといっぷく:マリオローヤル会館 |
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今回は、茅野のマリオローヤル会館での昼食です。 ヘルシーな寒天主体のお料理だとか、 前回(第六回)上社を訪れた帰りには、赤彦記念館で立川音四郎種清の彫刻展をやっており、 それを見学しましたが、今回は。先生が立川彫刻の横山コレクション60数点のうちから11点を選んで見せて下さいました。 そこで、まずは作品の説明をしていただいた後で、素敵な作品に囲まれながらの食事となりました。 |
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横山コレクション:立川流彫刻展 |
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今日の主人公、二代目立川和四郎富昌の作品。 富昌の建築は、今日の上社幣拝殿、秋宮神楽殿、矢彦神社、武水別神社等マリオ倶楽部で訪れた所も多いです。 寺社彫刻も木目を生かした素木彫刻として完成させた達人だそうです。 秋宮幣拝殿を造った初代立川和四郎富棟の作品。 三賢者。 富昌の次男・立川専四郎富種(啄斉)の作品。 富種の孫の立川義清富尚の作品。 四代目立川和四郎富淳の作品。 最後は、女人具象彫刻家・七代目 立川義明氏の作品。 今日は、素敵な彫刻を見るだけでなく、素晴らしい作品に直接ふれながらの観賞も出来ました。 午後からは雨がついに降ってきましたが、帰る途中に車の中から、 大隅流の富士小松工務店さんのお家を見学してのお開きとなりました。 感謝!感謝! |
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