静岡その２

「静岡」その２　静岡割りで焼酎を飲もう

　今回はお酒の話をしてみたいと思う。この世に酒がある限り、私は幸せのひとつを感じるのである。体のためならどんな食事制限もいとわないが、禁酒だけは絶対にガマンできないだろうと思う。だからこそ、常日頃から体調管理に気を配りながら、うまい酒が飲めるよう日々精進をしている（笑）。そんなわけで、酒ならば日本酒、ビール、焼酎、ワインとなんでもござれである。

　焼酎の飲み方も千差万別である。個人的には芋焼酎をお湯割りで飲んでいるが、ほかの銘柄は水割りがほとんどである。甲種焼酎であれば、ホッピーで割って飲むのもいい。そんな焼酎の飲み方に「静岡割り」というのがある。焼酎を緑茶で割って飲むというのが「静岡割り」とのことで、静岡独特の飲み方なのかといえば、別にそうでもなさそうであるのだが・・・。

　ただし、ペットボトルのお茶や沸かしざましの茶ではなく、緑茶の粉を溶かして飲むというスタイルが「静岡割り」。こうした飲み方の焼酎は静岡で初めてお目にかかったので、とても新鮮に感じたのである。緑茶で割った焼酎はマイルドで、驚いたことに翌朝も酔い覚めがすっきりしている。これもまたお茶の効果なのであろうか？

（この項おわり）

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