第18章「あにいもうと」
A.「セシルとセリス」
main character:ろう・ふぁみりあ
location:いんたーみっしょん
はいどうも、ろう・ふぁみりあです。
今回のインターミッションは「幻獣について」―――にしようと思ったんですが、予定を変更して「セシルさんとセリスさん」についてです。「例の “セシルとセリスって似てるの?” って、コメントの話?」
おやティナさん、呼んでもないのにコンニチワ。
「何度同じやりとりさせる気?」
いや、こうでも言わないと、ここに登場しているのがティナさんかどうか解らないじゃないですか。
座談会の時見たく、頭に名前が付いているわけでもないし。
こう言われるのがイヤだったら、次からは登場時に自己紹介してくださいよ。「言われてみればそうよね」
・・・次があるとは限りませんが。
「あ、あるもん!(涙目)」
それはともかく、セシセリが似てるのかどーかと言う話ですが。
「その前に質問があるんだけど、なんであの二人が似てるとか言う話になってるの?」
実は忘れました。
「・・・ちょっとちょっと?」
いやー、どこかでローザさんがそんなような意味のことを言った気がするんですが。
「名前ネタじゃなくて?」
名前ネタじゃなくて。
でも、おそらく何年も前の話なので、フツーに忘れてます。あっはっは。「改めて考えると、この小説って6年くらい続いてるのよね・・・」
小学校入学した人が、中学生になるくらいの年月。なのに完結してない。
「或る意味、凄いといえば凄いけど―――まあ、いいや。それで、結局セシルとセリスって似てるの?」
それではまず、こちらのコメントを見て頂きましょうか。
セシルとセリスの類似点…二人とも、母国を裏切ってるとか。ゲームしょっぱなで。
セシルとセリスって、二人とも孤児ですよね。孤児で、二人とも暗黒剣とか魔導とか妙な力を手に入れて、軍で出世して、結局出奔する…かなり似てると思いませんか?(実は、FF6やってその後FF4やったとき、セリスってセシルを女の子にして恋愛要素いれたのでは…と思ったりしました。私の個人的印象ですけど(笑)
8章かどこかで、カインさんがセリスさんについて、戦いになると別人みたいに人が変わるところがセシルと似てるって言ってましたよ〜
追加。同じ8章で、ギル公も「人への接し方が似てる」って言ってますよ〜
セリス将軍とセシル王の共通点、また発見。どっちも惚れた相手が絡むと駄目になる!!セシルはヘタレになるし、セリスは乙女に!!(私は実はロクセリ嫌いだけど♪カインと皮肉言い合ってるほうがいいなぁ)
最初の二つが原作的な類似点で、後の三つがFFIF的な類似点ですな。
「8章でカインが言ってるのは、普段は冷めた様子だったセリスが、夜襲を仕掛けるとゴルベーザに進言した時、好戦的な発現したのを見てカインが呆れたのよね」
カインさんが「モンク僧を舐めていると痛い目を見るぞ」的な発現をした時、セリスさんが「雑兵如き我らの敵ではない!」と断言したと。
「それで、セリスの事を “戦いになると性格が違う” と感想を抱いて、セシルも戦いになれば普段の “優しさ” が嘘のように非情になれると思い出して、同じだと思ったのよね」
もう一つ、ギル公の発言は臆病者のフリをした “演技” を見破られた時に言ったもの―――まあ、ギル公は普通に臆病だがな!
「見下すことも、見上げることもしない、ただありのままの相手を見るから、偽りの演技に惑わされることもない―――って話よね」
最後のは・・・どうなんでしょ?
別にセリスさん、ロックさんに惚れてるわけじゃありませんし。現段階では。「まだ気になる存在、って所よね」
ちなみに原作的な類似点の方は、私も似たような感想抱いたり。
祖国を裏切るし、軍のNo.2っぽいし、一人寂しく海岸に流れ着くし(笑)(セリスさんはイカダでだけど)。
・・・そーいえば、FF4とFF6って、FFシリーズの中で “海上を自由に渡れない(船や海チョコボ等がない)” って共通点がありますよね。「最後のはどうでも良いでしょ」
まあ、そんな感じで、特に深くは考えず「あ、この二人って似てるじゃん」とか思って、1章で二人を引き合わせたりしたわけですが。
「じゃあ、最初から。セシルとセリスって “似てる” って設定だったの?」
“最初は” ですね。
今はあんまし似てるとか似てないとか考えてません。実は。
とゆーか、セシルさんの方が色々吹っ切れたせいで、性格がかなーり変わってきてるので。「あー、確かに。じゃあ、結局の所、セシルとセリスはあんまり似てないって?」
うーん・・・どうでしょう?
「どっちなのよ!」
セシルさんが王様になる前だったら、まだ似てるところはあったんですけどね。
コメントにあったことの他に、二人ともローザさんが苦手なところとか。「・・・今は、セシルの方はもう、ラブラブモード全開だものね。ふふ、うふふふふ・・・(暗い目で笑)」
怖ッ。
あ・・・あと、意外に感情的な所も。
他人の事を、我が身の事のように本気で怒ったりとか。「あー、ゾットの塔で、ローザに対してセリスがマジギレしたシーンとか?」
そそ。
でも、あんまり似てるって程、似てるってワケでもないよーな。「じゃ、結論は」
似てるよーな似てないよーな。
「だからどっちよ!?」
まあ、昔は “似てる” って設定だったけど、その設定はいつの間にか風化してしまったことで一つ。
「無責任にも程があるわねー・・・」