■押したくなるスイッチ第2弾 「仮装大賞パネルと審査員ボタン」の製作 〜 道のり12

▼8DINコネクターからRJ45ジャック変換アダプター▼

制御コントローラーBOXの背面にあるI/O端子を全てDIN端子で作っているのですが、
後々、RJ45ジャックに仕様変更したことで変換アダプターが必要になりました。


3D-CADでRJ45用のケースを設計

こんな感じに3Dプリント

RJ45ジャックにケーブルを配線


ケースにRJジャックを取付け

蓋をしてケースの完成

逆側には8DIN端子をハンダ付け

DIN端子からLAN端子に変更したことで、市販品の低価格ケーブルが信号線に利用できるので、
変換アダプターの製作は面倒でしたが、後々は楽になるハズです。

▼効果音用のオーディオアンプ▼

特にアンプ部分は自作せず、トーンコントロール付きの低価格なアンプを購入しました。


aitendo HY2001B (10W+10W)

今回はモノラル音声なので片chのみ利用

元々、おもちゃに内蔵していた音源を大音量で鳴らすので、音質は期待出来ないと思っていましたが、
意外と実用範囲の音質で合格した時のサウンドを大音量で聞くと結構感動する迫力がありました。

▼ワイヤレスコントローラー用の受信機▼

ミニチュア版・審査員用の押しボタンコントローラーは、全てワイヤレスで動作しています。
受信機がないと信号を受信出来ないので、制御コントローラーBOXに取付ける加工をします。


野村エンジニアリング TS03GRx-PH
ワイヤレス受信機は
315MHz特定小電力無線モジュール
野村エンジニアリングの
TS03シリーズを利用しています。

受信機側は、送信機側のIDを30台まで
登録可能なので、今後コントローラーを
増設しても余裕で対応が可能になります。

今回注文した受信機は、
基板にアンテナを内蔵しているタイプです。

 


基板を入れるケースを設計します。

3Dプリンターで収納ケースを作りました。


ID登録用に追加基板を自作します。

押しボタンSWなどをハンダ付け

追加した基板をケースに取付

追加した基板には、ID登録用のスイッチ以外に、モード切替ジャンパーピンや、
3.3V仕様の3端子レギュレータの回路も搭載しています。


8DIN端子の付いたケーブルをハンダ付け

これで、外部受信ユニットの完成です。

▼審査員得点受付開始用LEDのカバー取付▼

高輝度/広角の赤色LEDは未点灯時は透明樹脂が丸見えなので、赤色の拡散キャップを取付けます。
ただ、φ8mmのLEDには赤色の拡散キャップが見当たらず、細長いシリコンキャップで代用します。


岩田製作所 GA0312X150-P

LEDのサイズに短くカットします。

8mmLEDに取付してみます。


点灯させると綺麗に透過しました。

17個の高輝度LEDに赤色キャップをして完成です。

これで、本物っぽいデザインになりました。

 

最後に、記念撮影+動作チェックで「仮装大賞パネルと審査員ボタン」の長い道のりも終わります。

今回、紹介している製作以外にも作業工程は沢山あったのですが・・・、一部抜粋して公開しました。

完成した写真は、押したくなるスイッチ第2弾 「仮装大賞パネルと審査員ボタン」の製作 〜 道のり13(完結編)で紹介します。

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