長岡

「長岡」　元祖という名の定番お菓子

　オフィスＯＺ（※旧タイトル、現在は旅道楽ノススメ）は、店の名前など固有名詞は極力出さない方針である。なぜなら、当ホームページはあくまでも非営利であり、それなのにあえて宣伝をしてやる必要がないからだ。しかし今回の長岡編では、固有名詞を出さざるを得ない。まあ、私が改めて宣伝したところで、別に大勢に影響はないほど超有名な味覚ではあるが。

　新潟の銘菓といえば、柿の種である。私も貧乏だった学生時代には酒のおつまみとして重宝したものである。その柿の種の元祖といえば、長岡市に会社のある浪花屋製菓の柿の種だ。黄土色をベースにした農村風景を描いたイラストと、缶入りでおなじみのお菓子である。数ある柿の種のなかでも、やはりこの浪花屋の柿の種が最もおいしいと私は思う。

　新潟は隣接県のため、何度も訪れているが、そのつど必ず買ってくるのが元祖柿の種。使っている米が違うのか、それとも醤油に工夫があるのか、何度食べても美味い。最近では、チョコ柿の種や激辛柿の種など、バリエーションも豊富になってきているようだ。でもやはり、缶入りのオーソドックススタイルのものが私は最もおいしいと思っている。

（この項おわり）

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