2019年 ウッドウイル 試聴用スピーカー
ウッドウイルの試聴室に常駐させる2019年最新型ハイエンドスピーカー この試聴機を参考にお客様の多様なご希望に添って特注製作を行います .ウッドウイルの試聴室に常駐させる2019年に開発製作した最新型ハイエンドスピーカー。 楽器のリアルな生音、演奏会場の広がりや奥行き、感動的な躍動感をお伝えします。 是非、初めての方も、来られた方も試聴室に来られて聞いてみて下さい。 .スピーカーユニットはフランスEMS社の励磁形20cm口径フルレンジユニット。 http://www.emspeaker.com/ems_products.html .ウッドウイル独自の評価基準である最高峰の「総合グレード6」のエンクロージャー。 http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/enkuro-menu.html .音質改善メカ 「 MGES 」の最新型で有る「MGESコンプリート仕様」を搭載。 http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/MGES-Main.html .仕様 .使用ユニット:EMS社 LB8EX MKU .エンクロージャー:ラウンド構造密閉型(試聴用特別仕様のバッフル交換式) .音質改善メカの最新型「MGESコンプリート仕様」搭載 .定格入力:40W連続 .インピーダンス 8Ω .SPL感度:93.8dB .外形寸法 :本体W400xD490xH900/ベースW520xD570/全体高1000 mm .外観について a.頑強な製作手法、成形合板ラウンド構造によるハイエンドエンクロージャー。 b.本体←→ベースはMGESコンプリート仕様による機械的絶縁構造。 c.可変式スパイクピン/受皿による防振+高さ調整。 d.試聴機として他ユニット搭載可能としたバッフル(バーチ30mm厚)交換式。 e.仕上げは個人的嗜好から輸入車の色を再現(仕上色は任意です) .音質改善メカ「MGESコンプリート仕様」について 概要はMGESのメカと合体したスピーカーユニットは支柱を通してベース板に連結、 スパイクを通して床につながります。大幅に減衰させたユニット振動を床に流します(仮想機械的アース)。 エンクロージャーは機械的に絶縁された状態でメカ構造に蓋をする様に被せます。 ユニットはエンクロージャーの助け無しで自立、エンクロージャーは空気室を提供するだけの動作を行います。 組立完成後の様子からは信じられ無いでしょうが、ユニットとエンクロージャーを機械的に絶縁しています。 エンクロージャーとベースも機械的に絶縁しています。 「MGESコンプリート仕様」は単純な木の箱では無く、木材と金属部品の複雑精緻な機構を持つ作品です。 .音質改善メカ「MGES」の種類 .「MGESコンプリート仕様」 a.MGESの基本構造でスピーカーユニット全体の作用反作用振動を吸収減衰させます。 b.ユニットフレームの機械的歪で生じるフランジ周辺もMGES基本構造体と連結、振動を吸収減衰させます。 c.MGESコンプリート仕様は新規製作時のみ対応出来ます。 .「MGESフル仕様」 a.MGESの基本構造でスピーカーユニット全体の作用反作用振動を吸収減衰させます。 b.ユニットフレームの機械的歪で生じる振動には未対応。低域の振動は減衰するも中低域迄の影響は残ります。 c.MGESフル仕様は新規製作時のみ対応出来ます。 .「MGESハーフ仕様+コンプリート仕様」 a.MGESの基本構造でスピーカーユニット全体の作用反作用振動を吸収減衰させます。 b.ユニットフレームの機械的歪で生じるフランジ周辺もMGES基本構造体と連結、振動を吸収減衰させます。 c.MGESメカと合体したスピーカーユニットを支える支柱を省き全体構造を簡略化します。 d.画像の木材はエンクロージャーの補強材をイメージした物で、これを利用したり製作したりを検討します。 e.この仕様は既存のスピーカーにも対応出来る事が有りますのでお問い合わせ下さい。 .「MGESハーフ仕様」 a.MGESの基本構造でスピーカーユニット全体の作用反作用振動を吸収減衰させます。 b.ユニットフレームの機械的歪で生じる振動と、MGESメカと合体したスピーカーユニットを支える支柱を省き、 全体構造を簡略化します。 c.画像の木材はエンクロージャーの補強材をイメージした物で、これを利用したり製作したりを検討します。 e.この仕様は殆どの既存のスピーカーにも対応出来ますのでお問い合わせ下さい。 .「MGESコンプリート仕様」の音質改善効果について。 .スピーカーシステムの音質はエンクロージャーの性能で低くとも50%の影響を受ける。 ウッドウイル起ち上げ直後は30%〜40%と考えていましたが19年間の経験により今の考えに至りました。 バスレフ、密閉、内容積などの基本を押さえた後、材質と構造の検討も完成。 .残りはエンクロージャーとユニットに生じる振動歪みです。 1970年代前後のスピーカーはユニットから発する音と同量の音がエンクロージャーから出ている事が、 実測から分かって驚愕。 .ユニットのフレーム構造は当時や現代でも貧弱な物が多く有りますので、 ユニットの作用反作用によって生じる振動の影響は大きな物と考えます。 .物理現象には狙った効果以外の現象が生じそれが性能を阻害します。 自動車内燃エンジンの例:振動、熱、音、回転方向と逆の力等々は求める回転運動を阻害します。 .物理現象にはこんな弊害も生じます。 陸上短距離走のスタートの例:足を乗せるスターティングブロックが地面に強固に固定されていないと スタート時の脚力が逃げてスタートダッシュが出来ない。 .結論として、 .ユニットの振動板が動く事により常にその反対方向(反作用)への力がフレームに加わる。 .その作用により振動板のスタートダッシュが弱まり反応の鈍い音質になる。 .反作用運動の振動がエンクロージャーを振動源とさせ、ユニットの音と重複して音を濁す。 同時に逆位相で有るこの振動はユニットから出る音楽成分をキャンセルしてしまう。 .MGESは反作用運動を大幅に減衰させて上記の音質劣化を防ぐ。 「MGESコンプリート仕様」はエンクロージャー振動を約40dB(1/100)以上減衰させる事が出来ます。 .詳細説明は上記リンク先を参照下さい。 |