■光造形式 UV 3Dプリンター購入〜 |
数年前に、フィラメントタイプの3Dプリンターを購入して大活躍していますが、
UV3Dプリンターの繊細な仕上がりにも魅力があるので、実験的に1台購入してみました。
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今回購入したのは、QIDI3D S-box
2K 10.1インチLCDを使用していて加工サイズが、 一般的な低価格UVプリンターと比較しても、 外観はとてもな丁寧な仕上がりで、 |
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![]() 加工面積が大きい関係で、 本体サイズもそれなりに大きいです。 更に大きさに比例して重量もありました。 日本語対応ではありませんでしたが、 フロント左下にはUSB端子があって |
![]() UVレジンを流し込む入れ物や、上下移動する構造など、 それなりに信頼度の高いパーツを使っている感じでした。 |
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![]() 本体左右には取手があり 移動がとても楽です。 |
![]() 背面は電源スイッチと、AC100V入力、 排気用のファンがありました。 |
![]() 購入時に同梱されていた付属品(一部) |
後々助かったと思ったのが、豊富な付属品でした。 日本語の説明書なとは一切ありませんでしたが、 仕上げに無水アルコールかIPAで洗浄が必要ですが、 |
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付属していた動画ファイルを見ながら設置とソフトインストール+初期設定も終わったので・・・
▼早速、印刷▼
UVプリンターの仕組みは多少理解していたものの、実際にプリントアウトするのは初めてなので、
付属していたUSB内にあった豚のキャラクターを出力してみます。
![]() スライサーソフトは「ChiTuBox」でした。 |
![]() 付属していたUVレジンを流し込みます。 |
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![]() USB内のデータ一覧から今回のキャラクターを選択して タッチパネルをクリックしてスタートです。 実行中はUVライトで照射している部分のイメージが |
![]() 地道に同じ作業を繰り返して UVレジンを硬化させています。 |
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![]() 綺麗に仕上がったUVレジン仕様の物体です。 |
単4形電池より高さが低い物体でも、 784層をUV硬化させているので、 5時間40分程度費やして完成しました。 それにしても、フィラメントタイプに比べると UV3Dプリンターは2次硬化が必要のようで、 別途、UVライトを所有していないので、 それにしても、動作中はファンの音は
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▼後処理▼
フィラメントタイプの3Dプリンターと違って、一番面倒なのが出力後のUVレジン回収と洗浄です。
ろ過フィルターを使ってUVレジンを元の入れ物に戻したり、UVレジンを流し込んだ入れ物も綺麗に洗浄する必要があります。
![]() 無駄なくUVレジンを回収中〜 |
ゴム手袋をしながら、無水アルコールとハケを使って、 スクレーパーや入れ物、出力した製作物を 丁寧に洗浄して、次の作業が支障ないように備えます。 今回思ったのですが・・ |
他にも3Dデータを出力してみましたが、繊細さは期待以上の性能でしたが、
出力するまでの工程はフィラメントタイプのプリンターに比べると大変な感じでした。
今後、使用する場所や出力サイズ、形状に合わせて2種類のプリンターを選びたいと思います。
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▼ちょこっと改造▼
付属品が豊富だったのは本当に助かりましたが、パッと使えるように付属品は身近に置いておく必要があります。
ただ、3Dプリンターは設置場所を決めていないので、使用する時に毎回保管所から持ってきているので、
付属品を他の箱に入れておくと何かと不便なので、プリンター本体と付属品が合体出来ないか検討しました。
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液晶パネルの操作性を考えたのかデザインを重視したのか不明ですが、
この空洞部分を利用しないのも勿体ないので、付属品が収納できるスペースに利用してみます。
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フィラメントタイプの3Dプリンターを使って印刷してみました。
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![]() ダイソーのペン立てを合体させました。 |
![]() 他のパーツもネジ止めします。 |
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無水エタノール入りのスプレーボトルや、ドライバー、6角棒レンチ、スクレーパーなどが3Dプリンター本体と一体化できました。
これから何かと3Dプリンターが役に立つことを願いたいです。
ただ、今は真冬で作業には不向きなので推奨温度の季節になったら製作をしたいと思います。
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