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Einige Canonische Veranderungen
uber das Weinacht-Lied:
Vom Himmel hoch da komm ich her.
クリスマスの歌「高き御空より我は来たり」による
カノン様式の変奏曲
BWV769

BGMはコラール旋律にバッハが和声付けしたものです。(BWV248-No.9)

1747年頃に作曲された、ハ長調の変奏曲です。
オルガン用の曲で、全曲を通じてペダルを用います。
5つの変奏はすべてカノン様式によって作られており、
いわゆる「ゴルトベルク変奏曲」のカノンによる変奏と類似しています。

「高き御空より我は来たり」は以下のように4行からなるコラールです。


原曲はニ長調です。

5つの各変奏はこのコラール全曲を用いています。以下はその概要です。
赤字のタイトルをクリックすると曲の詳細を表示します。
タイトル 拍子 声部数 様式
Variatio1 in Canone all' Ottava
a 2 Clav. et Pedal
12/8
2+1
8度のカノン
Variatio2 in Canone alla Quinta
a 2 Clav. et Pedal
4/4
2+1
5度のカノン
Variatio3 in Canone alla Settima
a 2 Clav. et Pedal
4/4
2+1+1
7度のカノン
コラール旋律以外に
自由旋律あり
Variatio4 a 2 Clav. et Pedal
per augumentationen in Canone all' Ottava
4/4
2+1+1
8度の拡大カノン
コラール旋律以外に
自由旋律あり
Variatio5 L'altra Sorte del' Canone all' rovercio,
1)alla Sesta, 2)alla Terza, 3)alla Seconda, 4)alla Nona
4/4
2+1
6度、3度の反行カノン
2+2
2度、9度の反行カノン
2つの自由旋律あり
5
コラール各行の
ストレット

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