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三区騎馬行列見学:凱旋騎馬 ・町無形文化財 |
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午後からは、マリオさんから出発する行列の見学をします。 騎馬行列は、大名行列の様式を伝えているものだそうで、石高により人数も決められていたそうです。 御柱になんで騎馬行列なのかというと、御柱の曳航にあたり、 高島藩主・家老・大祝・奉行・高遠藩等の騎馬隊が出て警護にあたったのだそうです。 それに、氏子達の寄合騎馬も参加して、祭に花をそえたものだそうです。 明治に入って、藩も無くなり、騎馬行列は無くなったそうですが、 次の明治11年の御柱には再度復活したのだそうです。 上社では、中川神宮寺・四賀上桑原、下社では一区下の原・三区友之町の 氏子衆がその伝統を守っているのだそうです。 行列は、幡持1人、先払2人、色傘1人、重藤弓1人、挟箱4人と続きます。 |
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騎馬長の矢崎さんに解説をして頂く中を行列は進みます。 三区の騎馬は、凱旋騎馬と呼ばれるそうで、一区が出陣騎馬で、縦揺れで威勢よく前進すものに対し、 緩やかに、腰を落として横揺れで進むのが特徴だそうです。 |
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赭熊の芸。 | |
横波は、動きは優雅かもしれませんがやっている方はかなりきつそうです。 挟箱の後には、長槍6人、赭熊3人、徒歩4人が続きます。 赭熊の芸。 こちらは、前の毛槍部隊と違い、ちょっと重労働。 槍の目方は? 徒歩衆の後には、殿様、馬方、若党2人、後槍1人と続く様ですが、 馬が興奮しているとかで殿様は入口から出発。 |
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その後は、曲傘6人、草履取りの6人が続きます。 沓籠1人が、紙吹雪をまきながら通った後に、曲傘の二人が芸を披露していきました。 最後は曲傘二人で、相方の草履取が見あたらない所をみると、 これも後継者難で草履取りが不足したのかもしれません。 行列は近くで、騎馬落としも披露、暑い中これから町内を一回りする様です。 |
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