幾度願っただろう、絶望の中で

幾度望んだだろう、忌まわしき鎖から解き放たれん事を

幾度流しただろう、自分が舞わせた自分の血を

幾度、輪廻の輪に帰ろうとしただろうか

永遠に繰り返される悪夢に、呪縛に、縛られているのは・・・

自分一人でよかった

何の罪悪感も無く、終わらせられるから・・・


DARK SIDE
第6話
「堕ちたる者・前編」











それは平穏だ、それは穏やかな時

それは脆い、まるで綺麗なガラス細工のような美しさと脆さを持つ

それは砕ければ醜く、形も無くなる

平和とは、平穏とは、そういうものなのだろう・・・

だが彼の心はまだ、穏やかな時を知らない・・・












その日は、冬も厳しさを増してきた頃だった

明日にはもう冬休みで、皆休みの予定などを飽きもせず良く話していた

その中で、取り残されたように凍り付いていた空間

引き合うも、引き離そうとするその微妙な空間は、クラスの中から完全に疎外されていた

両者、何も話さない、何か話題でもあればよいのだろうが、そうだとしても、

方や「恋人」でありたいと願うなら、方や「友人」である事すら否定しようとする

そう言えば最近は襲撃も滅多に無くなった、

前回、準が来たのを皮切りに、連中の襲撃はぴたりとやんでいた

「なんか大きな動きのある前兆だぞ、たぶん」

と、諦は言っていた

そう思えた、何か秘策でもあるのだろう、冷治には、極度に警戒して、寝付けない日々が続いた

一応諦がいれば何とかなるかもしれないが、残念ながら冷治は諦をこれっぽっちも信用していない

自分で何とかする、と思っているのだ

ある種の傲慢だが、見方を変えれば責任感が強いとも取れる

そんな、緊張と不安で満たされた日にそれは起こったのだ

冷治が、一番恐れていた事態が
























月明かりと、街灯からもれる光が路地を照らす

その中に冷治はいた

いつものように何か考えがあるわけではなく、囮と言う意味もあるのかもしれない

ただ、気分でそこにいた、そこに居ただけだ

響いているのは、自分の足音

それだけだ

何も考えない、考える事など無い

と、自分にそう言い聞かせていることそのものが考えていることなのだが

とりあえず彼は、永遠に続いてそうな薄気味の悪い路地を歩いていた

ふと耳を澄ませば、別の足音が聞こえるのが分かる

いつもなら、気にもとめない、辺りは闇だが時間は8時、こんな時間帯なら、

全く関係のない人間が同じように路地を歩き、偶然会ったとしてもおかしくは、無い

だが彼は、その足音が、何処か聞き覚えのある音のような気がした

無論人の足音など、そうそう記憶できるものではない、第一靴の材質や床の材質、

その他諸々の様々な条件によって足音と言うのは多種多様に変化する

諦のように、気配や気を察知する能力があるとしても、特定の人物を判別することはまず不可能だ

だが冷治には、その足音の主が誰かはっきりと分かった、本能とでも言うのだろうか

その足音の主が、彼の予想と同じである事を確証付けたのは、彼が後ろを振り向いた時だった

月江だった、前にも同じように夜道でばったりと会った事が会ったが

そう言えば前は何故あそこに居たのか聞けなかった、色々あった内にそれを聞くのはすっかり忘れていたが

冷治はそのことを思い出し、いつもと変わらぬ口調で言った

「何でこんな所に居る?」

いつもの声だ、だが、走ってきたのだろうか、息を切らした月江は、何も話さない

これも前と同じようなことだ

冷治は、これ以上の詮索は止めておいた

「・・・じゃ、公園にでも行くか?」
「え・・・?」

冷治の意外な一言に、月江は意外そうに返答する

「何処か、落ち着ける場所にでもと、思ったんだが」
「あ、そうなの・・・、じゃ、行く・・・」

やはり前と同じように、彼女の顔は暗かった

まるで何かに絶望したような顔だった

恐らく、前に会った時より尚、暗くなってる

「・・・行くぞ」

そう言わなければついて来そうにない月江を心配しながら、冷治は夜道を歩き出した

月江も、冷治が歩き始めてから、後を追う様に歩き出した
















公園も、路地と同じように闇に染まっており、所々点在する街灯のランプと月の光が僅かな照明となっていた

そんな中、二人はいた

二人はとりあえず、適当なベンチに腰を下ろす

そしてしばしの沈黙が流れた後・・・、

口を開いたのは、月江の方だった

「・・・の」

しかしそれは、小さくて、聞こえない

冷治は、何を言ったのか聞く事も出来たが、あえてそれを聞かない

「寒いの」

今度は、はっきりと分かる言葉だ

それは、前、冷治の家に来た時も同じ事を言っていた

「・・・ねぇ、冷君」
「何だ・・・?」
「長話、してもいいかな」
「ああ、構わない」
「ちゃんと聞く?」
「聞くよ」
「・・・家族の話でも?」

その言葉が出た瞬間、冷治の顔が曇る

だが暫くして、無言で、静かに頷いた

月江は一度、小さく笑った後、話を始めた

「私は、小さい頃に両親を亡くした事は知ってるよね?、
その後、私と日香と、二人で親戚を転々として、でもずっと一緒だったのよ」

話をする彼女の顔は、どこと無く虚しい

だがそれを気にする暇は無い、肉親を憎む冷治は、強く拳を握り締める

他人の話でさえ嫌悪してしまうほどに、彼の憎悪は激しいのだ

それは両親然り、兄弟、姉妹然り・・・

だから彼女の話も無論、苦痛だ

「・・・そう、一緒だった」

そう言って、月江の顔は曇る

「話して嫌な事なら言わなくていい」

冷治の言葉は、相手を気遣っているように聞こえるが、彼の場合は、湧き立つ不快感から逃げるための方便だ

月江は、首を横にふる

「あなたに聞いて欲しいの、だから・・・」

彼女の、今にも泣き出しそうな脆い眼差しの中には、確かな意思を感じられる

そんな彼女を見て、冷治は「続けてくれ」という

月江は、一度、大きく息を吸う

「・・・今住んでる家は、昔住んでた家で、どうしても忘れられないからって、住んでるの、
二人とも、ずっと一緒にいようねって・・・、
けど、日香は、どんどん私から離れていく、私は、どんどん離されていく、
あの子は、血の繋がった姉妹より、血の繋がらない友人を選択してしまった・・・」

月江の、その手は震える、目からはもう、涙が滲み出していた

彼女の言葉は、ある種で詭弁だ、そんなことを言えば、血の繋がっていると言うだけで優遇されるべきなのか、と言う事にもなる

答えは無論、ノーだ、冷治ならそう答える

大切なのは、当人がいかに大切に想っているかと言う事なのだが、この場合、月江は優先された日香の友達に嫉妬の念を抱き、

それがどういう訳か日香の方へ向いている

だが、冷たく、理路整然とした、独善の混じった言葉で即刻否定できる彼女の言葉を、冷治は否定しなかった

心のどこかで、冷遇されてきた自分を重ねてしまうからだ

「私は今日ね、あの子に聞いたの、どっちが大切なのって言ったら、どっちも大切だって・・・、
どっちかにしてって聞いたら、そのうち喧嘩になっちゃってね・・・、
運悪く、友達も来てた、私は追い出されるように、家から出ていったの・・・」
「・・・・・・」
「ずっと一緒だって思ってた、けど、けど・・・、
一人に、なっちゃった・・・」

その一言を言うと、遂に彼女は泣き出す

そんな彼女を見て、冷治は静かに、口を開いた

「それがどうした?」

それは、あまりに冷たい言葉のように取れた

その言葉に、月江も少し泣き止み、目を見開き、冷治の方を見る

「・・・それがどうしたんだ?、お前には、まだ代わりがあるんじゃないのか?」
「え・・・?」
「・・・今なら俺の本音を言えそうな気がするよ・・・」
「何・・・が?」
「俺は欲してるんだ、辛くても、悲しくても、どんな時でも大丈夫って慰めてくれる人が・・・」
「・・・・・・」
「けどな、けど俺は他人を突き放していた、そんなの夢想だって、俺の苦しみ、分かる奴なんていない、絶対、捨てられるって」
「私は・・・」
「けど欲しかったんだよ、側にいてくれる人が!」
「私が、私がなる!」
「・・・・・・」
「あ・・・・・・」

その言葉が放たれたとき、しばし、時が止まった、

そして、二人、穏やかに笑い始める

そして、ひときしり、笑った後

「両想いだったんだな・・・」
「早く言えばよかった、そしたら、もっと気が楽になれたのに・・・」
「そうだな・・・」

二人とも、今まで見せたこともないような、穏やかな顔をしていた

そして、顔を向き合わせる

「これから、なんて呼べばいいのかな?」
「はぁ、そんな離しか、君の好きなように呼べばいい」
「じゃ、これまでどおり、冷君・・・」
「ああ・・・」

冷たい夜風が、二人の間を駆け抜ける、

しかし二人の距離は、急速に近くなっていく、そして、もうすぐ重なろうとした、その時だった

黒い疾風が駆け抜け、月江の姿が、消える

冷治は即座に違和感に気付き、即座に立ち上がり周囲を見回す

「フフフ、何をしている・・・?、冷治」

不意に、名前を呼ばれ、冷治は声のしたほうへ体を向ける

「き、貴様はぁ・・・!」

その姿、月夜に浮かぶそのシルエットに、冷治は憎悪の顔を浮かべる

黎治、それは「ジャスティス」の若きトップエリートであり、冷治の、実の兄であった








「貴様は!」
「ククク、動くなよ、動けば、人質が死ぬ」

黎治が、陰険な笑みを浮かべる、その腕には、眠らされた月江がいた

「ククク、貴様が恋人を作ってくれて助かった、お陰で当初はまず不可能だと思っていた人質による脅迫が可能となったのだから」
「当初は不可能・・・?、諦を使えば貴様も諦も一度に始末できて良かったんだがな!」

冷治は、憎しみを込めた言葉を言い放つ

その言葉を受け、黎治は首を横に振ってから

「残念だが、静谷諦に限っては人質として確保する事は不可能だ、
力の無い惰弱な存在ならまだしも、静谷家の一族としての役目を完全に全うしている奴を相手にするのは、
限りなく無謀かつ、自殺行為なのでな」

相変わらず、引見で下品な笑みを絶やさ無い黎治

だがその放たれた言葉に、冷治は妙な点を感じる

静谷家の一族としての役目

それを全うすることがすなわち脅威らしい

「と言うわけで、恋人になりたてのこの女は人質として利用させてもらった」
「・・・何が目的だ」

冷治の言葉に、黎治がにやりと笑う

「ククク、貴様を殺すことが目的でないことには気がついていたか、
まぁ、悪い話ではない、お前には協力してもらえれば良いのだ」
「協力だと・・・?」
「そう、貴様の中には、神を殺せる力がある」
「神を、殺せるだと?」

黎治の言った言葉に、冷治は畏怖と驚きを感じる

自分の中に、そんな強大な力が存在するなど、思っても見なかった

「最も、貴様の協力無しには難しい、
動だ冷治、神を殺せる、すなわち神を超える力、それを手にすれば、この国ならず、全ての宇宙の支配も可能」
「いきなり全宇宙に話が飛ぶほどご大層な話か、だが断る、
俺には、ただ平穏があればいい」
「そう言うと思ったよ、だから、人質を取った」
「ク・・・!」

言うと、黎治は銀に輝く刃物を月江の喉元に当てる

一瞬で、彼女の命は奪われる

「どうしようもないのか・・・!」
(いいや、ある)
「・・・!?」
(ああいう奴は、人質を取ると動かないって考えるのがオチだ、なら、期待を裏切ればいい)
「・・・何だ貴様・・・」
(まぁ、今回ばかりは少し難しそうだが、俺の辞書に、不可能と女の文字は無い)
「何を・・・」
(代われ、俺が全て終わらせてやる!)

冷治の脳裏に響く、黒い声、その声に飲まれるように冷治の意識は遠のいてゆく

漆黒の霧が辺りを覆い、全ての光が鎖される

そして霧が晴れ、代わりに現れたのは、前に、諦と話していた黒髪の男だった・・・

「現われたか、神を超える者よ、だがこちらには人質がいる」

黎治が待ち望んだ時を迎えたのだろう、その顔は喜びに満ちている

「ククク、人質?、だからなんだ・・・」
「!?」
「そんなもので俺は、止められない・・・!」

男は叫び、刹那、その姿は消え去る

あまりの一瞬の出来事に黎治は反応できない

「轟け、黒の魔剣・・・!」

その声が、闇の声が響いた瞬間だった

黎治の腹部に強烈な何かがぶち当たり、ニ、三歩、よろめく

「ぐぅ、これが奴の力か・・・!、まあいい、今回は見物、こちらに人質がいる限りは、奴も本気は出せまい・・・」

続いての連撃を予測した黎治は、攻撃が繰り出される前に自らの周囲を固い岩盤で覆わせる

「ハァーハッハッハ!、神を超えし者よ、そして冷治!、人質を返して欲しくば、私にその力を捧げるのだな!」

醜い嘲笑が響く、男は構わず自らが生み出した漆黒の刃を振るい、闇の衝撃波を生み出す

岩盤は砕けた、しかしそこに黎治も、月江もいなかった

「逃げたか・・・、フン、臆病者めが・・・」

男は憎々しげに言い放つと、背後の気配に気付き、振り向く

そこには、巨大な黒い影が、男の身の丈の優に五倍はある巨大な化け物が、立っていた

その姿は犬を模した猛獣と思える、前足、後ろ足、胴体や頭部が認識でき、丁寧に尻尾もついている

「随分とでかい置き土産をしてくれるが、無駄だ」

男は吐き捨てるように言い放つと、高く飛び上がる

そして一閃、常闇の剣が光、巨大な化け物の右の前足を切り裂く

直後、バランスを失った怪物は倒れ伏す

男は間髪いれずに頭部へ剣を一刺し、そこに「核」があると思えたからだ

こいつは間違いなく、物使いと呼ばれるものが作り上げる化け物、ならばそいつには存在を形作る核を持ち、

それを砕けばいかに強大な存在と言えど一瞬で消滅する

だが、黒髪の男の予測に反して、頭部を幾度突けど、その怪物が消えることは無い

理由はただ一つ、そこに核は、無い

男がその考えに至った時にはもう遅かった、逆に核があれば無限の再生能力を有するその怪物は、

切り裂かれた右の前足と頭部を瞬く間に再生させ、男に喰らいつく

「ちぃ!」

男はその掌から薬莢に詰まった漆黒の霧を放つ

それは致死効果は無いが、毒ガスの一種で、ありとあらゆる感覚器を一時的に麻痺させ、敵を撹乱させるその霧は、逃走にも攻めにも使える

この場合の使い方は無論、攻めだ

霧が現われてから晴れるまで、約五秒程度、その間、怪物の動きは完全に停止

その間に、男は剣を轟かせたのだ

黒い霧は自分にも効果がある、しかし慣れさえすれば、ある程度感覚を動かせる

それに、毒というものは気合と根性でどうにでもなるものだ

轟いた漆黒の刃は、怪物の胴体を一刀両断にした

その身の丈の差からは考えられない凄まじい一撃と、華麗な剣舞

怪物は二つに分かれ、当然、動けるはずも無い

しかしここで、勝った、と早とちりしなかったのが、この黒髪の男の強さであった

二つに分断された胴体は、即座に接合、再生

ここにも、「核」はない

再生させ、間髪いれずに放ってきた怪物の鋭い爪を紙一重でかわし、

男は距離を置く

(頭にも、胴体にも核は無い・・・か、だとすると・・・)

男は、怒りの顔をあらわにし、地面に落ちれば蒸発する唾液を垂れ流しながら迫る怪物を睨みながら策を練る

頭、胴体、めぼしい所は全て斬った、しかしどれも間違い

だとすると何処か、男は怪物と距離をなるべく取りながら考える

ふと、そこに丁寧にもつけられた、淡く光る尻尾が見えた

(光・・・!)

月光は大地を照らす、しかしここまで美しく輝くのは、宝石か何か、そう、それこそ核だと、

男は思ったのだ

核の材質は何でもいいが、資金だけ有り余り才能し欠しい下郎は大抵、核に無駄に貴重な鉱石を使うものだとは、

黒髪の男は、物使い、ダークサイドのことに関しての知識が乏しくとも、

すぐに予測できた

そして、黎治とか言う男がそういう人種だとも、男はすぐに理解した

ならば迷う必要など無い

男は足を止め、距離をつめる

向こうは、ある程度の距離に迫った時、飛び掛ってくる、そう踏んだ

「グオォォォォォォォォ!!!」

この世のものとは思えない雄たけび、それが聞こえたのを合図に、怪物は飛翔し男に喰らいかかり、男もまた、天を翔ける様な高さまで飛ぶ

高さは、男のほうが断線上だった、すぐには状況の飲み込めない怪物は、着地のショックで轟音を鳴らしながら、倒れ伏していた

「この世に轟け・・・、淀み飲み込む黒の龍、
黒龍斬!」

男の持つ漆黒の刃が一層黒く光り、それは月夜の闇にも映える純然たる「黒」を演出しながら、龍を形作る

そして黒き龍は怪物の尻尾を狙って飛び掛る

その先端に輝く、淡く輝く光、それを龍は、一気に飲み込み、破壊する

「滅べ、虚構より生まれし、命無き物の怪!」

男がそう叫んだ時、犬を模した怪物はバラバラと崩れ去っていく

後に残ったのは、怪物が破壊した公園の残骸だけだった

男は軽やかに着地すると、辺りを見回す

もう、敵と呼べるものはそこには存在していないようだった

「さて・・・、どうするか」

男は面倒臭そうに言いながら、その場から姿を消した




















冷治が目を覚ましたのは、自分の部屋だった

一瞬、全てが幻想とも、夢とも思えた

悪い夢を見ていただけだ、そう、自分を言い聞かせようとした

しかし、意識が覚醒するにつれて、その現実ははっきりと実感させ、

そして彼の心を、えぐる

何気なく、時計を見る

午前8時・・・、朝だ

「・・・やるしかないな」

冷治は独り言を呟くと、武器を一本手に持ち、彼女を探しに出かけた・・・











次回予告

投げられた手紙

そこには全てが記されていた

冷治は単身、そこへ向かおうとする

しかしそれを拒む者がいた

「一人で抱え込むな、どうしてもと言うのなら俺を倒してみろ」

怒りも露にそう告げる時の戦士を前に、冷治は・・・

第7話「堕ちたる者・後編」










F「ふぅ、第六話も終了」
諦「予定ではあと19話だ」
冷「続くのか?」
F「やるしかないでしょ、あんな事言われりゃ」
冷「それはそうとして、かなり強引だな」
F「うーん、愛の為に死ねる朝を、捜し求めているのさ〜」
諦「それ、Gガンに流れてた曲だろ?」
F「滅茶苦茶カッコ良いです、もぅ、Gガン見るとテンションが上がって上がって仕方がない」
諦「そうでSKY」
F「やるか?」
諦「ウム」
F「流派!、東方不敗は!」
諦「王者の風よ!」
F「全新!」
諦「系列!」
F+諦「天挟狂乱!!!」

見よ!、東方はぁ!、赤く燃えているぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!








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