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お勧めの旅！４７都道府県別ガイド＜あの町この味 |
| 「紋別」 漁期限定の北海の幸 |
| 北海道の夏の味覚のひとつに、北海シマエビというのがある。やや大きめな甘エビくらいの大きさで、主な産地は北海道東部のサロマ湖や野付湾の浅瀬だという。このエビは、夏の一定期間のみ漁が認められており、漁の期間中は湖や湾内にスクリューのない打瀬舟が繰り出している姿を見ることができる。 北海シマエビはその名のとおり、背から尻尾にかけて鮮やかなシマ模様がついている。茹で上がった姿は真っ赤で、シマ模様が余計にくっきりと現れ、見た目にも実にきれいである。野付半島では、刺身や北海シマエビ丼といった食べ方もあるようだ。 今回、紋別市内の料理屋では、北海シマエビの塩茹でというそのまんまの料理を味わった。殻つきのエビを丸ごといただくわけである。身はさほどびっしりという感じではなく、やや泥臭いような印象もあった。が、さっぱりした味わいでなかなかの美味である。夏が旬というシーズン限定の味だけに、この時期に当地を訪れた人はぜひとも見つけて味わってもらいたいものである。 （この項おわり） |
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