■押したくなるスイッチ第2弾 「仮装大賞パネルと審査員ボタン」の製作 〜 道のり6

▼仮装大賞パネル製作の続き〜上BOX部分▼

仮装大賞パネルの一番上にあるBOX部分を作ります。金色に塗装された「丸枠に十字」のデザインが特徴です。


これは本物の上部BOX部分です。(参考写真)
気にして番組を見ている人は少ないですが、
この部分を作らないと、
仮装大賞パネルとは言えないですね。

3DCADソフトを使って似たようなデザインに仕上げてみました。
(色合いは適当なので気にしないでください)


この部分だけ3Dプリンターで作ります

ブリンターで製作できるサイズの制限上、
3Dデータを4分割にして製作しています。
(1個作るのに6時間30分掛かっています)


1日目は2個作って時間が終わってしまいました。

やっと、3個目です。道のりは長いですねぇ〜

この木材部分も、北零WOODさんから材料を購入してカットも依頼しました。


ポリランバーと、シナランバーです。

左右の板を接着剤で固定

箱になるか、仮組立中です。


接着したい面をヤスリ掛けします。

クランプを利用して硬化まで待ちます。

微妙な高さのズレを調整中〜

塗装する前に、全体をパテ盛りをして凸凹を消します。


ポリパテを利用して・・・

久々のパテ盛り作業をしました。

耐水ペーパーで綺麗に研磨します。


金色の缶スプレーを利用

2〜3回程度、重ね塗りをしました。
天気の良い、暖かい日だったので、
硬化が早く、作業は順調に進みました。

当初は、レーザー加工機で、
MDF板をカットして何枚か重ねてから、
左のような形状に削る予定でしたが、
3Dプリンターを使用して正解でした。
綺麗な円や四角、十字のデザインに
なっています。

上・中・下BOXの3点セットだと重量があり過ぎて一人ではセッティングが大変そうなので、
上部BOX部分とメインBOX部分は、移動設置が楽に出来るように分離できる仕組みにします。


つめ付きナットを購入

木材にハンマーで叩き入れます

ケース内側からネジ止めします。

6角ボルトx3本で、ガチっと固定が出来上がりました。移動する際は電ドリでボルトを緩めれば分離が可能になります。

▼バックライトの製作▼

本物の仮装大賞パネルには存在しない機能ですが、3Dプリンターで作った上BOX部分を夜になると点灯する仕組みを追加します。


処分する予定のノートパソコンから
液晶パネル部分だけを取り外しました。

実際には、バックライト部分しか欲しくないので、
液晶パネル部分は分離します。

冷陰極管はチップLEDに変更するので、
この部分も取り外しします。


上記が冷陰極管です。

これで、反射パネル部分だけになりました。


横幅を短くしたいので、枠をカットします。

拡散用の板も同様にカットします。

多少、横幅が短くなりました。


今回利用するLEDバー

調光基板も一緒に購入

LEDバーを反射パネル内に入れます。


試しにバックライトを点灯させてみます。
ムラなく綺麗に点灯しているようです。

大判プリンターを利用して
バックライトフィルムに模様を印刷

薄手のMDF板にバックライトフィルムを
両面テープで貼り付けます。


3Dパーツを合体させて・・・

LEDを点灯させると、こんな感じです。

まぁ、カッコ良いのかカッコ悪いのか不明ですが、深夜、ぼゃぁ〜と上部が点灯しているのも悪くないと思います。

先ほど完成した「バックライトパネル」を固定する為のパーツと、裏蓋をネジ止めするパーツを3Dプリンターで作ります。


3D-CADも慣れてきて、
簡単な形状はパッと作れるようになりました。

こんな感じのパーツが出来上がり。
ナットが入る構造です。

四角ナットを何個か購入
 


ギュッと、ナットを入れます。

角の部分にネジ止めします。


バックライトもネジ止めできました。

表側から見るとこんな感じです。

ポリロールテープを用意して・・・


カット面に綺麗に貼り付けます。

枠の部分が綺麗に白くなりました。

バックライト制御基板と、DC端子をBOX内部に固定します。


バックライト制御基板に
調光用VRも追加で取付しました。

ネジ止め出来るように
パーツを追加しています。

バックライトパネル裏側に両面テープで、
基板を取付けてDC端子はネジ止め。

シナランバーを利用して、金色の突起物部分を再現します。


18mm厚のシナランバーを利用
 

屋外で金色に塗装中〜
 

金色に塗装完了
(内側の見えない部分は塗装していません)

これで、上BOX部分は完成です。

無駄な機能も追加したので、
製作に時間を費やしてしまいました。

それなりに雰囲気の良い
ケースが出来上がりました。

後日、続きの作業をします。

この続きは「押したくなるスイッチ第2弾 「仮装大賞パネルと審査員ボタン」の製作 〜 道のり7」で紹介します。

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