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中の妙見堂。

 

妙見堂は、観音堂の横の方にある鞘堂に収まっていました。

流れ造りの、軒唐破風の立派なお堂でした。

小さな隙間から見るので、ちょっと大変でした。

本堂の阿弥陀堂。

 

ここには五輪の塔(武士の墓)が沢山並んでいました。  

五輪とは、空輪、風輪、火輪、水輪、地輪の5っを表すのだそうです。  

中国風に火輪の屋根が上に上がっているのは、新しいのだそうです。  

妙見堂の裏には、堀を巡らせた弁天島がひっそりとありました。

五輪の塔の奥の道を上った所に、鎌倉時代のこの地の豪族の滋野一族の供養塔がありました。  

石造の宝塔で、長野県宝にも指定されているものだそうです。  

このあたりは、カタクリ等の自然探勝園ともなる所だそうで、

さっそく横山先生がマムシグサの講義をして下さいました。

津金寺は、以前訪れた山梨の津金山・海岸寺とは同じ木で作られた千手千眼観音(行基作)

が納められているお寺だそうで、日本最古の学僧の養成所だそうです。

 
大門稲荷:

落合橋から、左に入り信玄の棒道の大門街道を上がった所に大門稲荷はありました。  

ここのお堂も、二代立川富昌の作だそうで、ちょっと暗い鞘堂の中に立派なお堂がありました。   

ここは、長門町の有形文化財に指定されているそうです。  赤い鳥居の奥の一段高い土俵が目をひきました。

帰り道:大門峠・仏岩  

 

帰り道は大門峠へと、弓張渓谷を上ってくると左側に巨岩群が見えてきました。  

その中で、山頂に幾つもの岩の突起が見えるところにやってきました。   

仏岩だそうで、山頂には県宝の石造宝篋印塔があるそうです。   

植物も珍しいものがあるそうで、またの機会のお楽しみという事になりました。

最後は、霧ケ峰からのすばらしい眺望を堪能しての旅となりました。

感謝・感謝。

 

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